イレコミ音楽
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2002年02月15日(金) 「ぼちぼちいこか」上田正樹と有山淳司

大阪の雑踏の中から軽快なリズムではじまるこのアルバム。
今日のイレコミはこのラグタイム・ジャグ・ブルースの一枚、
『ぼちぼちいこか』です。

「俺の借金全部でなんぼや」
これがすごいんです、誰それからいくら借りてきて、競馬やって、
勝ったから、だれそれになんぼか返して、飲みに行ってら、
足りなくなり、タクシー代を借りた〜なんていう歌詞なんです。
最後は、俺の借金全部でなんぼや〜ん♪ と歌いきる。

三上寛さんの歌詞なんですが・・・これがリズムにのって軽快で
上田正樹さんのボーカルが、小気味よく聞こえる。

“上田正樹とサウス・トゥー・サウス”も好きだったぁ。
「最終電車」や「むかでの錦三」などはめちゃくちゃなつかしい。
そもそも、このバンドが私のソウルミュージック魂に火をつけた!
のかな・・と推測しとりますです。

ラグタイム風のギターとピアノの音が心地いい。
ギターもコピーしたし、カズーもコピーした(笑)これ余談

「可愛い女と呼ばれたい」  おかまの唄やし・・・。
「とったらあかん」     聞いてると笑けてしまう、泥棒の唄やし。
「みんなの願いはただひとつ」お金はやっぱりあるほ〜がええ!

そんな可笑しい曲の合間には、スローで重い哀愁のブルースで、
アルバムを引き締めてるのさ、ぐっとひきしまるんよ〜。

「雨の降る夜は」      しびれるボーカル♪
「俺の家には朝がない」   これは絶品、すきやわ〜。

びっくりしたのは、金銭の話がそのまま歌になってること(笑)
でもな、お金は欲しい〜これ当たり前やし、きれいなお姉さんを
沢山呼んで思いきり飲みたい〜ちゅーのもわかるしな。
おかまさんが「可愛い女と呼ばれたい」というのも・・うなづける。

きれいな歌詞にきれいなメロディも、もちろん好きだけど。
きれいだけではもの足りない♪そんな時もあるもので、
たまには、おもしろくって、なけるよなブルースもええですよ〜(^ー^)

はっやはり4分の1 クオーター関西人の血がでてまう...(笑)


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