ひとひらの想い

2004年01月26日(月) 生き方

女の生き方の選択って、たくさんあるんだなあと思いました。
テレビを見てて、私もふと40才になった自分を思い浮かべたりしました。
何して生活してるんだろう?

結婚してるのか。
出産してるのか。
仕事をしてるのか。
病気をしてるのか。
離婚をしてるのか。
その前に生きてるのか。

私はたぶん、子供は産まない。
今のところの考えなので、いつ変わるか分からないけど
よく「女に生まれたからには子供を産みたい」と言うが、
私の中に限って言えば、その考え方はありえない。
子供が欲しくなるとすれば、結婚してしばらく経った時に
「子供が居たら、もっと楽しいだろうな」と思えた時じゃないかな。
でも、2人で居て幸せだったら、おそらくそんな考えは生じない。
と思う・・・。
それに、自分が子供の頃、手塩にかけて育てられた記憶がないので
子供に対しても愛情の注ぎ方が分からないし
今やってるドラマじゃないけど、子供とまっこうから向かい合えない。
結果、最悪な方向へ向かいそうで、怖くて産めない。

テレビの中に、「パートナー」と呼ぶ彼と、結婚はせず同棲してる
女性の姿が有りました。
仕事も安定した会社員ではなく、派遣社員。
年令は30代後半。
彼女の価値観は、少し前の私そのものでした。

日本の社会って、女がひとりで生きていくには
まだまだ足りない部分が多い。
昨日も年金の番組をやってたけど、熟年になってから離婚をすると
女性のほうにはほとんど年金が支払われないって言ってたし。
自分の分を旦那さんに負担してもらってるわけだから
それは当たり前なんだろうけど、それにしても・・・。
年金が欲しければ離婚するなって言ってるみたいだ。

私は結婚しても、働けるうちは自分で稼いで、自分で税金を払って
相手と対等な関係に居たい。
「養ってやってる」なんて死んでも思われたくない。
(今はどうなんだ?という疑問はおいといて)

だから家事も、同じようにやってくれる人と結婚がしたい。
仕事から帰ってきても、ご飯を食べてテレビを見て寝るだけなんていう
人だったら、いくら好きでも結婚はしない。
そのほうがうまく付き合っていけそうだから。

こんな事を言ってる時点で、私もきっと歳なんだろうなあ。
気持ちよりも、その人と居ることで自分がどう生きられるか、ていう方に
重点を置いてしまう。


もっと若い時は、好きって気持ちだけでいられたのに。
好きだけじゃ生活は出来ないって、気付いてしまったからだな。
夢よりも現実の重みを感じます。


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