僕の世界

僕は 僕の世界観の中で自由に歌う
社会はいつも次の交錯の中で
微妙に僕に触れる
僕の歌声はすずめのさえずりみたいに
小さくて すぐ消えてしまう
どんなに考えても
どんなに素敵な詞でも…
こうして誰もが 毎日を過ごしているのだろうか
何にでもなれるって信じていた頃…

「本当は私も凄くない」なんて
乾いた言葉に 僕はまたうんざりしてる
僕は真実を手に入れたい

僕は今 この世界で余りにも小さすぎる
小さく黒い粒になっている
黒く汚くなっている
僕は君が思っているほど純粋なものではないよ
だから真っ直ぐな君を汚してみたいと思う
もっと汚れてしまえばいいと思う

僕の世界観の中で君は自由に歌っている
愛さえ知らない僕に
この先何が出来るって言うんだろう
こんな世の中になってしまって
間違っていると思っても
この怒りを何処にぶつければいいんだろう
そう見える自分がおかしいのだろうか
誰がこんな風にしてしまったのだろう

それでも

僕は 僕の世界観の中で自由に歌う
それは
小さくて すぐに消えてしまう



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