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■ 【死】のコト。
最近 【死】を 聞くことが多い。 それは ある電話で。また ある友人の 口から。
取引先の人 だったり。 昔 通学が 一緒だった子 だったり。
あまり 親しくは 無かった ケド。 「亡くなったよ」と聞くと 胸の辺りが チクッとする。
・・・死ななくても いいじゃん。
土曜は観劇『やきゅう@つめきり』を。 日曜は映画『リリイ・シュシュのすべて』を。
偶然にも この時期 【死】を 扱った箇所が 私の頭を 混乱させる。
どんなに 辛くても 死ぬコトは 考えなかった。 いつも 呪文の様に 唱えてた。
[死ぬより 酷いコトなんて 無い]って。 [生きてさえ居れば なんとでも 成る]って。
なのに 終わらせちゃうんだ。 自分の意志で。 なのに 終わりにされちゃうんだ。 他人の力で。 病気。事件。事故。 抗えない 何かの 引力で。
そもそも。 生きていて 解決出来るコト どの位あるんだろう。 どれだけ 誰かの為に 出来るコト あるんだろう。
自分は 自分でしか 救えないのに。 どうして「助けて」って 言うのかな。
どうにも 出来ないと 知っていて なんで「助けたい」と 思うのかな。
母が 昔 言った。 「死ぬコトを 決めてしまった人には 表情が もう無いのよ。 もう ココロが 違うトコに 行ってしまうから。 大切な人が 亡くなった時は 辛いケド その人の 命の蝋燭は 産まれた時から 長さが決まっているから。」
叶うなら。 大事な人達が 元気で 居られますように。
苦しいコトや 悲しいコトが ありませんように。
【死】が もし 近付くならば もっとずっと 先でありますように。
そう願うのは 傲慢ですか。 祈るコトしか 出来ない。 頭の中が グルグルする。 私は 弱虫だ。
[モウチョット 楽ニ 呼吸ガ 出来レバ イイノニネ]
2001年11月19日(月)
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