今日のウォーキングコースの途中には呑屋さんがある。
(いくつかあるマイコース(?)のひとつだ)
周りは静かな住宅街。ぽつんとその店は存在している。
ビニール製の看板には「お食事処」とある。
だけどいつも飲んだくれたオッチャンのご陽気な声(?)が通りまで響いている。
店先には壊れたような自転車が放置してあり、
発泡スチロール箱が乱雑に積み上げられている。
そして暖簾がちゃんと垂れ下がっているのを見たことがない。
いつもガラスの引き戸に挟まっていたり絡まってよれていたりするのだ。
ある日のウォーキング中、店から出てきた女主人らしき人と遭遇した。
たぶん店がはけて帰路につくところらしい。60年配くらいだろうか。
えらく前衛的な髪型をしている。(つまりぐちゃぐちゃ)
どれどれに酔いつぶれたオッチャンを引き連れ
(ダンナさんか、お客さんかよくわからないけど)
「さっさと歩け!」と乱暴に追い立てている。
私はその横をウォーキングで通り過ぎながら
(うまく言えないけど)イヤじゃないなあと思ったのだ。
今日同じようにその店の前をウォーキングで通りかかったら
にゃんずが集まっていた。茶トラと白サバにゃんだったかな?
見ると店先に沢山ごはんの乗せられたお盆のようなものが置かれていた。
そのごはんをにゃんずは一心不乱に食べていたのだ。
その光景に私は先日自分のかんじた感情に合点がいったような気持ちになった。
いつものように酔いどれオッチャンの雄叫び(?)と、ごちゃごちゃの店前だ。
にゃんずのことは別として、もうちょっとどうにかしたら?
って思わなくはないんだけど。(笑)
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