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■記憶
青く晴れ渡っている空に 吹く風にぬくもりを感じたら あの頃の懐かしかった夏の頃を思い出す 風が止んだら桜の木の下で 懐かしかった春の日を思い出す それは遠い過去の現実で 過ぎ去り日は戻らないんだってもう一度 実感させるんだ 白い雲がひとつ 頭上高くに浮かぶのが見えれば 肌寒い秋の夜を思い出す 大勢の笑い声も何処か聞こえていた ひとときひとときの 一部分の様子が断片のように 明確に思い出される あの頃のたくさんの人々 この場所で今は一人 静かに時は流れていく もう二度と戻れないでしょう 青く高く晴れ渡っている空の下では 一人では寂しすぎるんだとあの人は泣くんだ 青い空の下では遠く深く蒼い湖の記憶を 思い出させるんだ
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