| 2003年08月31日(日) |
この人となら幸福あり
|
楽しい週末だった。
といっても、今日の夕方からは休日出勤だったけど。
金曜の夜は、仕事が終った後、悪友N嬢宅にお泊り。
彼女のアパートのベランダから、べっこう飴のような オレンジ色の火星がそれはきれいに見えた。
K先輩の話をした瞬間、K先輩から携帯に電話があってかなりびっくり。
しかも、内容は簡単な英語に関する質問。
・・知ってるくせに、聞かなくなって。
私よりもよっぽど頭がいい上、英語もよくできるのに、なぜわざわざあんな トリビアな質問をするために、職場からかけてきたのか、全くもって謎。
まあいいか。 そんな気分だったんでしょう。
そして土曜日。
実は、その日は求職中のN嬢(デザイナー)を、私の知り合いで 個人事務所を開いている井上さんに会わせることになっていたのだ。
井上さんは、私が前の会社に勤めていた時、うちのスクールに 生徒兼講師として来ていたのがきっかけで、親しくなった。
年は7つ上だけど、とにかくいい人。
よく飲みにも行ったし、一度なんて朝まで飲み明かして 2人で始発を待ったこともあった。
そしてある時なんて、私が井上さんと他の生徒さんらと飲みに行った後、 喧嘩っ早くて有名な某生徒さん(元プロボクサー)と私が駅の目の前で 怒鳴り合いの大喧嘩をしはじめた時、必死になって仲裁に入ってくれたっけ。
酒が入っていたとは言え、ワカ(バカ)さの至りだわね。
あの後、元上司に大喧嘩の一件がばれて私だけ飲み会禁止令が下ったっけ。 だってあの人、うちの職場について、ひどいこというんだもん。
というわけで、井上さんは私の命の恩人(?)でもあったのだ。 (というか、元プロボクサーと喧嘩おっぱじめる女なんていないわね、普通。)
例のごとく、恋愛感情は全くないけど、友情と信頼関係は 4年たった今も変わらない。
そして今回は、フリーを目指しているN嬢に仕事を回してもらえれば、 とみんなで会うことになったのだ。
いやいや、楽しかったわ。 井上さんの知り合いが経営しているカフェ兼レストランに 連れて行ってもらって、この世のものとは思えないくらい美味しいピラフを ご馳走にもなったし。(なんと作り方も特別教えて貰っちゃったもんね。)
普段は縁のない、色んなタイプの人々と話せて、 とっても楽しかったし、いい気分転換になった。
N嬢も、両肩にどっしりと重たい自分のポートフォリオをぶら下げて “重い重い”とブツブツ言っていたけど、いろんな人に作品を誉められて、 とってもうれしそうだった。
そして、改まって言われた。
“あんた、いいやつね。ありがとう。”
小さなド親切シリ−ズ、第三弾だわ。
フリーのいい仕事が入ってくるといいのだけど。
井上さんに会う前、実は少し時間があったので、N嬢と 地元でも有名なお寺にいってお参りをしてきた。
でね、引いたおみくじが、なんと“大吉”。
うほほーい。
50円で買えてしまった、女の幸せ。
“災い自ずから去り
福徳集まり
誠に平地を行くがごとく
追手の風に舟の進むがごとく
目上の人の助けをうけて
よろこび事があります”
いやっほーい。
うれしいな。最近、仕事も順調だしな。
そして、そのおみくじ“恋愛”の運勢にはひと言だけ簡潔に書いてあった。
“この人となら幸福あり”
この人となら
幸福あり。
この人。
この人。
・・この人?
ホトケ様ぁー
この人ってぇー
一体どの人ですかぁー(エコー)
該当者がたくさんいすぎて、あまりにもいなさすぎて、 皆目見当がつかない・・。
まあいいや。
大吉なんて最後に引いたの、もう思い出せないくらい遠い昔だし。
なんだか幸先いいわ。
ずっと停滞モードだった私の運気も、ようやく上昇してきた 兆しなのかもしれない。
おみくじの最後にはこう結ばれていた。
“信神怠らず
心直く
行い正しくなさい”
はいはーい。
もう大の男の人と喧嘩はしませーん。 (そういえば元彼の親友とも大喧嘩したわね昔・・。)
というわけで明日からも、
清く正しく
がんばっていきますか。
3年の留学から帰ってきたら、
すっかり日本の芸能界オンチになっていた。
お笑いの“オセロ”が出ていて、“あれ、パフィーもふけたわね” といって元彼を唖然とさせたのは私。
職場で質問をされて、私がたまたま的を射た答えをした時、
“へええ。へええ。へええ・・!”
とデスクを平手でバコバコ叩く同僚ガールズにおののいたのも私。 (昨日初めて観たわ、“トリビアの泉”。)
さっきも、妻夫木聡がテレビに出ていて、てっきりこの前水泳で 金メダルを出した子かと思っていたのも・・やっぱり私。
ああやば。
少しずつ、恥をかかない程度に情報を仕入れていこう。
まあどうでもいいけど。
ところで、そう。
問題発言の翌日。
・・なーんて、期待を持たせておきながら、全然大したことなかったわ。
矢部さんが、やたら用もないのに話し掛けてきたくらい。 自分の来客(ネイティブ)を、全く無関係の私に紹介してきたり。
なんだかよくわからない。この矢部さんの言動。
ひとつだけわかったのは、
何かと注意を引きたがっていることだけ。
最初は、なんなのかしら・・と思っていたけど、少しして “ああやめやめ”とあれこれ考えるのをいっさい止めることに。
私にホの字なら早くそう言ってくれればいいし、 そうでなければ、自然と離れていけばいいわ。
だってそういうことでしょう?
・・もうね。
私は男の人に振りまわされる人生はやめることにしたの。
好きにすればいい。
そんな感じ。
今日は、私のもとにバイトの子がずっとついていたからか、 ほとんど話す機会もなかった。
ま、こんなものでしょう。
・・それでも時々、
ふとドラマクイーンになりたくなる
28の晩夏。
“僕、菜穂香さんみたいに根性あるタイプ、好きですよ。” “僕、菜穂香さんみたいに根性あるタイプ、好きですよ。”
“僕、菜穂香さんみたいに根性あるタイプ、好きですよ・・。”
ひ、ひえええええええ。
・・さ、最近の日本男児もずいぶん直球型になってきたわね。
っていうかどうよ、この発言。
少し前から、なんとなく、私に気がありそうな素振りは見せていたけど、 本当に興味あるのかしら。
っていうか私、やっと勤めだして1ヶ月経つか経たないかなのに、 彼は私の一体何を見ているのかしら。
発言主は、同じフロアで同じオフィス内に勤める 別会社の営業マンの矢部さん。
33歳独身。みるからに誠実で正義感が強く、人の良さそうな体育会系。 おまけに、元帰国子女!
部活の練習に向かう彼とたまたま帰りが一緒になって、 同じ電車に乗り合わせたのだ。
上の問題発言は、その中での発言。
何気なくとはいえ、びっくりしたなぁもう!
目、まっすぐ見て言ってきたしな。
この前、彼の会社の男連中とうちの団体の女連中でランチに行った時も、 やたら隣にきて話し掛けてきたしな。
・・発言の後、厭な予感がしたので、
“私、昔からよく男に生まれてくれば良かったのにねって 言われるんです。男勝りでかわいげないから、全然モテなくて・・”
と急いで墓穴を掘ったのだけど、ひるんだ様子も見せずに微笑む矢部さん。
何。
何。
何よ・・。
矢部さんは、私が小学校の頃からよく好かれるタイプだ。 真面目でやさしくて、正義感が強いNHKタイプ。
いかにも、いい旦那さんになりそうなタイプ。
そして。
いい人なんだけど、
私から興味を持つことはまずないタイプ・・。
たぶん、私のどこかでいつも物事をフィックスしたい願望があって、 だからいつも問題を抱えた、助けの必要そうな、気難しいタイプを 選んできたんだと思う。
加えて、私のこのボーダーライン気味の極端性格。
大好きか大キライ。 白か黒。 いい人か悪い人。 敵か味方。 ○か×。 愛か憎。 被害者か、加害者。
・・私だって、そんなことは前からわかっていた。
いったりきたりスウィングする評価に、耐えうるような人を、 自分が被害者になりやすい人を、あえて彼氏に選んできたことくらい。
でもね。
矢部さんタイプだと、それが通用しない。
だから、これまでは食指が動かなかったんだろう。 興味が湧かなかったんだろう。
その割には、
何動揺してるんだ私・・。
昨日、恋愛はもういいから、国家試験を受けるって決めたばかりじゃない!
あんな彼の問題発言なんて、気にしなきゃいいのよ。
挨拶代わりのようなもんよ。
いつものように、何事もなかったふりをしていれば、 何事もなかったように元通りになるわよ。
でも、なんだかいてもたってもいられず、悪友N嬢にメールすると、
“あんた、とにかく頑固で気は強いけど、いい女なんだから自信持ちなさい”
とひと言。
これまたびっくり!
だってこの人よ。
いつもいつも私があまりにも縁遠いから“尼寺に行け”だの、 “性転換手術受ければ”だの激辛アドバイスをくれるの!
あ、あたし、どうすりゃいいんだ。(→やっぱり動揺してる。)
・・どうもする必要は
ないわね。
何もプロポーズされた訳じゃあるまいし。
とりあえず、普通に仕事するか。
厭だわ、まったく。
年頃の晩婚ガールを惑わせないで欲しい。
今日、仕事ではまたまた空港に行き、帰りに入国管理局に寄ってから オフィスに戻った。
今日も色々な人間模様が目の当たりにできて面白かったなぁ。
日々、単調な日常生活も、
切り口ひとつで大きく変わるから、
人生やっぱり
やめられない。
よかったわー、高校野球。
友達の母校なのよね。あの優勝校。
今年で引退される木内監督の謙虚であたたかいコメントにも感動したけど、 まあ準優勝の東北高校のダルビッシュくんの涙にも心動かされたわ。
それにしても、あの怪腕投手の神々しいまでの美しさといったら! 身長194cm?最速141キロ?イラン人とのハーフ?
色んな意味で将来が楽しみな青年だわね・・って 気分はすっかりオバハンね。
ところで、前にも日記に書いたけど、私には心底崇拝してやまない占い師がいる。
親しい友達にはさんざん、“やめときなよ”、“お金もったいないよ” といわれ続けてきてるんだけど、だって本当に当たるんだから仕方がない。
一度、悪友N嬢にも、
“私って、早く結婚すればするほど離婚しやすいんだって。 普通の日本人男性が引くタイプなんだって!”
と興奮気味に言ったら、
“そんなのあんたを知る人は誰でも知ってる”
と冷たく一蹴されたっけ。
・・というわけで、昨日はまた見て頂いた。
かの高名な、あのお方に。
4年前にみていただいた時は、半年待ちだったのだけど、 今回は1ヶ月待ちで済んだからよかった。
だってさー。確かに占い料は高いけど、前にみていただいた時も、 私がまた海外で生活することから、M氏と出会う時期、将来つく 仕事の方向性まで、どんどんぴしゃりで当たったんだもの。
私が口を開く前によ!
確かに、占いが当たるか否かは自己暗示的な部分も大きいと思うけど、 でも出会いなんてとてもコントロールできないと思わない?
“来年の夏、教授や学者をしている人と、運命的な恋をします。ただし、 波乱万丈です”って言われて、ただでさえ縁遠く、出会いの少ない私が、 その翌夏にM氏と会うことになるなんて、私の自己暗示とは思えないもの。
“お仕事は何をされてるんですか?”と何気なくM氏に聞いた時、
“大学で助教授をしています”
と返って来た時の衝撃といったら。
・・というわけで、昨日。
やっぱり、当たっていた。どれもこれも、本当によく。
私、簡単に手を打とうとすると、必ず失敗するんだって。
だから、結婚相手でもなんでも、ただ他にいないから、と妥協してはダメ。 この人、という人が必ず現われるから、それまで簡単に手を打ってはならない、 と言われた。
でね。
私って、死ぬまで勉強し続けるんだって。
上を上を目指して、貪欲に挑戦し続けるだって。
タロットのことは全然わからないけど、チャレンジャーのカード、 ワールドのカード、聖者が頭に本を乗せたカード、などなど、いかにも 私らしいカードがたくさん出てきて、事細かに説明していただいた。
でね、肝心の恋愛は“待ちぼうけ”のカードだった。
・・当たってるって、これ。まじで。
このドケチな私がお金を払っても損した気がしないんだから、間違いない。
・・私もね、最近いろいろ考えていたんだ。
当分望めそうもない恋愛に思いをめぐらせてあれこれ時間を費やすくらいなら、 少しでも自分の将来にプラスになる資格をとる勉強をしようかな、と。
彼氏がいること、いないこと、には、 それぞれメリット、デメリットがあると思う。
例えば、“彼氏のいるメリット”。
�^Δ垢訖佑飽Δ気譴襪海箸如∪鎖静�充足感、安定感、安心感が得られる。 �△笋襪海函�考えることができ、単調な日常生活に張りがでる。 �B梢佑砲詫蠅澆砲�いことが頼める。(例.天井の雨漏りなんとかして。)
次に、“彼氏のいるデメリット”。
�,瓩鵑匹�さい。 �△瓩鵑匹�さい。
��やっぱり、めんどくさい。
逆に、“彼氏のいないデメリット”は、
�,気澆靴ぁ� �△爐覆靴ぁ� ��わびしい。
でも、“彼氏のいないメリット”は、
�,箸砲�く自分の時間が腐るほどある。 �△箸砲�く自由。 ��とにかく精神的に自立できるチャンス。
となったら、せっかくならそれを活かさない手はない。
もう失望するのは飽き飽きだ。 いい男がいないなら、私がいい女になるまでだわ。
といっても、平日は仕事で手一杯なので、やっぱり 有効活用するとしたら週末。しかも、土曜日!
国家試験、ムリかしら。
でも、やってみないとまだわからないものね。
何年かかっても、
何十年かかってもいいから、
いっちょがんばってみるかな。
“人生あきらめない”
私はそのことを、
3年の留学生活を通じて、
あの国の人たちから学んだのだから。
昨日は、やってしまった。
何をってあなた。
仕事で、公立学校の英語教師30人弱を前に英語で授業を!
2時間よ、2時間。
最初はがちがちにあがってしまって、どうしようかと思ったけど、 すぐに打ち解けて、笑いもとれて、最後は盛大な拍手までしていただいた。
やだーん。やればできるじゃなーい。>私。
この仕事の話を聞いた時は、仕事はじめて1ヶ月も経たない私に なぜそんな大役を、と思ったけど、よく考えれば、私は“ノー”と いえる立場にも当然なかった。
だからさ、もうやったわよ。
がんばったわよ。
すんごい楽しかったわよ。
爽快だったわよ。
朝の打ち合わせでもらった油性ペン(でも水性顔料って書いてあったの。 ホントよ)で、授業中ホワイトボードに文字書いて消えなかったわよ。
“ザッツオイル”
と消えないのに気づいた瞬間、親切な先生に即効指摘されたわよ。
ここだけの話、私中学時代の英語の成績、ボロボロだった。
英語なんて、複雑怪奇で、小難しくて、訳分からなくて、大キライだった。
なのに。
なのに。
誰が想像したであろう。
それから15年後、
なんと英語の先生を生徒として教えることになるとは・・!
ざまーみや・・じゃなくて、なんたる光栄!
英語が苦手な中高生、あきらめるのはまだ早い。
英語は、度胸があれば身につく。
度胸さえあれば、先生をも超えられるのだ。
昨日は改めて感じた。
今の仕事は、自分に本当によくフィットしている、と。
さてと。
明日は一体、
どんなドラマが待っていることやら。
今日は、生まれて初めてマツゲパーマに挑戦。
たかだかマツゲを巻いただけなのに、整形手術をしたような 気分になって店を出る。
だって私のマツゲ、
フランス人形みたいなんだもーん。もーん。もーん。
最近、週末は“自分へのご褒美”といいつつ、“自己投資”というより 無駄な散財をしまくっている。
でもって帰り、はたまたバーゲンで指輪を買ってしまった。
これまた、お値段は聞いてビックリの150円!
でも、我ながら申し訳ないけど安く見積もっても3000円くらいにしか見えない。
明日、オフィスの同世代ガールズに見せて自慢してやろう。(あ、あんた・・。)
そうそう。M氏からメールで、やっぱりあの大規模停電の影響で、 彼の家もしばらく電気が全くつかえずに困ったと書いてあった。
短気そうに見えて、やっぱり短気なM氏。 ちょっとイライラした感じがメールから伝わってきた。(ムリもないが。)
M氏へ。
私は今、お陰さまでハッピーに暮らしています。
最近、気づいたんです。
私、あなたのことは今も大好きだけど、
なぜかあなたと離れている方が幸せなんです。
心穏やかに、自分を取り乱さずに済むんです。
あの悪夢のようなビーチでのひと時が、今は遠い昔のよう・・。
悪友N嬢にね、
“菜穂香。このままM氏以上の男が見つからなくても大丈夫よ。
あんたにはまだ尼という道が残されているから”
といつも真剣に励まされています。
・・私は負けません。
がんばって、がんばって、
仕事のできる、内も外もきれいな日本人女性になりたいと思います。
あなたが、いつだか私の手を振りほどいたのを悔やんでやまないくらい、
いい女になってみせるわ。
だから、あなたもがんばってください。
いつか泣きついてきたって、
知りませんことよ。
この先また、命が危険にさらされることがあっても、
何が何でも無事でいるのですよ。
・・あなたのお陰で、
男性不信に拍車がかかったけど、
それでもあなたという人は
あなたという人は
私にとって
・・生きる活力なのですから。
| 2003年08月16日(土) |
雨の日は傘をたたんで。
|
雨の土曜日。
今日は、会う約束をしていた悪友N嬢が夏風邪のため ドタキャンになり、一日中家にいた。
N嬢には気の毒だけど、ちょうどよかったかも。
・・私にも休息が必要だ。
昨日は、仕事で一日中空港にいた。
関東地方の大雨だのNY/カナダの大停電だの、何も今日に限って というような悪条件が重なりに重なった一日。
でも、国際線が無事に飛んでいたのがせめてもの救い。
仕事が終わり、さて直帰しよう、と同僚とJRに向かうと、 今度は大雨で電車がストップ。
・・はぁ。
今日は、K先輩がうちにくるのにっ!
結局、いつも使っている電車が運休していたため、既に私の地元の駅で 車で待っていたK先輩と連絡をとりつつ、かなり大回りして駅に着く私。
で、Kさんと合流して駅を出ても、やっぱり雨。
んだよ。もう。
それから、駅近くのかなり洒落た和食屋でご飯を食べ、 コンビニ寄って、サーフボードを積んだKさんの車で帰宅。
で、1時くらいまで話をした後、K先輩は我が家の2階、 私は1階(もちろん施錠。念のため)で就寝。
私が朝9時半に目覚めて上に行くと、当然のごとく彼は既に家を出た後だった。
几帳面な先輩らしく、つかった布団やタオルが きれいに畳んで重ねられていた。
・・この人とももう知り合って10年になるけど、 ああなんかいい人だよな、と思った。
ウーロン茶2杯(運転するKさんに付き合ってアルコールはやめた)で酔った 私の爆裂トークを、ずっと笑って聞いてくれたし。
運転の腕も安心だし、深夜のコンビニに行ったときも、 なんだかほっとできた。
Kさんといると、梶を取らなくて、済む。
Kさんが梶を取ってくれるから、またそれが信用できるから、 私がなんでも仕切る必要が、ない。
こういう人と結婚できる女性は幸せね・・
って、あれ!?このセリフ、なんだか前にもよく言っていたわね。 あれ?トーマスの時?歴史は繰り返すっていうけど、私また同じ パターンを繰り返してない?
っていうかさぁ、いくらKさん彼氏じゃなくたって、いくら前日も 仕事で疲れてたからって、家の掃除くらいしとけよ。>私。
ま、一週間前にしたし、大して汚れてもいなかったけど、 Kさんをリビングで待たせてから、2階にマイペットとルックトイレのお掃除を 掴んで駆け上がって、髪振り乱してバストイレ掃除するのやめようぜ。
・・クールじゃないぜ。クールじゃ。
ま、もう済んだことだからいいけど。
昼頃、サーフィンを終えたKさんから、“ありがとう。助かったよ” と短いメールが入っていた。
・・・・・。
最近、
“小さな親切”が
静かなマイブームになっている。
雨。
雨雨。
雨雨雨。
よく降りますな、しかし。
もともと環境適応力はある方だと思っていたけど、 今の職場もすっかり馴染んだ感じ。
“もうずいぶん昔からいるみたいね”と周りに言われるくらい。
私は、根っから働くのが大好きだ。
仕事は忙しければ忙しいほど楽しい。
今の職場は素でいられるし、やりがいはあるし、 これ以上望んだらバチが当たる。
次の日が既に待ち遠しいもの。
もう少ししたら変わるのかな。
まあいいや変わっても。変わらなくても。 私は大して変わらない。
親しい友達と占い師によれば、私の性格は“男”なんだそうだ。
ああだからモテないんだ
・・ってあんたが言うなあんたが。
そうそう。最近、とんとクライシスとはご無沙汰と思っていたら、 やっぱり降ってきた、クライシス。
って大したことじゃないけど、明日、大学時代のサークルの先輩が うちの実家(2世帯住宅)に泊まりに来ることになったのだ。
なんでも、うちの県内であるサーフィン教室に行くのに 実家や今のアパートからじゃ遠すぎるから、泊めて欲しい、とのこと。
彼は、やさしくて誠実で頭が良くてスポーツ万能で、 10代の頃は、恋愛感情こそなかったけど、憧れの人だった。
話せるだけで嬉しくて、大人で、賢い彼の仕草に、どきどきした。
それは今も変わらない。
憧れの人。
でも、
恋愛感情は、
ない。
まぁ向こうもそんなのは百も承知で、純粋に教室に行くのに宿が欲しい 感じはよく伝わってきた。
それ以上の何かが万が一あったとしても、 寝る時、ドアにしっかり鍵をかけるから大丈夫。
あいにく、酒には強いし、魔がさすこともないし、 寂しさのあまり情に流されて寝ることもない。
私は元彼には弱いけど、彼じゃない人へのガードは機動隊並だ。
というわけで、彼はくるけど、
やっぱり私は
今日もひとり。
・・なんでこう恋愛感情がさっぱり湧いてこないんだろう、と最近思う。
街歩いていても、電車に乗っていても、オフィスと同じフロアで 働いている年頃の男性を見ていても、カッコいいな、ステキだな、 なんて思える人はひとりもいない。
芸能人ですら、かっこいいと思える男性はいない。
だからといって、女に走る気にも到底なれない。
私、どっかおかしいのだろうか。
今は、仕事が楽しい。 ひとり暮らしが大好き。 できれば、ネコを飼いたい。
仲のいい友達と、時に楽しい時間が過ごせれば、それで幸せ。
・・私の晩婚街道は、
まだまだはじまったばかりだ。
今日は、相も変わらず靭帯の切れているNくんに頼まれて 彼の冷蔵庫を買いに台風明けの炎天下をウロウロ。
友人N嬢に、“あんたまるで古女房ね”と言われ、妙に納得
・・って違うっ。
私は元・彼女であって、古・女房ではないっ。
元・彼氏、だの。 くされ・縁、だの。
20代後半になってから、あまりにも“冠”詞が多すぎる。
もういい加減、“冠”が重たくなって首が疲れてきた。
“元”も“くされ”も、いい加減早く取れないものだろうか。 (元彼と付き合いたいという意味ではない。)
ああ疲れた。
今度、TOEICと国連英検を受けるので、試験対策として某大手英会話 スクールの説明会を聞きに行ったら、“あなたの入れるクラスはない”と きっぱり言われた。
・・なんだなんだ。なんなんだ。
それだって、普通どこか強引に入れようとするもんなんじゃないの。 それで、私が丁寧に断るもんなんじゃないの。
強引に売りつけられるのも厭だけど、 目の前で扉を閉められるのも寂しすぎる。(良心的なんだろうけど。)
・・やっぱ、自分で勉強するしかないか。
同世代の女性が多い私の職場。
結婚している人も多く、ダイヤだのシルバーだの指輪の輝き方が違う。
指輪の輝き=愛の重みなんだろうなぁ。
それに比べたら、(当然)自前の上、二つで10�砲�らいだった 私の指輪の貧相なことと言ったら。
輝きも何もあったもんじゃ・・などと思っていたら、 ダイヤの指輪を光らせた同年代の既婚ガールが、
“菜穂香さんのその指輪、ステキねー。細い指によく似合うわぁ”
と感嘆の声。
厭味でもなんでもないところを見ると、本当にそう思った様子。
にっこり笑ってやりすごしたけど、 正直、びっくりした。
これぞ、ないものねだり以外何ものでもないわね。
結婚指輪と私の5�砲了慘悗犬磧�雲泥の差もいいところなのに。
でも私。安物を高そうに見せるの結構上手いのかも。
バナナリパブリックで買った9�砲離丱奪�も、COACHで買ったでしょう、と 言われたし、バーゲンで300円で買った銀の輪っかのイヤリングや、 70%OFFで、2�砲�らいで買った赤いサングラスも、高そうだ、と言われた。
そういえば私自身、職場や周りの人たちによく “菜穂香さんって謙虚ですよね”と言われる。
菜穂香さんって
謙虚ですよね。
そう。実は私って謙虚なんです。
・・って、まじっすか。
びっくり。いつも人に認められたい、誉められたい願望が強くて、 巧妙に恩着せがましい私なのに。
私のバックや指輪と同様、どうも私はいつも実際の価値以上に 高く評価されがちなのはなんでだろう。
これ、謙虚でもなんでもない。
まあいいか。プラスになってもマイナスになることはないものね。
高いと思われているんだったら高いフリをしていればいいし、 謙虚と思われているんだったら謙虚なフリをしていればいい。
・・案外、人生なんて
そんなものなのかもしれない。
| 2003年08月07日(木) |
私は幸せになるんだ。
|
仕事、いい感じ。
人間関係もいいし、帰りも早くはないけど、全然遅くはない。
今日は一日中翻訳してただけだけど、結構な量だったけど、 内容が興味あるから、全然苦にならない。
え。これでお金を貰ってしまっていいの?なんて 言ったら罰が当たるかしら。
もう少ししたら、不満も出て来るのかしら。
なんだか、忙しいんだけど、昼下がりのビーチのような穏やかな毎日。
・・私の家は、母親が心を病んでいたこともあって、子供の頃から、 毎日がちょっとしたクライシスだった。
いつも今度は何があるか、今度はどんな悪いことが起きるのか、 いつも母親の顔色を伺い、びくびくびくびくしていた私。
平穏な日々なんて、続かなくて当たり前。 いいことは続かない。 苦しいのが当たり前。
そんな日々を送っていたら、いつのまにか、クライシスなしでは いられない人生になってしまった。
平穏で幸せな毎日を送っていると、無償に罪悪感に襲われるのだ。 こんな楽してたら、幸せだったら、いつか罰が当たる・・。
ACの典型だわね。
なんだか、いつも苦労の種、悩みの元、嵐の予感を無意識の内に 探している気がする。
平穏で全てがうまくいくことなんて、滅多になかったし。
根っからの苦労症なのかなぁ。
嵐が恋しい。
ああ辛い、苦しい、助けてと言っている毎日が、恋しい。
今にそうなるのはわかっているんだけど、 今はなんとなく手持ち無沙汰な感じ。
なんて損な性格なのかしら、私って。
といいながら、毎日極力ストレスフリーでいるように心がけている。
私のストレスフリー作戦。
�)菷嬋�ず肩まで風呂(入浴剤入)につかる。 ��朝、時間に余裕を持ってうちを出る。 �B梢佑離爛世僻稟修鬚靴覆ぁ� �つ�、ご飯を食べる。 �ヌ襪鷲�ず、寝る前にストレッチ。腹筋。
すると、それだけでだいぶ違う。
肩の力が、だいぶ抜けた感じがする。
なんだか、昔よりずっと元気。 なんだか、昔いつも感じていた体のだるさがない。
今日ラジオを聞いていたら、朝起きてすぐにお水を飲んで 体内の水分のバランスを取るといいと女医さんが言っていた。
体にいいことは、なんでもやってみたい。
今はそんな気分だったりする。
おとといの朝、混んだ朝の通勤電車に乗っていたら、隣に立っていた 小柄な女の子の左腕に、細い無数の切り傷の跡があるのが見えた。
・・たぶん、リストカットの跡だ。
きっと、右利きなんだろうな。
あの跡って、消えないんだろうな。 治ったところも、くっきりと跡がついているのが見て取れた。
怒りのベクトルが、negative destructiveに向いてるんだろう。
厭でも毎日苦しんで必死にもがきながら生きている人はたくさんいるんだ。
そんな彼女と、ずっと
電車の隣同士で並んで立っていた私。
ああ私って、
バカだわね。
平穏で静かな生活を
ありがたく、
幾久しく満喫しなくちゃ。
クライシスが恋しくなったら、両腕をしっかりつかんで、 その衝動が過ぎるまで、じっとしていればいいのよ。
自分から飛び込まない。 つくりあげない。 背負い込まない。
私は幸せになるんだ。 私は幸せになるんだ。
私は幸せになるんだ。
仕事も少しずつ慣れて、楽しくなってきた。
まだまだまだだけど、それでも少しずつ任されるようになってきた。
もっと当てにして欲しい。 もっと頼りにされたい。 もっと認められたい。
・・私は、絶対にがんばるんだから。
今日、うちに帰ったらM氏からメールが来てた。
う、うれしぃよぅ。
実は、日本に戻る前に、“帰ります”という 手紙を書いて投函しておいたのだ。
M氏、元気ですか?
連邦局、忙しいですか?
ピースケは、すくすくと育っていますか?
一見カタブツに見えて、やっぱりカタブツなんだけど、案外 かわいい人に目がないから、適当に軽くデートなんてしてるんだろうなぁ。
まあもう関係ないからいいんだけど。
少し前までは、“今に後悔させてやるから待っていやがれ”と 息巻いていたけど、今はそんな怒りもだいぶ薄れてきた。
M氏のメールには、“あなたが幸せだと僕も嬉しい”ってあった。
・・なんだなんだこの人。
あんなに冷酷冷徹なクセに、離れてると優しい。
東京のどの辺に住んでるんですか、とも。
いくらなんでも来たりしないよね。
今度という今度は海をまたがなきゃならないし。
本当言うとさ。
もう2度と会えなくてもいいんだ。
メールだけでもいいんだ。
適当に再婚してくれてもいいんだ。
・・ただね。
ただお願いがあるんだ。
私を。
私のことを
・・忘れないで。
梅雨がやっと明けた。
今日は、靭帯を切ったNくんの代理で、炎天下の中、 彼の買い物リストを片手に店という店を駆けずり回った。
朝から夕方まで、ずっと。
松葉杖のNくんは、しばらく自宅で仕事をすることになった為、 その環境を整える必要があったのだ。
とっても感謝してくれたのは嬉しいし、私もお役に立てて何よりだけど、 ごめん。本当疲れたわ、Nくん。
今、足に水泡できてるもん。(まじ)
“よくできた元カノだと思わない?”とわざと恩着せがましく言ったら、 “そうだね”と珍しく素直に認めてきた。
ごめんね。たまにひと言言いたくなるのよ。
ああ今日はもうクタクタだ。
明日も早いから、風呂に浸かって早く寝よ。
・・神様。
私のやっていることは、
間違ってないですよね。
もう土曜日か。早いなぁ。
今週から勤務がはじまり、毎日片道1時間40分くらいかけて通勤している。
向こうにいた頃は、通勤ラッシュを想像するとげんなりしたものだけど、 案外、慣れるのなんてあっという間。苦なんだけど、苦じゃない。
そうだった。私は生粋の日本人なんだ。
駅の人混みも、高い物価も、慌しく流れる時間も、 慣れるのなんて一日もかからない。
This is where I came fromだもんなぁ。
そうそう。びっこを引いて花火大会に来てくれたN君。 その後、無理がたたって靭帯を切ってしまい、今は松葉杖生活だそう。
友達に言うと、“そこまでしてあんたに会いたかったのね”と あっさり言うけど、私は結構それを聞いた時ショックだった。
可哀想に。でもまあ本人が花火に行こうって言い張ったわけだしね、と 思いながらもこみ上げてくる罪悪感。え、罪悪感?なぜに罪悪感?
・・応えてあげられない罪悪感か。
なんでいつも私ってこうなんだろう。同じパターンの繰り返し。
まあいいや。
この週末、時間があったらN君の買い物等のお手伝いに行く予定。 中途半端な優しさが相手を傷つける、なんて言っている場合じゃない。
困ったときはお互いさまだもの。
仕事は、始めたばかりだけど、順調。 まわりもいい人ばかりだし。(女性ばかりだけど。しかも、英語堪能で 美人系で気の強そうな。)
やっぱりよかった。興味の持てる仕事に就いて。
どんな仕事だって、多かれ少なかれきつくてシンドイんだから、 好きじゃなきゃやってられないものね。
今はまだまだ覚えることがたくさんあって、簡単な仕事しかしてないけど、 厭な顔ひとつせずにやってたら少しずつ任せてもらえるでしょう。
とにかく、最初から無理して突っ走らず、 なるべく続けられるようにがんばろう。
スッスーハッハーだな。
私がジョギングする時の呼吸法。(息を吸って吐いてる)
結婚も同じなのかもしれない。
他人との共同生活なんて、多かれ少なかれ大変なんだから、 どうせなら本当に好きな人とじゃないとやってられないだろう。
とはいえ、M氏とは無理だっただろうな。
趣味も好みも思考も育ちも違いすぎた。
車なんて走りゃあいい。ご飯は腹の足しになりゃあいい。 服はシンプルで飽きがこなけりゃあいい。 TVは映りゃあいい・・。
こんな私と、何でもこだわりがあって常に一級品を求める彼とじゃ、 いずれどういうことになるか想像に難くない。
やっぱり、ベルサーチよりギャップ。 グッチより無印だよな。
歳を重ねれば重なるほど、ふと気づくと原点にかえっていることがある。
今はとにかく焦らず、
自分にあった仕事、自分にあったパートナーを見つけることが、
私の幸せの鍵なのかもしれない。
|