―No,―

2004年12月11日(土) 死角

片手で数えられなくなりそうな月日
浸水しだす、ねつ造された過去とあたし
水面下で繰り広げられる言葉に耳を傾けれない

幼き日々を嘲笑いたい今 嘲笑えるほどの余力も無い
月明かりを忌み嫌うようになった日が昨日のように想える

決して大人ではなく子供でしか無かった
故に持ち合わせていた果断さが君を傷付けた
二度と呼ぶことの無い名前が全てを呼び戻してる

棘(いばら)の毒素は抜けず 血液と共に循環する新たな毒となる
降り注ぐ雨が消してくれるのなら月明かりの元でも雨に打たれよう


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まじゅ

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