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艦長日誌 西暦2007年4月19日 ![]() さてここからはドライブ。まずは豊後大野市の道の駅おおのを目指す。中九州自動車道が犬飼から千歳まで開通しておりアクセスが良くなった。うれしい反面、もちろん自然を切り開いて造られているのでちょっと複雑。道の駅では「しゃも親子丼定食」を食す。軍鶏肉だけあって歯ごたえがあります。汁ダクで(゚Д゚)ウマーです。 ![]() おなかいっぱいになったあとは竹田へ向かい、河宇田湧水で水汲み。平日だというのにたくさんの人で溢れている。次は円形分水を見に行こうと車を走らすと、六連の石造アーチ橋があり立ち寄る。明正井路一号幹線一号橋。大正時代に完成したもので、土木学会選奨土木遺産なんだそうな。 ![]() 結局リサーチ不足で円形分水は見つけられず。またの機会に。途中にあった中尾八幡に立ち寄る。地元の方が境内を掃除していた。よく手入れが行き届いてます。 ![]() 次は緒方町へ向かう。道の駅原尻の滝ではチューリップフェスタの最中。咲き乱れるチューリップの向こうには、昨日の寒波により季節外れの雪をまとった山が。あれは傾山? ![]() 吊橋を渡ると、山手に鳥居が見える。二ノ宮八幡。平家討伐に功績のあった豊後武士団の棟梁緒方三郎惟栄が建てた緒方三社のひとつ。立派な杉木に囲まれ風格あり。 ![]() 本殿はかなり精巧で凝った造り。この段々に木を積み重ねたような建築様式はなんて呼ぶのかなぁ?屋根は流造りですな。彫り物に龍や麒麟、木鼻には獅子・獏・象と、聖獣勢ぞろいといった感じ。 ![]() 二ノ宮八幡の裏の山を登ると、そこには一宮八幡。山之上にヒッソリと建っているが、本殿は二ノ宮と同様見事なもの。拝殿は二ノ宮よりも瓦などが凝っている。 ![]() 後で調べたら、緒方三社は一宮に仲哀天皇(父)、二ノ宮に応神天皇(子)、三ノ宮に神宮皇后(母)と、八幡神の親子を祭ってるんですね。三ノ宮は緒方川を渡った対岸にあるようで、毎年12月には原尻川越祭りが行われる。二ノ宮に一ノ宮と三ノ宮から神輿が集まるのだが、このとき三ノ宮の神輿はふんどし姿の男衆に担がれ、かがり火と松明の明かりのもとで勢いよく寒中の川を渡っていくそうな。これは一度見に行ってみたいな。 今日はいろいろドライブして回ったが、結局神社巡りのようになってしまった。我ながら好きだねぇ。
ぐん
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