![]() |
![]() |
「秘書」のところに、またウイルスが来た。ウイルスバスターが入り口で食い止めて、感染はまぬがれたが、困った話である。 発信元に、心当たりがあるので、調べたら、さる有名な政財界のセミナーに属する人だという。 「秘書」は、その人を直接には知らないので、やはりなりすましかということで、警告メールを送ったそうだ。本人が知らずに、アドレス帳から、あちこちにばらまかれているかもしれぬからである。 「秘書」は、ホームページに、ネット用のアドレスを表示しているが、今回のウイルスは、そのアドレスにではなく、標準アドレスの方に送られてきたということで、うっかり開けたら、アドレス帳に乗っている人たちに広がって、多大な迷惑をかけるところだった。 ネット社会は、原則匿名であり、どこの誰とも知らぬ人とも交流可能である。その利点を、よい方に持っていけば、限りなく世界が広がるし、知識も増え、別の人間を演じる楽しみもある。 しかし、一歩間違えれば、大きな危険も潜んでいる。時に、いろいろなサイトに見受けられる、トゲのある書き込み、個人攻撃、それらは、管理者によって、削除はされているにしても、見苦しいことである。 ルールを守り、礼儀正しくつきあっていれば、気持ちよく、参加できるネットの世界、自戒も込めて改めて考えさせられる。 ウイルスメールは、私も何度か、受けたことがある。いずれも水際で食い止め、被害はなかった。 ホームページには、ネット用のアドレスを表示してあり、時に、ウイルスメールかと思えるような、容量の大きいものがくることがある。 そのようなものは、送信者名や件名から大体わかるので、開かずに削除する。 サイトの中には、ウイルスが含まれているものもあるらしいので、このごろ私は、知らないホームページを開けたり、あちこちネットサーフィンすることも、控えている。 インターネットセキュリティも、中以上に設定してあるので、見られないサイトもある。危険を冒してまで、見たいものが、そうあるわけではない。情報量はぐっと減るが、私は、その程度で結構。 私のホームページは、サーチエンジンにも登録せず、自分が参加しているサイトの一部にしか知らせていないので、見に来る人も少ないし、リンクも最小限度にしているので、広がりもあまりないと思う。 ボードもメンバーを決めて愉しんでいる。 ネットを大いに愉しむと言うことには、ほど遠い代わり、危険は少ないし、私のページからウイルスで、人に迷惑をかけるということも、避けられていると思う。 ホームページの中には、ウイルスや、不愉快書き込みを懸念するあまり、はじめから必要以上に、警告や注意書きをしているものがあるが、せっかく覗いてみようかと思っている、善意の訪問者にとっては、あまり感じのよいものではない。 多少のことは覚悟で門戸を広げるか、安全第一で、限られた人たちと、その範囲で愉しむか、人それぞれのやり方があるだろう。 私は私のやり方でネットを愉しんでいたいが、それが通用しなくなったら、潔く、この世界とおさらばする。 2002年06月29日 10時09分03秒
|
![]() |
![]() |