晴れも褻も
〜ハレもケも、と読みます。私らしいかなと。
- 2008年11月10日(月) おにぎり
寒い朝、曇り空
カートをひっくり返しながら走って電車に飛び乗る
腹痛に電車の揺れが響く
痰の絡む喉、ゼェゼェ言う咳
ディズニーランドに行くのか、楽しげな女子4人組
正直いっぱいいっぱいなんだ
なんでみんな自分の欲ばかりで動くんだ
言いたいことだけ言うんだ
相手の思いなんて誰もわかんないんだ、想像もしないんだ
そんなことをずっと考えてた土日だった
一人で雑貨屋さんに入るときだけ、ほっとして楽しかった
土日が終った月曜の朝、
わかしお1号のまだトンネルが明けないうちにお弁当をとりだして
・・・
おにぎり。
昨日母が握っておいてくれたおにぎり。
子供の頃からいくつ食べたかわかんないおにぎり。
なんか涙が出てきた
母のおにぎりを食べて泣くなんてことが在ると思わなかった
嬉しかったのか、情けなかったのか、懐かしかったのか
よくわかんないけど、
一晩経って冷め切ったおにぎりは実はあんまりおいしくなかったけど
これが母の愛情を感じるってやつなのかとか思った
私はたくさんの人に支えられてるんだと思った
カートをひっくり返しながら走る私を見ながら
母はげらげら笑ってた
おにぎり食べながら泣くなんて私も年を取ったなとか思って
私もおかしくなった
***南の島の写真をアップしました。→こちら***