ネコヤシキ日笑
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朝遅くから家族で山あいの温泉へ。 少し雨模様のなか、川沿いの温泉宿の露天風呂は貸し切り状態で、のんびり。 昼食に出遅れて、どの店もものすごい混みよう。 車でずいぶんと走って、穴場の蕎麦やを見つける。 いつもの茶店で、いつもの杏仁豆腐。
夜、父親が、いきなり、彼のきょうだい(私の叔父叔母)たちの死にようや歳の話をしはじめる。 この夏、父のすぐ下の弟が身体の不調を苦にして自死し、その次の週だかにいちばん上のお姉さんが老衰で死んだという。お姉さんは、子どもがお経を憶えたいといって自分が詠んだお経のテープを流しているときに、眠るように逝ったという。あと、もういつになるかわからない兄姉がいるという。 糖尿病、高血圧、緑内障の体質、がんで逝く人はいない、という。 父も心臓が悪く、視野が狭くなっている。 おまえは長女だから余所の葬式でどんなふうに挨拶があるかなどよく見ておくように、とのことだ。 あまり備えたいことではないが、承った。
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