不思議っ茶の日記
DiaryINDEX|past|will
2002年04月10日(水) |
イムジン河〜歌の持つ力 |
『帰って来たよっぱらい』や、『悲しくてやりきれない』『ケメコの歌』『戦争を知らない子供たち』〜など、名曲を出したフォークルセーダースが34年ぶりに『イムジン河』をCDで出す。
もはやこのグループは存在しないけど、かれらがこの歌を世に出そうとした時、厚い政治の壁が邪魔をした。
私にとっては、いい歌だという感想だった。アマチュアのフォークグループをやってる女の子から聞いたのだが、当時は朝鮮の歌としか教わらなかった。
南北を分断された民族はどのような気持ちなのか〜それ以前に水鳥は自由に空をとび 南北を行き来することができるのに、なぜ 人間は懐かしい、いとしい家族にも親戚友人にも会えないのかという、悲しさ。
当初、発売中止だの、放送禁止歌だの〜といわれたそうだが、当時のフォークのブームに乗って私たちは歌った。 よく歌った。
放送禁止になったからこそ、その意味を知りたくて、事あるごとに歌った。 下手なアルペジオで弾き語りもした。
この歌は、当時フォークが好きだった私たちの間ではよく知られた歌だった。
歌の持つ力が、次第に認められていったのか。
ネット暦2年であるが、この歌の話題を以前から聞いていた。
なんだ?懐かしい歌の話だなと思っていた。
きれいな曲ですよ。 いい歌ですよ。 と私も書き込んだ。
「放送禁止歌になったことでこの歌は永遠に僕たちのものとなった」と加藤氏は『戦争を知らない子供たち』のエッセイの中で書かれている。
そしていろんな歌手さんがライブでコンサートで去年はNHK紅白で歌われた。 34年後のCD発売である。
参考HP〜 イムジン河
|