不思議っ茶の日記
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| 2003年10月19日(日) |
さくちゃん〜少女である潔癖性について |
西谷祥子先生の代表作「マリイルウ」を読んで気がついたことは時代が変わった(私も年取った)ということだ。
いまどきの少女とあの時代の少女の違い。
ルウはハイスクールの一年生。16歳。 明るくて元気なかわいい女の子。
ルウにはローラという美人の姉がいる。 ローラには誤解で別れたジョージと言う彼氏がいる。
時代というと、この時代で少女の恋にはセックスはタブーになっている。 それが少女漫画だ。
当時キスシーンさえ考えられないものだ。(ご挨拶のキスは別)
よって描かれる恋はプラトニックといっていいほど、乙女チックである。 つまり、「タカラヅカ」の世界に近いのだ。
ルウは人気者だという設定でもある。 何かの特別な才能があるわけでもなく、美人でもなく〜〜
しかし、なにかしら、彼女の周りにはいい人が集まる。
経済的に大変でバイトに励む秀才でハンサムなジム・フラッシュとの出会いは〜頭からペンキをかけられるというアクシデントだった。ジムがバイトでペンキ塗りをしていた場所にルウがぶつかったのだ。
この出会いから、ジムはお金をためてそのときルウが来ていたパーティ用のドレスを弁償すべく働くのだったが・・・・。
その日は生まれて始めてのパーティだったし〜それがドレスが汚れて欠席になってしまった。
しかも、招待してくれたのが憧れのジョージだった事から〜〜怒りと恨みをジムにむけた寝込んでしまった。 ルウにスミレの花束が届く。ジョージが気を使ってくれたと思った。
ルウには親友のニニィという少女がいる。 ジムはドレスを弁償する目的でニニィからルウのドレスのサイズとあつらえたお店を聞き出すべく〜ニニィの婚約者リックに妹のリンダを近づけたのだ。
コレが間違いの元。騒動のルーツ!!ややこしいけどわかる???
ニニィからリックの浮気を聞いたルウは、リンダがジムの妹だとは知らなかったから二人が仲良くしているのを見て〜〜男の子は信じられないと怒るわけだ。
ある日ジムからペンキで汚したドレスと同じドレスが届く。 スミレの花束と一緒に。 スミレはジムだったのだ。
ここで、注目した発言。
ドレスが汚れた時弁償してとは言わなかったし〜〜ドレスが届いた時〜「お父様がいらっしゃらないといってたけど〜アルバイトでお金をためてこのドレスを買うのは大変だったでしょうに」 「この世に・・・一人の女の子に一人くらい〜信じられる男の子がいてもいいのじゃないかな」
と、ルウは思うのだった。
よく気がついて、優しい少女ね!
学校の女子主催のダンスパーティ、ハートホップの相手をジムに申し込んで仲直りが出来るかという日。
ジムは風邪を引いて寝込む!!情けない男だね〜〜。
彼の迎えが来るのを待っていたルウの前にはハンサムだけど〜軽薄そうなウォルターがジムの替わりにやってくる。
彼はリンダの彼氏でリンダから兄の代理をいわれてやってきたのだ。
事の真相を突き止めようとジムの家に行ったら〜ジムのそばにリンダがいたことで、二股だと誤解して激怒したルウは、ジムがプレゼントしたドレスを脱いでローラのドレスを着てウォルターとパーティに出る。
心の中はむなしさと悲しさで一杯になっていた。
ここで、いまどきの女の子なら〜〜目の前のハンサムなウォルター(リンダの彼氏と知らない)と軽く〜〜恋に落ちるものだが〜〜
ルウは落ちない!!しかもウォルターを嫌っている。
永遠不滅の少女漫画の潔癖性である!
しかも、リンダとの誤解を知ったルウは、みんなの前でリンダに「ジムが好きになってたの。あなたがジムの妹だと知らずに嫉妬してたのよ。ごめんなさい」と、誤るのだった。
いまどきの子供がこれほど見事にあやまるかい?
「はじめっからきちんといってよぉ〜〜〜〜」と他人のせいにする。 だからこの部分も少女の持っている潔癖性が出ていると思ったのだ。
リンダはニニィに、「誤解をさせて悲しませたこと」を誤ったし・・・
ニニィもリンダもルウも仲良くなったわけだ。
さて前置きが長くなった〜〜私が最終的に言いたいのは次ぎの場面。
ローラとジョージの婚約発表のパーティの席上、幸せそうな二人を見てルウは、ジムに言う。
ルウ「幸せそうね。私たちもああなれるかしら」
ジム「今はまだそんなこと考えないでいようよ。
僕たちはまだまだ子供だもの。大人になるまでにいろんな経験をしなきゃいけないし・・・・・それになにがまってるかしれやしない。
ルウ「そうね、大人になった時お互いに尊敬できなくてはなんにもならないわ」
ジム「うん。だからこれからりっぱな大人になれるよう、助け合っていこうね」
ルウ「そして」
ジム「え・・・そして?」
ルウ「そしてあなたにふさわしい人になれれば、うれしいわ」
星空を見上げるふたり・・・エンド!! ((o(>▽<)o)) きゃははっ♪ (*^_^*)ぽぉ〜〜〜〜
正統派少女漫画のエンディングでした!! きれいでしょ? 理知的でしょ?? 教育的でしょ?
男の子と付き合うとはこういうまじめなものだと思い込んでいたのよ!! 男の子は子のように誰しもまじめだと思っていたのよ。
つーーーことは私も結構〜〜〜「タカラヅカ」なんだろか???? つーーーことは、いかに漫画の影響は教育的に情操的に大きいか!!
よくわかります。
わたくしは、いまだに〜「とのがた」というものを理解できないで〜〜ここまでやってきました・・・・・・
きちんと理解できていれば〜〜もっと違う人生だったかもね。 今の旦那を選ばなかったかも?(え??)
いいのか、わるいのか・・・・ それは人生の幕引きをするまでわからない〜〜(゚ー゚)(。_。)ウンウン
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