■■■
■■
■反抗期
反抗期の休まる事を知らぬ朝
伸びきらぬ体 うつろな瞳
ポケットに手を入れることが僕の青春
今日も変わらぬ自分に無性に腹が立ち
疲れた体で
また行くあてもない
反抗期の朝
誰かがついて来るのが不安で
また 誰も居ない事を確認して
白い道をただ探す
いつの間にか母の顔を忘れ
いつからか父の声が思い出せず
人はいつ大人になるのだろう
反抗期の朝
今伸びているのか生命に・・・
小さな感情が廻り出す
白く真っ直ぐな道に
先へと跡を付けている
ただそれは人知れぬ
反抗期の休まる事を知らぬ朝
| |