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| 2004年07月21日(水) |
『West Side Story』(少年隊プレゾン) |
<時間>1幕80分、休憩20分、2幕50分 <場所>青山劇場L列-20番 <出演> トニー:東山紀之、ベルナルド:植草克秀、リフ:錦織一清 マリア:島田歌穂、アニータ:香寿たつき アクション:赤坂晃、チノ:佐藤アツヒロ Aラブ:生田斗真、ペイビージョン:東新良和 ドク:斎藤晴彦、クラブキ巡査:長江英和 グラッド・バンド:迫英雄、シュランク警部補:渡辺哲
(ジェット)佐々木重直、青山航士、佐々木誠、薗部祐之、 後藤健流、安江友和、澤地孝博 (シャーク)中村元紀、島田祐樹、横山敬、長内正樹、 前恵治、マイケル、蝦名孝一
下道純一、鈴木智美、奥山寛、徳永由貴、宮菜穂子 瑠菜まり、松本菜穂、水木加陽子、紀元由有、吉原彩香 柳田陽子、汐夏ゆりさ、山本沙奈子、谷絵利香(エニバディーズ) 水野江莉花、シルビア・グラブ
貴重なチケット握り締めて、行って来ましたWSS。 目当ては香寿アニタ。映画版しか見たことないけど、 ベルナルドとアニタにしか興味ない話だったから。 L列って遠くないか〜?と思っていたのですが、 行ってみたら ちゃんと生オケが入って前列が潰れてて、 11列目どセンター段差有りという、なかなか好きな席。 さてこれで、好き嫌いとは別の次元で、単に退屈したら、 それは純粋に舞台が悪かったということだよなぁ。
でも全体的には、期待が低かったのもあるだろうけど、 楽しめた。¥15,000分には満たないけど、結構 満足。 やっぱり、ヒョロッと薄べったくて背の高い若い子たちが 何していいか分からなげにウロウロと つるんでれば、 それだけで「らしく」見えるんですよね。個々の演技は ダメでも、歌や踊りのモブがいけてるから楽しい。 ベルナルドとリフが消えた2幕は、更にそうかも。 ジェット団の子供たちが歌う♪クラプキ巡査どの、 なんて、ロクに歌詞も聞こえない子が多いのに、 なんかバカバカしくて楽しくて、いいなぁ〜って思うし。 Aラブの生田君が成長してて、いい味出してたと思う。
ただ、それに対して年長組はどうかなぁ? 予想よりすごく頑張ってた。それは確かに認める。 でも、それだけでいいんだろうか?って思っちゃう。 「少年隊PlayZone」だから、頑張って成長した 少年隊たちが見られれば、それでいいのかな?
ヒガシ様、やっぱり立ち姿がきれい。白シャツ1枚で ただ立つだけでかっこいい。♪Something Comingとか ♪Mariaとか、ソロは記憶より随分と声も伸びていて、 よく頑張ったなぁと思わず感動してしまうくらいの成長。 でもやっぱり歌穂マリアと並ぶと辛い。緊張感がないし。 幸せいっぱ〜いって部分は、彼のかっこよさも手伝って 結構うっとり幸せに見ていられたんだけど、後半辛い。
あと、なんでヒガシだけ黒髪のままなの? ジェットは皆 髪の色を抜いて、トニー&マリアの夢の 世界で似たシャークと色合いの衣装を着ても 人種の区別がつくようにしていたのに、何故か ヒガシだけは今どき珍しいほど真っ黒の髪だから、 マリアと並んでも違和感ないし、シャーク系のよう。 赤坂晃ほど真っ金にしなくてもいいけれど、なぜ、 少し茶色くすることもできなかったのか、とても疑問。 歌穂さんは、ガンガンに厚化粧して濃い顔に見えるよう 努力してたけど、それでも同人種に見えて気になる。
緊張感がないっていうのは、少年隊全員に言えるけど、 特に錦織リフは、妙に落ち着いていて貫禄ありすぎ。 体型云々の問題ではなく、1人だけおっさんだった。 ♪Coolなんて、リフがいなきゃいいのにと思ったよ(苦笑) 植草ベルナルドは、予想より遥かに良かった。 記者会見での公約通り、きっちりと痩せた体を披露、 チャキリスの記憶を忘れれば、結構 見られる踊り。 何より、3人では一番、必死さから来る真剣さが見え、 それが若さにも少し通じていたように感じられた。 ただ問題は、相手役が良すぎたんだよね・・・。 身長以上に小さく見えてしまったのが悲しかったかも。
香寿アニタは、期待していって十分応えてくれました。 もともと おいしい役どころであることは確かだけど、 体育館でのダンスとかでは目を引く華やかさがあるし、 色っぽくて かっこいいお姉さ〜ん♪を存分にこなして。 彼女の演技力が浮いちゃったらどうしようかなとも 思ったけれど、ドクの店にマリアの伝言を伝えに行く 場面も、動き主体のジェットとのバランスが良くて、 客観的にだけど素直に場面の辛さが見えてきたと思う。
まあ、そんなこんなで、少年隊以外は良かった(笑) 少年隊は「よく頑張りましたで賞」。プレゾンだから可。 アツヒロは「何を見ても同じ演技」と友人に言われて、 非常に同意するけれど、私はどうやらそれが好きらしい。 シャークの中では地味で みそっかすな真面目君の 雰囲気が、逆に新鮮に感じられて好感度大だったし。
女性陣はアンサンブルまでさすがにしっかりしていて、 ♪アメリカのロザリア(宮菜穂子)なんて、とても目を惹いた。 個人的に、ちょっと応援している横山敬さん(シャーク団)が マリア&トニーの夢の世界で、2人の他に2人×2組だけで 青山劇場舞台真っ平らに全部使って踊る場面に出て、 堂々と踊っていたのが、とてもとても嬉しかったかも。 もともと、すごく好きな内容ってわけじゃないし、 予想していた分以上には満足させてもらったと思います。
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