不思議っ茶の日記
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2013年07月29日(月) 国民の声を聞き取る政治を

28日の「たかじんのそこまでいって委員会」。
興味深い内容だったので録画して何度も見ている。

なぜ、若い人たちは選挙に行かないのか。

この問題についてコンビニとかネットとかで
ちゃちゃっと投票できるようにしたらどうかという
意見が出た。(発言=高田万由子)

コメンテーターの加藤清隆氏は自分が講義をしている
大学で選挙の必要性とやり方を説明した。

それは選挙にはいかない
という学生が多かったからだった。
学生は加藤氏の話を理解して「だったら行きます」と
いう反応となったらしい。

それについてざこば氏がいわく。
選挙にいかなあかんという気持ちを
植え付けることが大事。
家族で、いかなあかんでという話をするという。

自分ひとりが投票したかてなにが変わるんやと
よく若者は言うけどあれは自分が
責任をもって投票できない気持ちの裏返しだ
とも言った。

なるほどと、納得した。

田島先生はイギリスでは
普通に夕食後の家族団らんで
テレビでキャメロン首相が
こんなこと言った、あんなことをしたという
ニュースを見て聞いて、あれではだめだとか
あれはいいことだとか、普通に政治の話をする
という。

基本、コンビニで投票ができようが
ネットで投票ができようが選挙は大事だという
意識を持てば若い人もたくさん選挙に行くだろうと
いう話で終わった。

それに加えて、宮崎哲弥氏は政治は生活に反映されていること
に若い人は気づいていないことを上げている。

雇用の問題やら、労働環境の問題、
年金のこと健康保険のこと
も自分たちに関係のないことだと
思っているからソンしているんだとのこと。

自分たちが政治に興味や意見を持たないで
選挙にもいかないから最早ソンしているのに
そのことにも気が付かないなんてという
話しには、驚いた。

そういえば、そうである。
若者の非正規雇用における労働問題は
年金やらその他保険に反映してくる。
就労形態を選ぶのは自由だけど正規雇用で
自分たちの経済や将来を安定させることは
大事なことだと思う。

それをなんとかしろと
政治に向かってものをいう若者が増えたら
政治家も選挙で落とされることを
不安に感じて対策を講じようとするはずである。

コンビニとかネットとかでわざわざ出かけなくても
選挙ができる形態にするといいというのは
小手先の対策で一番問題なのは、政治を語る
日常があるかないか・・・
なのではないだろうか。

友人と話をしていたら
今回の参議院はなにを基準にしたらいいのか
わからなかったという。

彼女は政治の話は大事だと思うが
話をする相手がいないと嘆いている。

民主党は何もできないことがわかったから
あてにできないという。
自民党は、勝たせるとズに乗るという
くせがある。ズに乗ると国民のことを考えないで
好きかってするから・・・不安という。
しかし、本気で日本を変えることできる
政治家はどこにいるのかと悩んだということだ。

自民党しか、力のある政党はないのかもしれない。
しかし、彼らはよく国民を裏切る。
議席を大幅にアップすると今までよくそうなった。
だから、連立の公明党には自民党が右に傾きかけたら
修正をしてほしいからと言った。

国民目線の政治を望んでいるわけである。

いま国民が政治に求めているのは
改憲ではなく、経済の復興と社会保障の
問題である。

5月には改憲論がでたがこれは自民党の暴走だと
思った。
国民目線を忘れるととんでもない方向へ政治は
動くということである。





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