夜、彼と夕食を食べ始めたところで私の携帯が鳴った。 実家の母からだった。
母方の親類の叔父さんが、交通事故で急死したという連絡だった。 お通夜、告別式の連絡。 母は仕事の都合で告別式だけ出席するという。
その叔父さんは婿養子だったこともあって、私や母とは直接の血縁関係はない。 それどころか、私は大人になるまでその叔父さんの存在を知らなかったぐらいだ。 だから、言葉を交わしたのもおそらくほんの数回だけだったと思う。
それでも、あまり親戚の人たちとは話せない私に、仕事はどう?とか個人的な話をふってくれたり お茶請けのおしんこをぶっきらぼうに勧めてくれたり、自分の息子の結婚写真を 見てやって、と嬉しそうに広げたり、他の親類の悪口は言わない温かさを持っていて 私の身内にしては珍しく男を感じさせる人だった(まだ若かったし)。 もし、違う立場で違う場所で出会っていたら、ちょっと恋心を抱いてしまったかもしれない。
事故はとても突発的なもので、即死だと聞いた。 その日に限ってという行動がいくつかあって、何かがおかしかったらしい。 きっと家族はとても悔やんでいるだろう。
今年、私の中で想いをかけている人が亡くなるのは2人目だ。 しかもどちらも急死。 なんだろう、この虚無感。 未だに全部を受け入れられていない気がする。
人の命は永遠じゃないから、今を一生懸命生きろって神様が言っているのかな。
叔父さんのご冥福を影ながらお祈りします・・・。
|