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艦長日誌 西暦2002年9月26日
シネフレックスに映画「サイン」を見に行ってきました。 もちろんメンズデー1000円の木曜日レイトショーを選んで。 M.ナイト・シャマラン監督の、シックスセンス、アンブレイカブルに続く作品ですね。 例によって結末を行ってしまうのはマズイのであまり多くは語りませんが、 見る者に考えさせる映画って感じかな。
宣伝とかでも、ミステリーサークルが現れるシーンは流れていて、 これが「サイン」、いわゆる神の啓示ではないかと思わせるが、 物語のなかで本当に言いたい「サイン」とはこのことではない。 メル・ギブソン演じる元神父とその家族を中心に、「サイン」を巡る恐怖と謎、そして家族の絆を描いている。 なかなかドキドキさせて面白く、最後で物語が1つの線でつながるのだが、 そこに至る手段として「あれ」を出しちゃったのがイマイチ頂けないかな。 しかもその「あれ」が結構情け無かったりするし(笑) まぁ、映画の前評判段階でのインパクトを出すためにミステリーサークルを洩ってくるためには必要なのだろうが、もう少し違う描き方があるんじゃないかと思ってしまう。 とはいえ、見る者を引きこみ、物語の主題について考えさせることには成功しているし、カメラアングルでもなかなか面白い手法を使っていたりして結構面白かった。見る人によってはなんじゃこりゃ?って思う人もいるかもしれないけど。
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