本当にあったんだ。
アナタが綺麗過ぎて、
自分が汚れ過ぎて、
手が届かないなんて事。
本当にあったんだね・・・。
大きくて優しい貴方と
小さくてちっぽけなワタシ。
てをつなごう?
コトバじゃ伝えきれない想いが
きっと其処にはあるはずだから。
二人出会えた理由が
クリアに理解出来る程、
僕は
オトナでもコドモでもなかった。
零れ落ちる記憶の破片。
消えてゆく。
アナタが無いモノに成って行く。
行かないで。
傍にいて。
逝かないで。
消えないで。
アナタが笑わなくなった今、
アナタが『生きていた』ってどうやって証明すればいいの?
時計が秒針を刻む度、
命を無駄にする、音が聞こえた。
ずぶ濡れて、笑う君。
気持ちいいね、って。
これは、カミサマの涙なんだよ、って。
屈託のない笑顔で言ったんだ。
きっとカミサマも、苦しい恋をしているんだね、って。
ずぶ濡れながら空を見上げて、少し寂しそうな感じで。
私と同じ、って。
君の頬を伝う雨粒が本当の涙なんじゃないか、って。
目を見張った僕に向かって、何事も無かったかの様に、
何時も通りの明かりが差すような笑顔で
涙に濡れるのも悪くないでしょ・・・って。
未だ雨は降り続いていたけど。
僕も君と一緒にずぶ濡れて立っていたけど。
君のまわりだけが晴れていた。
君の言っている事は馬鹿らしかったけど、
今日だけは信じてみてもいいかな、って・・・思った。
だから、僕もずぶ濡れて空を見上げつつ笑いながら言ったんだ。
ほんとうだ、涙に濡れるのも悪くないね、って。
ほんとうは涙って、あたたかかったんだね・・・ってさ。
2002年06月25日(火) |
どうでもいいって言うのかしら。 |
アナタからの『オハヨウ』が無かったら
『今日』が始まる筈など無いというのに。
『忙しいから』
それだけで、そんな理由だけで
見殺しにするのね。
息が出来なくなるの。
死んじゃうわ。
きっと、ココロだけが
アナタを求めて死んじゃうわ・・・。
俺、嫌いだ。
お前なんか。
月さえもが厚い雲に阻まれて
一寸先すら見えない闇夜に
臆する事無く瞳を閉じて
五感を研ぎ澄まさしてみろ。
ほら。
夜の声が聞こえて来ないか?
『懐』かしいこの想い。
『刹』那に消えゆく、甘い殺意。
『恨』んでも、悔やめない。
『カイセツコン』はココロの中に。
旅路に誰を供させる?
ゆっくりゆっくり流れる雲を
穏やかに穏やかに眺められる
君と、供に。
遥かなる旅路を。
王子様を待ちわびた
棘の城のお姫様は
助けに来た王子様が
野獣だと言う事に、気付かなかったと言うのです。
お姫様は、醜い醜い野獣と共に、
死ぬまで楽しく過ごすのです。
死ぬまで、棘の城から出る事はないままに。
この気持ち『話さない』まま
キミのココロを『離さない』でみせる。
暗い暗い闇の中
白く光るおいしそうなまぁるいお月様。
その光だけを頼りに夜道を歩くアナタが
捨てられているワタシに気付く。
まるで魔法使いの様に軽々とワタシを抱き上げて
『寒かった? あったかいおうちに帰ろうね』
って輝く顔で笑ったアナタの虜となったワタシ。
『ヒト』の『コトバ』は持たないけれど。
誰よりも、アナタが。
満月の夜
ワタシはアナタの使い魔になった。
『明日』という日は
『昨日』と同じく
『今日』の継続だから。
君は君なりのスピードでいいんだよ。
遅くても、早くても仕方ない。
それが君のスピードなんだ。
だから、そんなに
焦らなくても、いいんだよ。
見よう見ようとすればする程
見えなくなって行く様でいて
晴れの日よりも
ぼやけるアナタの輪郭が
逆に真実に近い気がして
焦って、『嘘』を脱ぎ捨てた。
『ワタシ』は『ワタシ』に成れただろうか。
陽の下ではない『事実』は『真実』からは程遠く
永久に闇の中で曖昧なまま生き続けるのである。
もしも。
『愛されたい』と願ってしまった事が
罪なのだとしたら
喜んでお前の前に両手を差し出すから
『嫉妬』と書いて『愛』と読む
決して切れない永の鎖で
今直ぐ俺を縛り殺せよ。
勘違いするな。
お前が殺らなきゃ、俺がヤるまでだ。
-Are you ready,honey?-
振り払って。
意志の強い、真直ぐな瞳で
『お前なんかいらない』
って言い切って。
その一言で、やっとボクは『ジユウ』になれる。
ボクには決して言えないから。
『キミなんかいらない。』
どんどん視力が落ちてゆく。
世界がぼやけて行く。
『ワタシ』が『其の他大勢』から隔離されて
『ヒトリ』になる。
見えなくなって行く。
周りが、世界が、其の他大勢が。
ただ一つ
アナタにだけは
ピントが合うようになっている。
どんなに遠くにいても、離れていても、傍にいなくても。
それはそれでいいのかもしれない。
視力が落ちて、見えなくなって行く。
この瞳には、アナタだけしか映らない。
気高くも、純粋に咲く大輪の華。
その純潔さ故に、ボクは踏み躙りたさを抑え切れない。
破壊の衝動が刃となる。
さぁ、儚くも咲き誇るが良い、大輪の華。
ボクはその拳一つで、キミを堕としめる事が出来るのだから。
君からの、そのヒトコトで。
今日一日、どんなに外が雨だって
ココロの中は青空なんだと
改めて気付いた、そんな朝。
大勢いるキミの選択肢の中から
すんなりボクを選んでくれて、
ホントウニアリガトウ。
アナタすらもが疎ましい。
今の私はご機嫌斜め。
アナタにフられてしまったから?
アンタの顔なんて二度と見たくないから?
キミが死んでしまうから?
ボクが老い耄れてしまうから?
きっと違う。
ただ、目を瞑ってみたかったんだ。
そう、それは
単なる好奇心。
『現在』を『幸福』で彩って
『穏かな時』を刻みましょう。
『イマ』ヲ『シアワセ』デイロドッテ
『オダヤカナトキ』ヲ『キミ』ト『イマ』、ココニ。
僕はキミのトクベツだろうか。
痛むんだ。
ココロが、痛むんだよ。
朝起きて、額一杯に伝う汗。
はち切れそうな拍動。
そんなはずないそんなはずないそんなはずない。
夢に見る程アナタの事なんかスキじゃない。
無意識が意識に語りかける。
泣きそうで、悔しくて、せつなくて、どうしようもない。
やり場の無い想いを吐き出すように、
枕を思いっきり殴りつけた。
このココロに渦巻く
もんもんとしたコトバ達。
口に出さなきゃ伝わらない。
そんな事はわかってる。
でも、口から出した瞬間に
それはカタチを変えてしまう。
そうじゃない、私が言いたい事はそんな事じゃない。
伝わらない。
結論を出さなければ。
伝わらない。
そんな事じゃないのに。
ワタシが思っているのは、もっと、こう・・・。
2002年06月04日(火) |
この世界を動かしているのは誰だ!! |
ワタシじゃない。
アナタじゃない。
オトナじゃない。
コドモじゃない。
ロウジンじゃない。
アカゴじゃない。
誰だ、誰だ、誰だ、誰だ!?
ドウブツじゃない。
ショクブツじゃない。
セイブツじゃない。
カミサマじゃない。
ホトケサマじゃない。
この世界を動かしているのは誰だ!!?
アナタに会えるかもしれない。
ただそれだけ。
それだけの仮定で
服一つすんなりと選べない自分。
ああ、なんて可愛いオンナノコ(笑)
太陽の下に
それぞれの道を確かに歩く
別個のイキモノが
集い始めた。
アナタも私と同じだって。
アナタも私と同じ気持ちだって。
そうしたら
こんな滑稽な嫉妬なんて
しなくて済んだと思うのに。
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