- 2000年11月29日(水) 今朝早く、ばーちゃんが逝きました。 あたしのなかには現実的な反応だけがおこります。 とても離れたところにいるのです。 オカンは夕べから病院で付き添っていて ・・・電話の声はうわずって震えていました。 あたしのなかには現実的な反応だけがおこっています。 まだどうなるかわからないけれど、葬儀に行く準備のことだとか 終わらない卒論のことだとか、明日のゼミのことだとか 今日のバイトのことだとか。 親戚のことも自分のこともいろいろ思うのだけれど ばーちゃんのことを「思う」ことだけがどうしてもできません。 これから忙しくなります。現実的に、そう思います。 ... - 2000年11月27日(月) 秋様と少し、お話をしてきた。 しゃると秋様はきっと、 少ない言葉でお互いにわかりあえたりするのだろうけど、 あたしは多分、そういう風にはわからない。 特に今日はなんだかあたしはこころが閉じていて、 なるべく感じないようにしていて、 秋様のことをちゃんとうけとめられていなかった。 そのくせ、自分のこと喋った。 自分のこと、とくに内面の辛さのこと、喋る自分は嫌い。 あたしは、抱える修行の真っ最中なのさ。 あたしを強くして、あたしを形づくるために。 自分の世界をもちつつ、人とつながるために。 ・・・信じたいものを、信じつづけるために。 ... - 2000年11月26日(日) 僕は多分、誰にとっても意味のある言葉など吐けないだろう。 ただ僕は、僕にとって意味のある言葉を吐くだけ。 当然、通じない人もいるだろう。 なにか思ってくれるならそれもいいし、役に立つならうれしいことだけれど でも多分、僕にとっての意味とは違うものになるのだろう。 幸せえねるぎーが渦巻いてる中で あたしはちょっと不幸えねるぎーをもっていってしまったので なんだか不思議な気分でそこにいて、終わったらさっさと帰ってきた。 幸せで輝いている人たちを見ていると、 中途半端な自分が浮かび上がってくる。 やること、山積み。 しばらく、自分にOKを出せそうにない。 ... - 2000年11月25日(土) これは、チャンス。 きっと、チャンス。 僕に今、必要なのは
僕の道、進むこと。 まわりのこと、 僕の弱さと寂しさの いいわけにしないこと。 僕の道、進むこと。 そこで、笑うこと。 ... - 2000年11月24日(金) あたしのエセ社交性は、やっぱりニセモノなんだな。 いつでもどこでも誰が来ても、 しゃきぃーん!と切り替われたらいいのになぁ。 相当に、心の準備が要るみたいでね(笑) だから突然かかってくる電話はちょっと苦手だし、 急に舞い込んできたお誘いなんかは、断ってしまったりするのだ。 で、あーあ・・・って思うのだよね・・・おバカ。 いつでもどこでも何が来ても、動けるようにしとくってのは とても大事なことなんじゃないか?って最近思うのです。 いろんなこと。 やるべきことを先延ばしにしないとか、ちゃんと寝て起きるとか(笑)、 起きたらいつでも外に出られるようにしとくとか! ・・・社交性の問題ではなくて、ただ単にだらしないだけ!?・・・か(爆) あんまり先延ばしにしてきたためにもう、 焦るばっかりの「やるべきこと」だとか 自分をコントロールできないためにひきずっている昨日のことだとか 起きたまんまでとても外へなんか行ける状態にないことだとか そんなののなかにいて あたしはまだ「今日」を始めていない。 だからあたしの時間はあたしの中でとてもゆるやかだし 誰かの時間とともにまわらないのだ。 誰かの時間に重なるための準備をしなければ出会えないのだ。 ・・・あるいは、あたしの時間をまわす誰か? ... - 2000年11月22日(水) 歳のこと、考える。 同世代じゃん、関係ないよっていったってね、やっぱ 彼らより長い分の時間に、あたしはなにをしてきただろう? 知らないことだらけで、途方もないなぁ!なんて思っていたあの頃と、 今のあたしはどれだけ変わった? おそらく、人よりゆっくり生きていきたいあたし。 でも時間は待ってはくれないから 取り残されるよとか、しっかりしなくちゃとか、身の程を知れとか そんな声が聞こえてくる。 今あたしには何もないのだ。 まだ何かできるのかもしれないと思う、愚かさの他に。 それをまだ、信じようとする以外に。 ... - 2000年11月19日(日) うおぉ、イカン。巻き込まれてる巻き込まれてる! お家騒動の不幸な感情の渦にっ それどころか、不幸エネルギーを増幅させてばらまいてるらしい。 あたしがうだくだ考えたって、始まらないのだ。 重たいぃって抱え込んでみたって、仕方ないのだ。 せいぜい話を聴いていることくらいしかできないのだ。 言葉を吐くなら前向きなものに書き換えるんだ。 それも辛いがそれ以外にはなにもできない。しないほうがいい。 あぁだけど、少し疲れちゃったみたい。 毎日、嘆きの言葉をきく。同じ言葉の繰り返しだったりする。 早くここから出たい。出たいよ・・・ ... 主婦体験 - 2000年11月18日(土) ううう。風邪ひいたっぽい。 今日は朝から一日主婦あるいは一人暮らし体験しました(笑) 朝起きて資源回収に出すもの出して、ごはん食べて、洗濯して掃除。 いやぁ・・・大変だった。 毎日こんなん(これ以上ね・・・)やってるオカン、天晴れ。 うーむ。一人で暮らす修行がしたいぞっ。 普段まったくやらないもんだから、はっきり言ってやり方ギモンだし、 ひとつやるのにエライ時間かかるし、すごく疲れちゃうぅ。 なかでもあたしにとって大変ツラいのは、虫との対決である。 特にハチっ。 洗濯して干したはいいが、スズメバチが何故か寄ってくるっ ときどきとりこんだ洗濯物からも虫が出てくることがあるから、 もうびくびくしまくり。 そんなときオカンはこわいと言いながらも果敢に挑んでいって、 やっつけるか逃がすかしちゃうんだから、やっぱり天晴れ。 あたしはオカンになっても、そんな風になれる自信ない。ないないっ。 そんなこんなで時間が過ぎて、ひと段落したときの、人恋しさ。 夫の帰りを待つ気持ちがわかるってもんよ(そうか?)。 あー、あたしはだめだね。 待ち焦がれてやつあたりしそうだもん(笑) 一日分まとめてガンガン喋りそうだし。 ・・・専業主婦の孤独。 夫と子ども以外の場所をもつべきだね。ぜひとも。 そんで夜は苦世塾。ちかれた。今日、一日。 星がきれいだったからいいや。 下半分のでっかい月がなんだかあったかかったから、いいや。 ・・・卒論は?(笑) ... - 2000年11月17日(金) 今夜は弟と二人だけです。 こういうのは初めてかもしれない。 うちはオカンがいわゆる専業主婦で、家をあけることはほとんどないし、 なんでもやってくれちゃうので、なんだかいろいろと思います。 さっきまで弟が寝てたから、ひとりぼっちの気分でした。 テキトーにご飯つくって食べて、お風呂わかして入って。 音が少なくて寂しいから、ラジオつけてみました。 お風呂はいってたら地震があって、ものすごくびっくりしました。 小さな物音も気になります。戸締りもちゃんと確認しました。 心理的に「ひとり」っていうのも寂しいけど、 物理的にひとりになるのもなかなか・・・。 あたしがあたしのこれまででいちばんの底から這い上がってくる ひとつのきっかけが いつか「完全にひとり」になってしまうことへの おそれだったことを思い出しました。 ... - 2000年11月15日(水) トラワレとコダワリは病気のモトでもありますが、 成長発展のタネでもあるので 上手におつきあいするのがよろしかろうと思います♪ とはいえ、いつの時代もそれが難しくて悩むのだし、 うまくやれる人ばかりならそもそもこころの病なんてモノはうだくだ。 って言ってる本人、ただいま沈没あんど浸水中らしいです。くす。 だるくてなんもやる気がしないので、 疲れてるんだ!って思って寝てみたら、 今度は目覚めませんでした。塾の夢を見ました。 一度起きてご飯を食べたけど、また沈没。 空が笑っています。メレンゲの雲が。 あぁ、だんだんと青が見えなくなって、今度は怒ってるらしいです。 分析するならば心的エネルギーの枯渇、とでもいいましょうか? こういうときは寝てるだけじゃあ、決して回復しないのですね。 こころの元気。やーい。 ... - 2000年11月12日(日) 考えすぎ。 そ、だねぇ。ほんとうに。いつも。 ほんとうに、よく言われるんだよ(笑) 頭のてっぺんから足の先まで、全部自分の制御下におこうとしてたらしい。 そういう風にいたんだ。いつも。 もう、小さい頃から、内側の自分と外側の自分は違っていたし、 外側の自分をつくることにいっしょうけんめいだった。 「まわりにうけいれられる自分」になるのに、 いっしょうけんめいだったんだ。 疲れててね。 ひとりになる時間がうれしかったりしてね。 あるときあたしは、「あたし」になろうとしたんだ。 何にも惑わされないこと、それが「あたし」だと思っていた。 だからねぇ、あたしは、もう全部、 切り離しまくったんだよ。あたしの中で。 そうしたら、「あたし」が自由に動き出して、 歩いていけるんだって思ってた。 それは、今でもときどきあたしを惑わす思いなんだけれど。 だけどね、全部切り離したあとで、「あたし」がどうなったかと言えば。 ・・・なーんにも、なくなったんだよ(苦笑)なーんにも、ね。 あたしと「あたし」は、いっしょじゃなきゃ、 この世界では生きていけないらしいね(笑) あーだけど、難しいんだよ。ほんとうに。 失ったもの、切り離したもの、そんなんがいっぱいで。 あーだから、難しいって思わなければいいのか(笑) そんなんも含めて今あたしはあって、 そんなあたしで、やっぱりゆくんであって。 あたしを好きって言ってくれる人がいる。 でもあたしはあたしを許していないから、少し、こわいんだ。 多分あたしがいちばんにしなくちゃならないことは あたしがあたしを好きになることなんだろ、な。 ... あたしへ。 - 2000年11月11日(土) あたしへ。 ここで立ち止まることを禁じます。 外へゆきなさい。どこでもいい。外へ。 動きなさい。 ここにはなにもないのだから。 あたしへ。 おやすみなさい。 『ここ』に留まることを禁じます。 お眠りなさい。夜の旅をしましょう。 明日また動くために。明日また笑うために。 『ここ』にはなにもないのだから。 あたしへ。 みんなもってゆきなさい。 やめることも切り捨てることも、禁じます。 みんなもってゆきなさい。 そこにはきっと、あるから。 信じて、ゆきなさい。 それだけが力。 そこには、あるから。 きっと、あるから。 ... 泣かないで - 2000年11月09日(木) 負けないで。ここにいたいと思うきもち。 あたしは、生きもの。いのちを、もってるの。 いのち。 あったかいの。うごいてるの。 これを止めてしまうなんて恐くてできやしないわ。 あたしは信じられる。 いのち。 それが、生きようとしていること。 すきっていうきもち、知っているの。 あつくなるの。あるいてゆけるの。 あたしの奥から生まれて、止まらないの。 すき、をいっぱい、感じて。 あたし、まだ、ここにいられるわ。 あたしの奥の奥のあたし。 泣かないで。 ... - 2000年11月08日(水) ぼくには、なんにもいう、しかく、なんてないの。 まるも、さんかくも、ないの。 あるのは、ばつ、くらいなもんだから。 あー、高いなぁ。 行けるのかなぁ。 もう、こんな、底の底から。 あー、いい天気だなぁ・・・。 内に向きすぎてるんだ、きっと。 ちょっと、こわい。 なにかがくる。 あるいは、なにかが失われる。 外へ。現実へ。あたしをつなぎとめるもの。・・・どこ? ... - 2000年11月07日(火) うーん・・・外向性(または社交性)電池が、切れたっぽい。 話しかけられて答えたり、質問されて考えたりする気力がなーい。 相手のことを考える気力が、ないなーい!! それどころか、「あー、どーでもいーよ」なーんて思うぞ。おいおい。 なんだかずしーんと重苦しいものが胸の真ん中にあって、 うがーっ!!って感じ(壊) こーゆーときのバイトって、これまたすごく重たいんだよね。 だってあのお仕事、外向性電池いっぱい使うんだもんっ。 あたしの内向きなスイッチを 一生懸命外向きに切り換えないといけないんだもん・・・。 ふみゃぁあ。 「呪縛」?それとも「つながり」? ああ、そう、思い出した。 “からだ” ちょっと動かしたら、スグ気分変わった。軽くなった。 ・・・単純?そうだねぇ(笑) でもこれは、絶対あたしだけのことじゃないでしょ? からだを動かすと、血がめぐって、あったかくなって、汗をかいたりして、 そうして滞っていた流れが回復する。 それが気分に影響するなんて、大アリなのさ。 あーもう、だから、「こころ×からだ×宇宙」なのに いつの間にかこころに偏っていって、からだが死んでたみたいだ。 うむ。いい気分。 ま、現実の問題が消えたりはしないのだけれど、 エネルギーがもどれば、まだやりようはあるってもんよ♪ あたしの中に思想として流れていることばたち。 こいつらが現実に生かしきれていないことに、今さらながら気づいた(笑) 当然と言えば当然かぁ。 それはあたしの「理想」で、めざすところ、なんだからね。 こんな風に、ごまかしごまかし、いくんかなぁ(笑) ... - 2000年11月04日(土) 僕の現実と他のヒトの現実が同じじゃないことなんて 今にはじまったことじゃ、ないし。 だいたい僕はいつだって、深みにはまっちゃうんだから だからきっと、こんども、そんなにたいしたことじゃないんだ。 そう言い聞かせて、目をつぶってみる。 胸の真ん中に、石のかたまりができたみたいだ。 ... - 2000年11月03日(金) 吐きたい言葉があるんだ。 だけどこいつだけは、しまっておく。 あんまりくだらなくって、バカだからね。 ああ、もうすべて単純に、ひとつになってしまえばいいのになぁ。 あんまりくだらなくって、バカだからね。 切腹のイメージ。後ろから切りつけられるイメージ。 そんなんでね、もう、殺っちゃうのさ。 なんべんもなんべんもね。 ああ、だけど、ここからはじめる以外に、ないんだけどなぁ。 あんまりくだらなくって、バカなんだ。 ごめんなさい、すべて。 僕のすべて。 あたしのコントロールを離れたあたしは、絶えず謝っていたんだって。 ごめんね、ごめんねって。 ・・・未来予想図だね。 あたしは多分、謝りながら死んでくんだね。 なににそんなに責められてんのかなぁ。 「〜しなきゃいけない」 「〜すべきである」 それが重荷の始まりだってことは知ってるけどね。 いつの間にかいっぱい、つくってるから。自分への呪縛。 それを守れないあたしはいつまでたっても「ダメ」で、永遠に不幸なんだ。 自分で自分を不幸にしてんだ。 それで謝りたおして死んでいくなんてなぁ。 ... - 2000年11月01日(水) 起きたら、頭ん中、音楽がぐるぐるまわっていた。 今日のテーマソングは「メロウ」なわけね。 はじまったぜ・・・。もう、やっちゃえば? そう、これからだ。どっち向いてんだ? わかったよぉお。起きるよぉ。 ・・・最近、中村くんに起こされることが多いなぁ。 あたしと中村くんの出会いは、FMで流れてた「犬と猫」だ。 なんか知らないけど、その頃、やたら流れていて、耳に残ってた。 ・・・だって、初めて聞く感じだったから。声高くて、メロディが不思議でさ。 そのうち、雑誌「スヌーザー」に傾倒してて音楽語る我が弟が、 アルバム「金字塔」を買ってきて、聞けって差し出すからさ、聞いたんだ。 これがちゃんと出会った最初だな。あー、あのFMで流れてたやつかぁって。 詩がねぇ、好きだったね。 こいつ、あたしと同じものを見たのかもしれない、と思った(傲慢)。 でも、そのときのあたしにとって、そこはすでに通りすぎた道、でね。 それほど強い思いを呼び起こさなかった。 それとね、曲が苦手だったんだ。あと、あのなーんかかぶせてある声がね。 あたしが好きなのは、シンプルなのが多かった。 声は近くで歌ってる感じがするようなのが好きだったし、 サウンドは生楽器が好き。 でもって、詩も聴く。言葉の選び方によって好き嫌いがある。 小沢さんが、好きだ。 あたしはあれに救われた。 初めて聞いたときには、こんな明るくて楽しい言葉ばっか並べた曲、 むずむずしちゃって、照れくさくって、聞けるかぁ!!って思ってた(笑) それがね。あたしのこれまでで最高に死に近かった時代に。 それらのことはものすごい輝きを放って見えたんだ。 単純で、基本的なこと。正しさ、明るさ。 メロディとリズムが誘う。その世界で。 ・・・あたしは、生を得た。 それに似たものを、中村くんに感じたんだ。 だけどね、やっぱり、あたしの中では 中村くんと小沢さんは「違う」んだな。 あたしは、小沢さんとともに生きたかったんだ。 変わっていってもいい。見たかったんだ。 だけど。 久しぶりに、聴いてみようかな♪って試聴した中村くんは、 あたしを見事に動かした。 やべぇ。追いつかれてるぜ(更傲慢) だから、今は中村くんの「次」が楽しみなんだ。 あたしの「次」とともに。 でも、あたしは、小沢さんを、待ってるんだ。今も。 ...
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