開いた扉 - 2003年02月14日(金) たぶん、間違ってはいないだろう。 わかっているだろう。 気づいているだろう。 忘れては行けない。 奪われては行けない。 思い出すべきだ。 奴らはそっと近寄り、耳元にやさしい言葉で ささやきかける。 いろんな形でやってくる。 それは、巧妙な罠でいつのまにか見知らぬバーの 底で同じ悪夢を繰り返すはめになる。 目覚めても同じ場所にいることに気づくことはない。 もしわかっているならば、 もしまだ覚えているならば、 目を覚ませ。 恐れることは何もない。 孤独でいることを楽しめばいい。 扉はいつも開いている。 -
|
|