ぐうたら主婦ぽや
DiaryINDEXpastwill


2002年04月10日(水) 死に装束

ここ何日かお天気がよくなかったせいで洗濯物が溜まってる
おと〜たんの下着が無いよ〜

おと〜たんと待ち合わせて、伯母の通夜へ
自宅での納棺ができないので、斎場で納棺するらしい
初めての見た(@_@!
死に装束前の遺体を・・・
一人づつ湯灌をして、血縁の濃い方達から、二人一組で死出への旅立ちの装束を着せてゆく
こはぜのない白足袋を、左右逆に履かせる
「もう解く事はありませんので、結え切りです」と説明があった
悲しいが、その通りだ
思わず、涙が・・・
手甲・脚絆を着けた
私とおと〜たんは、三途の渡し賃(作り物)を入れた頭陀袋を首にかけた
頭を持ち上げたのは、私
頭陀袋を掛けたのが、おと〜たん
ちょっと怖かった
冷たかったよ〜
髪が乱れていたので、手で撫で付けた
白帷子を着させて、お布団を掛けて終了

今迄、血縁の死者にもした事が無かった
結婚をお披露目してから10日しか経たないのに、いっぱしの身内になった
伯父さん(亡くなられた伯母のご主人)からは「縁が薄かったから、その分・・・」と声を掛けられた
「年老いて、楽させたいと思っていた矢先に・・・」と声を詰まらせ挨拶されていた
「きっと、○○子も幸せな人生だったと思います」とも仰っていたが、そう思いたいのだろう
私も、そういう人生をおと〜たんと送りたいものだ
それにしても、亭主が残されると言う事は、なんと悲しい光景で涙を誘うのかしらん
帰りがけ、思わず伯父さんを抱きしめてしまった 
お気を落とされないよう、あまり悲しまないようと思うが、所詮ムリだよね


ミセスぽや |MAIL

My追加