二人 - 2003年05月31日(土) 人間の繊細さに時々驚くことがある その心は本人さえもコントロールできないの だから、どうしようもない よく言われる二人の自分がいるというのは 本当に近い事実だろうか 二人の俺はいつもせめぎあっていて、 どっかで折り合いをつけようとする しかし、弱っている時、片方の俺が 目から精気をうばい、酒浸りにし、 睡眠を奪い、手足の力も奪い、 すべてを持ち去ろうとする。 大暴れもいいところだ。 そして、もう一人の俺は、いつも遅れてやってくる。 何やってるんだ。 さあ片付けをはじめるぞ。 まずはその足元のごみをかたづけろよ。 そんな感じでやってくる。 俺は、その通りに、最初はごみ拾いから はじめていく。 それはいつもゆっくりとしたペースだ。 俺の天使は、かなりののんびり屋だと思う。 -
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