ノスタルジー - 2002年06月27日(木) 桑田佳祐の「東京」のPVを見た。 中尾彬と小島聖出演のまるで映画みたいなPVだった。 そして何より、曲自体が「こう来たか〜!」と唸らされる出来である。 Rockin'on JAPANのBBSや猿オフィシャルでも、この曲に THE YELLOW MONKEY或いは吉井和哉を思い起こした人が大勢いたらしい 書き込みがあった。 大人の色気とか郷愁、そして哀愁が込められていて、とても味わい深い。 “アダルト”だよねえ。6月26日に出たばかりなのに、売上も非常に好調で 今年初めてのシングルミリオンを達成する見込みらしい。 流石、桑田さんだ。ソロでの5大ドームツアーも控えているのだってね。 デヴューから24年、ずっと第一線で頑張って来た人だ。 ねえ、吉井さん、あなたはこの「東京」を聴いて、そしてモンキー公式や Rockin'onのBBSに寄せられる『声』を目にして、何を思うの? 私達は《矢塚石与》を見たい訳じゃ無いんですよ。 吉井和哉の作る【曲】、吉井和哉の歌う【声】が聴きたいのです。 別に、釣りばっかりして音楽を忘れているなんて思っている訳じゃあないですよ。 きっと水面下では、着々とソロの準備を進めているのでしょう。 そして発表の時期を見計らっているのでしょう。 けれど、私はソロのお披露目は今年の夏か?と期待していたので 未だ何も聞こえて来ない事が淋しいのです。 ねえ、まだ私達を焦らす積もりなの? 折角、大人の男の色気を充分に醸し出す事の出来る華の刻なんだもの 露出しないと勿体無い。天の岩戸じゃないけれど 吉井和哉をソノ気にさせてくれるお人は、いらっしゃらないものか。 ライヴエナジー - 2002年06月09日(日) 6月9日、ロックの日という事でスペースシャワーTVでは 10:00〜18:00まで延々洋楽邦楽のロックのビデオクリップ特集をやっている。 超有名バンドから私なぞ全く知らないバンドまで凄い量だ。 作り込んであるPVも良いけれど、やはり目を引くのはライヴ映像のビデオクリップだ。 ミュージシャンと観客が一体となってうねっているような映像には、否応無しに 目を奪われて仕舞う。 今日、漸くRockJET vol.8を購入出来たけれど、エマさんが エアロスミス来日公演時の感想を述べていた箇所で ライヴ時の吉井和哉を《肉食動物が獲物を捕る時か、逆に草食動物が肉食獣を警戒して 脅えている時のような感覚を受ける事がある》という記述があった。 このライヴの《食うか食われるか》と言うべき緊張感と興奮こそが、何万人もの観客の熱い エナジーを一身に受ける陶酔と恍惚に繋がるのじゃあナイかしら。 仮にもライヴバンドと謳われた人達が、こんなにもライヴステージから遠ざかっているなんて、 そんなの素人考えだろうけど、やはり可笑しい。 「生きてて呉れれば良い。元気ならそれで良い。」とか無理やりにでも思おうとしたけれど 『矢塚石与』さんの写真じゃ、渇きは癒されない。 穏やかで優しげな佇まいのエマさんの写真では物足りない。 あなた達は、音楽をヤっていないと!ステージに立って下さいよ。 ステージの上こそ、あなた達の居場所でしょ? 宮本さんも“折角のロックン・ロールバンドだ!”って叫んでいるよ。 「プライマル。」の映像見たら、懐かしいのと嬉しいのと、何だか悔しいのとで 涙が出て来たよ。
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