―No,―

2004年07月09日(金) 晴雨

移り変わる空に罪は無くて日々違う配置の雲や空色を眺める
折れた針を直そうとして 通れない穴を埋めようとして
結局何も出来ないままほったらかし

知らぬ間に増える痕 僕が望んで増える痕
どちらも何らかの証であって
証明するものにしかならなくて
深く深く残るものではないの

ゴミ箱に捨てたゴミ
戻ってくることのない
大切だったものを廃棄処分

すべては過去形であって現在形ではなくて
未来形のことを会話に出すのは少なくて
原点は過去に戻ってるじゃない
拒絶しても現実は現実でしかないの

どれだけ流れても消えなくて
あの窓際の席が僕を思いださせて
同じ席に座ってたかと思うと震えそうだった

またあのときの音を奏でてる
真っ白な知らない部屋で
2人とも知らない未知の領域のこと
断片的ながら未だに残ってる

「初めまして」「ばいばい」
そんな言葉の繰り返しの中で生きてる
貴方は今 呼吸をしていますか


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まじゅ

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