不思議っ茶の日記
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「だからあなたも生き抜いて」大平光代弁護士の著書である。 一時ベストセラーでテレビでも話題になった人だ。 たまに立ち読みがてら本を見ていたがあまりにも、なまなましいので、買うこともなかった。
ふと、考える事もあって、(子供に読書しろという前に私が、子供の前で読書しようと思った)それを手にして、読んだ。一気に読み上げた。
このかたの年齢で中学時代というと、私は、もう成人していた。
そのころの、いじめとは、いじめる方も悪いけど、いじめられる方も悪いという理屈だった。
大平さんの自殺未遂の前後のあたりだったと思うけど、当時住んでいた地元の中学生がいじめを苦にして、自殺した。
あの当時のいじめ感は、大人にとっては理解しがたい〜どうすることも出来ない、現象だった。
子供のけんかに、(ケンカと思っている)親が出て行ったり、先生が出て行ったりするのは、オーバーだという考えた方だった。
ところが、違うと感じたのは、それからいろんないじめ事件で、子供がなくなっていく過程である。
ある種、けんかというより、集団暴行であったり、集団リンチであったり、言葉の暴力だったり、恐喝じみていいたり・・・
少年という部分をとりのぞけば、りっぱな傷害罪であり、殺人罪である。
また、言葉の暴力による、人間性の否定など、心理的なダメージを強く受けていく。
この時代、大平さんが、いじめにあって先生にも言えず、家族にも言えず一人、悩んで傷ついていった事。
大人が気がついたものの、それでもたいした事でもないと、片付けた事。 大人はいじめを受けた、大平さんの事も考えずに世間の事ばかりを気にしていたこと。
あれから、20年たっていまや、いじめは犯罪でもある。いじめる方が悪いという考え方も定着している。
昔と違って今のいじめに対する認識を変えているというものだろうか。
昔からいじめはあった。 それですんだころはよかった。
進化して犯罪と変わらないところが、今の恐ろしさでもある。
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