保育園から帰ってきて、花奈乃がご機嫌悪く、やっとの思いで寝かしつけ、さあ夕飯・・・と思ったら晃太朗がつぶやきました。「おかーさん。お空の電気、消えちゃったね」窓の外を見るとすっかり暗くなっていました。晃太朗のこの言葉に、しばらく二人で夜空を眺めていました。風がいつの間にか秋になっておりました。「おつきさまがきれいだね〜〜」最近月なんて眺めている余裕なかったなあ。晃太朗は時々詩人です。ポエマーです。久し振りに良い時間を過ごした気分です。