Subterranean Homesick Blues...YANG(ヤン)

 

 

空間 - 2002年02月15日(金)

一日中眠かった。
暇ほどつらいものはないというのはやはり正解だろうな。
昼、高層ビルの一番下。かくれた穴場に行く。
ここだけはsmoking OKだ。
こんなとこにくるのは相当なへヴィスモーカーか。
いる場所がないやつか。
いや、そうでもないな、普通の会社員だ。
なんにもない、ちょっとしたプラスチックのイスと自販機。
コンクリートにかこまれた閉じた空間。
となりには、巨大な駐車場がある。
駐車場のチケット管理室みたいのがある。
とじているからこそ、でていくという欲求がおこるのか。
飛び出していくという衝動がおこってくる。
俺は、ここにくると空港にいるような錯覚におちいる。
見知らぬ人々が会話していたり、ただ、黙ってすわっていたりする。
人が入れ替わり立ちかわりはいってくる。
互いに干渉はしない。
とってもいい世界だ。
一人もしっているやつがいない。


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