ひとひらの想い

2004年01月28日(水) たかが・・・されど

夕べ、すぐに寝れば良かったのに
布団に入っても何かしてから寝たくなる癖があり
何気なく手に取った漫画本を読み出したら止まらなくなり
1〜7巻まで全部読んでしまいました。
気がつけば夜中の3時半。
うわ〜。

読んだのは、むか〜し好きで揃えた「瞬きもせず」という漫画。
女の子は知ってる人、多いのではないかと思う。
何回読んでも、場面場面で切なくなる名作です。

今日は本の整理をしてたら、「地球へ」という
SF漫画が出て来て、これも読破。
1、2巻しか持っていなくて、たぶんその後も続いているんだろうけど
これはアニメ(おそらく映画になってテレビでやってた)で見たのが
最初で、当時小学生だった私にはかなり衝撃的な内容だったので
いろんな意味で印象深い作品です。
自然分娩がなくなってたり、親がコンピューターで選ばれたり
記憶を消されたり植え付けられたり、子供のころは
面白いというより、怖いという印象のほうが強く、あんな世界が
ほんとに来たら、自分はどうなってしまうんだろうかと
真剣に考えたりしてました。

でも、普通でないものを排除していくシステムは
未来を描いてるこの漫画の中だけに存在しているわけではなく
今も変わらず存在している。

たかが漫画。
されど漫画。
今とこの漫画の中の世界は、1本の糸で繋がってるように思いました。


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