会社の帰り道、電車がめずらしく空いていたので席に座ることにした。 となりには、英語の本を読んでいる女性が座っていた。 電車に揺られ、2駅過ぎると、 急にその女性がアタシの方を向き 「も・・・・もしやっ るかさん???」 ぎょー! 良く見たら友達やんけ(汗)。 しかも同じ駅に住んでるKちゃんだ。 以前、仕事を一緒にしていたKちゃんだが、近くに住んでいながら お互い仕事が忙しくて、最近はごぶさしたしていたのだった。 「なんか、この匂いは、るかさんの匂いだと思って」 (−Θ−)どういう匂いだろ・・・・。 「スカートの柄がるかさんだって思って」 (−Θ−)無地だってば・・・。 「でもコワクてなかなか顔みれなかったのー!!」 (−Θ−)こわいのか・・・。
アタシとKちゃんはメアドの交換をして駅で別れた。
その次の日、駅前のスーパーから出てくるKちゃんを発見。 声をかけようと追いかけてみたが、 自転車に乗るKちゃんは中野浩一のようにすばやい。 Kちゃんたら、しばらく見ない間に、競輪の選手に転職したのだろうか。 アタシはネギのとびだしたスーパーの袋を振りまわして 必死に、追いかけるが見失ってしまった。 ε=( ̄。 ̄;)ふう・・・ ま、いいや。老女だから心臓麻痺おこしそうだし(泣)。 メールに、駅前でみかけたことを書いておいた。
しかし、返事がきてびっくり。 ひ・・・・人違いだった(汗)。 全然知らんひと、尾行してしまいました(泣)。 しかもネギのはいった袋ぶんぶん振りまわしながら(泣)。
最近、うちのマンションのエレベーター内に 変質者が出るらしく、防犯カメラが設置された。 襲うということはなく、ただただ露出しているだけの人らしい。
「防犯カメラにさー、変質者と写っちゃったらどうしよー。」 「鼻糞もほじれないわねー。」 有閑な老主婦の皆様はうれしそうだ。
しかし、数日後に変質者は現われ、防犯カメラにしっかり写っていたらしい。 管理人曰く「このへんでよく見かける顔のヒトでしたよ。」 (- Θ -)ゞ ポリポリ そうなのか。 ○○階のだれだれちゃんのパパだったりすることもありえるのね(汗)。
防犯カメラの映像は警察に提出されたが、未だ犯人はつかまっていない・・・。
今から5年ぐらい前のこと。 M・バタフライでアタシを笑いの渦に巻き込んでくれた、ジョン・ローンが来日した。 さっそく、コワイものみたさででかけたアタシと友人だったが、 実物も映画と同じぐらい、お月様かお盆のように顔が大きく丸かった。
1曲目の音楽はスリラーの頃のM・ジャクソン風のつもりだろうが、 どう聞いても場末のおさわりバーでかかってそうな音楽だ。 好奇心が旺盛なアタシはよせばいいのに、 友人の高性能オペラグラスでジョン・ローンをみてみた。 ヘンな服・・・。 だけならまだいいが、へんな服の間から見える腹が 餃子の皮のようにシワがよっている(泣)。
アタシが死にそうになっていると、となりの席の友人がとどめを刺す。 「ねね、発音へんじゃない?」 確かにヘンに聞こえるのは音痴(爆)のせいなのか。 「BがPに聞こえるよね?」 ぐっばいがぐっぱいに聞こえるのはアタシだけじゃなかったのか。
しかし、ジョンはそれだけではアタシ達をゆるしてはくれなかった。 ドリフが寸劇に使うような切りかぶに立ち、フランスベッドの倉庫で 湿気てそうな、へなちょこシーツを体にぐるぐるまきにして 「アベマリア」を歌いはじめたのだ。しかも音痴である(泣)。 ぐるぢー。 助けてくれー。
他の観客もさすがにショックを受けたのか、アンコールはなかった。 その次の年、予定されていた来日は中止になったという。 その後、2度と来日していない(泣)。
ぱいざうぇー、彼は今なにをしてるのかな?
2002年03月13日(水) |
愛のバレンタインふぇあ |
今日、銀座にいてふと思い出したのだが、先月の13日つまりバレンタインディ前日も銀座にきていた。 デパ地下では、狂うほどのチョコが陳列されていたが、味見に群がっているのは絶対こんなとこでチョコは買わないだろうという老女ばかりだった。 老女のゴリラ化がここまで深刻になっていたとは・・・・。
そして今日ホワイトディ前日も、兄ちゃん、おっさんがデパ地下に集合していた。 義理チョコ制度って健在なのね(汗)。
アタシは義理チョコ制度に興味がないので、いつもあげたことがなかった。 就職して迎えたはじめてのバレンタイン当日、義理チョコの用意をしてないのはアタシだけなのには驚いた。 しかし、もっと驚いたのは他部署の男子(ちなみに主任)に尾行され、 「なんでチョコくれないんだよー。」 と言われたことだ。 うんざりしたアタシはショックで脳細胞のいくつかが死亡してしまい、 「アタシっ、義理チョコ制度と年金制度には反対なんですっ。」 と叫んでとっとと帰ったのを覚えてる。
新入社員にとって、税金や厚生年金のべらぼうな金額と義理チョコ制度への強制 は同じぐらい不毛なものだったのである。
セザール賞では13部門にノミネートだったのに、結局4冠だったわけね。 「アメリ」は。 そんな「アメリ」だが、江戸ではあの映画をみて婦女子が泣いているらしい(謎)。 泣くような話だったかね?
哀しくて泣く映画、感動して泣く映画はたくさんあったけど、 笑いすぎて泣いてしまった映画は1つしか思い出せない。
それは数年前にみた「M・バタフライ」という映画で、主演はジェレミー・アイアンズとジョン・ローン。 題名のとおり蝶々夫人をモチーフにした映画で、ジョン・ローンはおかまの役だった(爆)。 J・アイアンズはJ・ローンを女と思い込んで恋をしてしまい、淫行容疑で逮捕されてしまう大変シリアスな映画のはずだった。
しかしどうみても、ジョン・ローンが女に見えない。 アタシが呆然として見ていると、となりの友人がささやく。 「この、のどぼとけのどこがおんな?」 久し振りにみたジョン・ローンはなんだか顔がでかくなって年をとっていた。 「この顔、おぼん?」 顔もでかくなっていたが、体もでかくなっていた(泣)。 「この鋼の肉体のどこがおんな?」 しかも、わざと出してる女っぽい裏声がどう聞いても絞め殺される前のニワトリの声にしか聞こえないのだ。 「くるしそうね。ニワトリみたい。」 頼むから、耳元でささやくのはやめてくれっ。
アタシは笑いすぎで腰が抜け、映画終了後(レイトショーだったのに(泣))立ちあがれずにしばらく席で笑っていた。 ふと見ると前方の外国人の集団も爆笑しながらすわっていたので、お笑いは世界共通であることをアタシに教えてくれた映画だったのかもしれない。
次回 泣けるコンサートに続く。
2002年03月03日(日) |
雛人形は顔がいのちっ |
我が家の雛人形は引越しが多かったせいと、長年使用したせいで(泣)、 かなりの年季モノだ。
お雛さま、お内裏さまはまだ美しい。 三人官女もまだ状態は良い。 しかし、五人囃子はとても哀しい状態になってしまっている。 落ち武者みたいな方や、小学校の時の用務員サンそっくりな方や いまにも自由が丘で大学イモつくりそうな方になってしまっている。
そんなお雛さまでお人形遊びする姪達・・・・。 ・・・・。
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