The Five Senses
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2003年12月31日(水) |
Top of the bottom |
ここは、堕落を感じ、奈落を見る。 頂点を見極めながら、欲望の波に襲われる。
前にも言ったように、キィパーソンが必要だ。 しかしながら、ただいまそれが存在しない。
だから、ウルティメイト・リラクゼイションに頼るしかない。
窓から入る、青い風が白いバスタブに浮かぶ泡をやわらかくなぜる。 口から出てくる煙がその風にさらわれ、外へと押し出されるのを見る傍ら、 私はハイネケンと、安いスペインワインを飲みながら、朝の光を浴びる。 スピーカから流れるダブが、更に深いリラクゼーションへと誘う。
周りは白で、いいじゃないか。
やったるぜ、コンチクショウ。 なんでもこい。
生きる以外に考えないところへいきたい。 もうたくさんだ。
I can't take this any more.
もうたくさんだ。 キィパーソンが必要だ。
いい加減にしてくれ、もうたくさんだ。 もうたくさんだ、もうたくさんだ。
もう十分でしょう? これ以上何をしようっていうんだ?
逃げる 逃げる 逃げる 常に、最初を知ると同時にエンディングを知る。 同じサイクル、同じピリオド。
とても滑稽で、笑ってしまうほどだ。
十分すぎるほど苦しんだ。 ただ、今はキィパーソンが現れるのを待つ。
寝よう。
くそったれ。 もう、知らん。 勝手にしろ。
明日テストなのに、昨日CRGからの久しぶりの電話で告げられたことが、 私をダウンタウンまで行かせる羽目になる。 どうにか目的のものは見つけることができたが、今はどこでもセール。 プラダの前から気になっていたミュール、$200台! MiuMiuのブーツ、$200台! そんなことに貴重な時間を使ってしまった。。。
2003年12月20日(土) |
Chasing me |
やばいぜ、Aaron マジやばいぜ。
私、彼に何もしていないけど? 一体どうしたんでしょうね?
花を持って追っかけたって? 私、有名人でもなんでもないんだけどさ・・・。 本屋に行くって言ったのはただの言い訳。
っていうか、メール、もう何回もきているのに一度も返事を出してない。 返事を書くにも特に書くことがないので、どうしよう。
2003年12月17日(水) |
The reason of my frustration. |
朝はこの頃本当にイライラする。 イライラの原因は、なんてことはない。 自分が家をぎりぎりに出てしまい、授業に間に合うか間に合わないかの瀬戸際で、 まったく余裕がない心持で地下鉄やバスに乗るからだ。 それに加え、この頃ハーレムの中を通るバスを使うので、 ジジババやのんびり屋さんが多いハーレムでは、 なかなかイライラはピークに達する。 だからいつも自分が駅に着いたすぐ後に地下鉄が発車してしまったり、 バスの前の車がのろのろしていたり、バスに乗る人がぐずぐずしていたりすると、 眉間にしわがよってくるのだ。 ブレードの勧誘に声をかけてくるおばちゃんたちをひと睨み、 重たいお尻をふりふり地下鉄の階段を上るおばちゃんたちを追い越し 体が普通の人よりも2倍の大きさのおばちゃんが階段をふさぐが、 私は切羽詰った顔で、”エクスキューズ・ミー”と、駆け足。 今日なんて、急いで改札を出ようとしたら、 どうやっったらこんなことができるのか不思議だけど、 改札口にごちんと頭をぶつけてしまう。 恥ずかしさよりもなぜかイライラ倍増。 どうしようもないな、こりゃ。 って言うか、家にいるとどうものんびりしてしまって 家を出る時間が遅れてしまうのだ。。。 この根元をなくなさくては、眉間に一番最初にしわが入ってしまう。。
2003年12月15日(月) |
Break N' Bossa |
購入。 いつもいく服屋はいつもいい選曲をしていて、 今回のはかなりよかったので店の人に聞いてみた。 Break'n Bossa Ch6 Bossa,Jazzベースのハウス交じり。 最高
昨日はようやくお互い忙しくて時間が全然合わなかったLNDが ようやくこの間貸したCDを返しに家に来た。 ちょうどかかっていたこの曲を聴いて気に入った。 やっぱりね。やつが気に入るのは知っていた。 そういえば、Jay-ZのBlack Albumをコピーしてくれたが、 やっぱりスタイル合わないね。 いくらクレバーなライミングをしていても、 どうもやはり私のスタイルではなかった。。 つばを飛ばしていそうなライミングは好きではない。 まぁヒップホップが聴きたくなったら聴くか。
見てはいけない夢を見る。 目がさめた時の言いようのない寂しさ。 起こりようのないことだから、夢なのだけれども。
2003年12月13日(土) |
Class, Status, and Power |
Soc300レベルの授業が終った。 社会の中の上下関係、パワー・ステータスはどうやって出来上がってゆくのか、 そのシステムをセオリーなどを通して理解してゆくクラス。 ファイナルもラストクラスでやったので完全に終ってしまった。 このクラスはとてもおもしろいというか、プロフェッサーがかなりよく、 小難しそうなクラス名のくせに、とても理解しやすかった。 チョイスする本も、マルクスなどのソシオロジーの基本から、 現代のNYTimesのベストセラーなどを選んでいて、個人の興味としても 読めるような本を選んでいてとてもやりやすい。 しかし、プロフェッサーといってもまだグラッドスクールに通っている同じ学生なのだ。 それなのに、普通のそこらのプロフェッサーなんかよりも かなりわかりやすい。ドレッドの白人、そしてまだ若い。 彼は将来いい先生になるね。 そしてクラスメイトもみんな彼のことを好きだったと思う。 なぜなら授業の出席率はいつでもかなり高く、 最後のクラスで多くの人が次のセメスターで 彼がどの授業を教えるのかを聞いていた。 残念ながら、私はそのクラスをもう取ってしまったので 取ることはできないが。。 とりあえず、今セメはプロフェッサーの当たりがなかなかよかったらしく、 ジオグラフィーの授業でもかなりスペイン語訛りのプロフェッサーが ユーモアに教えてくれたっけ。スパニッシュ特有の濃い顔。。 そしてもみ上げ。やっぱり若い先生のほうがなんかまだ生き生きしていていいよなぁ。
2003年12月08日(月) |
Ideal Weekend |
金曜の夜は残っていたコロナと買ってきたハイネケンを飲み、 Shishaを吸いながらろうそくの火で灯されたバスルームで ふわふわの泡に浸かる。
買ってきたセール中のスペインワインとワイングラスを購入し、 コッシャーチーズ、バジルとスモークサーモンで乾杯。 タンゴをバックグラウンドにJと電話で話す、 なんとも情熱的、且つゆったりした時間を過ごす。
久しぶりにラテン・ジャズをかける。 暑いぜ。 まるで自分がドラムを叩いているように、 手のひらにドラムの振動が伝わってくるようだ。
テンポのいい音楽に任せてキッチンのタイルをごしごし磨く、 そんな土曜の夜。
日曜の朝は、ピカピカになったバスルームとキッチンで まずはお風呂に入り、Bossaを聞きながらあぁ、ゆったりと。 窓を開けての雪見風呂。 自然の光の中で入るお風呂は、なんて気持ちがいいんだろう。
2003年12月03日(水) |
Shout to the moon |
気ちがいのように、叫びたくなる。
床にはタイムマガジンの山、紙や本が散らばり、 机の上には更にノートと紙の山、空のグラス。
狂気と戦う。
泣く必要なない。 暖めてもらう必要もない。 ただ、叫べ。
澄み切った夜空に浮かぶ煌々と照った半分の月が、私を誘う。
変な夢を見る。 3回目でやっと起きる。 午前9時。
いいじゃないか
こんなんじゃだめだ
12月
私は
さぁ
未来が見えないまま、癌を抱えて生きる。 計画も何もないままこのままどこまでいけるのか? LNDのようにNYU,コロンビアのMBAを目指し、頑張るか?
近く来るであろうこの地を去る時のことを想像し、悲嘆にくれるよりも どうやって生き抜いていくかを考えなくてはならない人生は思ったよりもサバイバル。
靴さえも履いていない自分 ジャングルで彷徨い、抜け出すのは運と勘と能力。
マンハッタンの孤島に生きる。
さて、シリアルを買いに行こう。
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