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■ 信頼さえも切り刻み。
昨日、好きだった人と一緒に固定ptをしていた人から言われた。 「私たちちゃんとお付き合いしていて、結婚するんです」 え? 私は困惑した。 いきなり何を言い出すのだ? なにを、言っているのだ? 彼女は、昔の人を忘れられないから私を振ったんじゃなかったのか? 誰とも恋できないって言ったんじゃないのか? そして、君たちは……女性じゃないか。 ふざけるな…ふざけんじゃねぇ。 すぐさまに好きだった人にtellを入れる。 返事はない……。 返事がない代わりに、私の貸していたアイテムを無言でトレードしてきた。 ……は? 何度も何度もtellいれた。 その度に怒りがこみ上げてきた。 彼女の代わりに、その「結婚する人」が私に声をかけ続ける。 なんなんだ!? お前は黙ってろ! 「でも、恋って大変だと思いませんか?」 うるさいよ、お前に人の心ってものはないのか? お前に今の俺の気持ち何が分かるんだよ!? 勝ち誇って、引導を下して、さぞ気分がいいことだろうな。 そのとき私の中で一番強かった気持ちは、なんでお前から言われなきゃいけないんだということであった。 振られて、それでも大切な人が戻ってくるまで応援するといった私に、彼女以外の誰がこの事実を告げることが許されよう。 それがせめてもの情けというものじゃないのだろうか。 裏切られた。 欺かれた。 そして、心を引き裂かれた。 君たちが踏みにじったのは「恋」ではない。 私が君たちに持っていた「信頼」というものさえ、踏みにじってたのだ。 私は言った「サヨナラ」と。
2003年12月30日(火)
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