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2007年02月04日(日) ピーカン雪山を堪能

艦長日誌 西暦2007年2月4日

 法華院温泉山荘での1泊。起床は6時半。10時間くらい寝てしまった。7時から朝食を頂き、お願いしていた山荘の昼食弁当を持って8時に出発。まずは白口谷を詰め中岳を目指す。最初のうちこそ雲がかかっていたが、しばらくすると雲は晴れ、どピーカンの青い空。天候に恵まれたなぁ。



 中岳山頂に来ると、九重連山の周囲には雲海が広がっているのがわかる。由布岳、傾、祖母、大崩、阿蘇、九州脊梁山地、雲仙などなど、雲海の上に高い山がひょっこり頭を覗かせている。


 中岳で記念撮影した後、御池に下る。完全凍結しているかと思いきや、天狗ヶ城の下あたりは一部溶けている。しかし中央付近までは十分な氷の厚さがあり滑って楽しむ。


 御池のほとりで昼食。法華院温泉山荘の弁当をほおばる。ぽかぽか暖かくて気持ちよい。昼食後、池の氷を見ていたら、なにやら花のような模様に見えた。自然の造形美の不思議である。


 御池を後にして久住へ向かう。久住稜線ではいつもの強風だが、ちょっと南寄りに行くとピタッと風が当たらなくなる。山頂付近の南側の斜面は風をよけて昼食をとる登山者でいっぱいだ。しばらく景色を堪能した後、久住分れから北千里へ。

 北千里は周囲を山に囲まれた閉ざされた空間なのに、妙に雄大な景色に見える。目の前に広がるこの全景をカメラに収めたいのだが収まりきらない。やはり広角レンズがほしいところだなぁ。ちょいとパノラマ合成。


 振り返ると眩い冬の太陽が作り出す光と影の美しさ。今日は本当に天候に恵まれ、久しぶりの九重の雪山を堪能できたなぁ。


 諏我守を通り14時過ぎに大曲に下山。道路の雪はすっかり溶けてなくなっている。2月初旬だというのに妙に暖かい。そういえば、三俣の斜面を覆う雪はあっという間に溶けてなくなり、笹がこの時期にしては妙に青々していたなぁ。やっぱり暖冬の影響だろうか。このまま春が来てしまうんじゃないかと少し心配になった。冬は冬らしい気候であって欲しいもんです。


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