反抗期

反抗期の休まる事を知らぬ朝

伸びきらぬ体 うつろな瞳

ポケットに手を入れることが僕の青春

今日も変わらぬ自分に無性に腹が立ち

疲れた体で

また行くあてもない


反抗期の朝

誰かがついて来るのが不安で

また 誰も居ない事を確認して

白い道をただ探す

いつの間にか母の顔を忘れ

いつからか父の声が思い出せず

人はいつ大人になるのだろう


反抗期の朝

今伸びているのか生命に・・・

小さな感情が廻り出す

白く真っ直ぐな道に

先へと跡を付けている


ただそれは人知れぬ

反抗期の休まる事を知らぬ朝



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