2004年11月02日(火) |
神様、僕に力をください。 |
僕は、彼女に何もしてあげられない。
とりあえず彼女を振った。 それは彼女も覚悟していた。 そして、いつものあれがやってきた。
僕には能力がある。 んー。 特殊能力と言ってもいいくらいだ。 予感。 そこまでの状況と、様々な発言をパズルのように組み合わせ 一つの答えを導き出す。
でもそれが発動するのは、決まって最悪の答えを導くときだけ。 悪い予感ばかりが的中する。
思えば僕の力は、すべて壊すためだけに使ってきた気がする。 何かを生み出したり、何かを癒したり そんな生き方をできていなかった。
そんな風に悲観的になるほどの出来事だった。
神様、彼女に年齢をあと十歳足してあげてください。
彼女の恋人は教師だった。 おれは腹が立つ。 その教師に。
ずるい大人だと思う。 悪い奴じゃない。 でも、だらしない大人だ。
自分と照らし合わせて、どうなんだろう。
吐き気がする。
破壊衝動がわく。 すべて、壊してやろうか。 いくつもプランが浮かぶ。 でも。
彼女を救うプランが浮かばないんだ。 どうすればいい? どうすれば、お前にそんな泣き顔をさせなくてすむ?
くそぅ
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