forget-me-not

2003年10月27日(月) 堤真一に思ふ。

・・あーあ。

阪神、負けちゃったね。

最後の最後で広沢がホームランを打って、一瞬奇跡が起きるかと思ったけど、
やっぱりそうは問屋が卸さなかった。あれだけ点差が開いていたら仕方ないか。

でもすごいよ、阪神。

ここまで来られただけでも、本当にすごい!

この私ですら、たくさんの勇気と元気を貰ったもの。

・・頑張っていれば、

いつかきっと報われる日がくるんだって。



一人暮らしをしていると、よく親戚や近所の人や友達や両親や会社の人に、
“大変だねー”“さみしいねー”“危なくないー?”といわれる。

確かに夜中にトイレの水が止まらなかったときや、ひょうそで足が
じんじん痛いのにひとりで這うように病院に行かなきゃならないときは、
“さみしいときー”って夜空に向かって雄たけびあげそうに
なったけど、普段はまったくその逆。

というのも、確かにさみしいには違いないけど、私は
基本的には一人暮らしがだーい好き。好き好き好き。

気楽だし、自由だし。好き放題できるし。

私は家族や他人との共同生活の方が、よっぽど気を使ってしまうし、
しんどくなってしまう。


私だって好きで彼氏がいないわけでも、ひとりで暮らしているわけでも
ないんだけど、といいながらどこかで好きで選んでるのかも、と思ったり。

この前会った役員(クリスチャン)も言っておられた。

神様は、乗り越えられない試練は与えないって。


日曜の昨日も、中国整体に行った後、北海道物産展に寄って、
いかめしやらチーズ大福、いわしバーグを買って、
親にも少しおやつを買って送って、
新しい靴を買って、
クリーニングで仕上がったパンツを取りにいって、
うちについたら掃除機かけて、
いかめし食べながら行列のできる相談所を見て、
お風呂にゆっくりつかって、
ストレッチしてから
・・就寝。


・・なんか、


至福なんですけど。



よくやせ我慢してるとか、無理しちゃってとか言われるけど、


本当に、


たのしいんですけど。


一人暮らしが、こんなにも性に合ってるってどうなのよ。


こんな精神的に自給自足してるから、なかなか彼氏ができないのかしら。


まあいいか。


どうでもいいけど、最近ど忘れが深刻だ。

特に人の名前!

今日も、“私の大好きな俳優”の話をしていて、
名前が出てこなかった。

ほら、あの"ヤマトナデシコ"に出てて、鈴木京香と付き合っていた人!
顔が出てくるのに・・って、頭を悩ます昭和50年生まれ二人。

で、やっとバイトの大学生の女の子が、
"あ、堤真一ですか?"といってくれたおかげで、"そーう。堤真一!
私好きなのよー。ビギナー観てるんだけどさー”と私。

すると少ししたら他の同僚(やはり昭和50年)が“何々誰の話?”と入ってくる。


“私さぁ、筒美京平のファンなのよー。”
“ぇ誰それ?”
“筒美京平知らないの?今ビギナーに出てる・・
“それを言うなら・・”




つつみしんいちじゃないのよぉぉぉ!


つ・つ・み・し・ん・い・ち!!


ああもう最悪ぅ。(ため息)


どうなってるのかしら、私の頭。

苗字の漢字からまず言い間違えてるし。

っていうか私本当ファンなのかもわからなくなってきた・・。

ああやだやだ。


本当、気をつけなくっちゃ。

この歳で若年性痴呆症なんて、シャレにならないわ。
これから大成しなきゃならないっていうのに。(あほ)


はあ、頑張れ私。


堤真一。
堤真一。
堤真一。


さて、これで当分は大丈夫なはず。


なんかちょっと不安だけど、


明日からもこの調子でがんばるかな。






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2003年10月25日(土) 思い込み大作戦

今週も疲れた。

平日に2回も飲み会があったしなぁ。

今日は、昼間に親友Rの新生ベイビーを見に行った後、N嬢とともに
いつもの行きつけのフェイシャルエステに行って帰ってきた。

夜10時すぎには家に着いたのに、両親から電話があって
“こんな時間までどこでほっつき歩いていたんだ”だって。

たまに電話していないと、大騒ぎするんだもん。
心配してくれるのはありがたいけど、勘弁してよってかんじ。

特にうちの母親、“28なんだし、もっとまともな娘になってくれ”だって。

私がまともじゃなかったら、世間はどうなっちゃうのよ。

結婚すりゃまともになれるの?

・・物心ついた時から、いつだっておかしいのは私って言いつづけてきた母。

自分以外の人間がいつもおかしくみえるのは、

なんでだか一度でも考えたことある?



・・母親のコントロールはもうたくさんだ。


でも、自分ではそれなりに複雑な事情のある家庭に育ってきたつもりだけど、
周りからはよく“素直だよね”といわれる。

いつも、憎まれ口を叩きあっている会社の同僚(同性)ですら、

“その素直でかわいい性格を、世の男性がもっと気づいてくれたら
彼氏ができるのにね”

だって。

まあ確かに、私って異性の前では、妙にしっかりしちゃって
隙がなくて、かわいげがないし。

でも私、素直なのかな。
思ったことをそのまま言っているだけなんだけど、それが
周りにはいたく新鮮らしい。

なんか、最近読んだよしもとばななの小説には、そういう素直さって、
家族の愛情に包まれて育ってきた人特有のものって書いてあったな。

そうかもしれない。

本当、いろいろあったけど、母親のコントロールには未だに虫唾が走るけど、
でも私は私なりに大事なものを家族からしっかり受け継いでいるのかもしれない。

あとは、早くもっと精神的に自立しないとな。


・・昨日は、関西から出張でこられた70代前半の元気一杯役員と、
女同僚達の6人で飲みに行ってきた。

新入りの私だけが、唯一その役員と初対面だったのだけど、
彼が突然私に向かって放った一言で、一瞬奇妙な空気が流れた。



“あなた、大成しますよ。”


“どどど、どうしてそんなことが・・。”

“たくさんの人間を見てきたからわかるよ。そういう感じが滲み出てる。

この人は大成するよ、絶対に。”



・・しーん。


一番下っ端で、入社やっと3ヶ月になるかならないかの私に、
同僚ガール達の矢のような視線が注がれる。

やめときゃいいのに、

“じ、実はついこの前も、占い師に同じこと言われました”って思わず言ったら、

“当たってるよ、その占い師。”



・・しーん。


この上なく間の悪い一瞬。

こういうとき、どうリアクションしたらいいわけ?どうにか

“そんなまたー。私のこと何もご存知ないのに。おだてても
木にはのぼりませんよ。”

って搾り出すのが精一杯。


・・しーん。


なんであの役員は突然そんなこと言い出したのか、今でもさっぱり理解できない。

新入りだから、がんばってくれ、という励ましの意をこめたかったのかしら。
でも他の社員の手前、うれしかったのに喜ぶに喜べない私。

恥ずかしいよねえ。
なんか私、ばか丸出し。

怖すぎてまわりの目が見られなかったわ。(中学時代なら、
調子に乗るんじゃねぇよって、翌朝上履きに軽く画鋲入ってそうよね。)

でも結局、今の私にできることは、今まで通り、がんばれることは
精一杯がんばるだけだ。

でも変だなあ。この前の占い師といい、
本当になんか意味があるのかなあ。


あんなこと言われちゃ、本当にもうがんばるしかないじゃない。

まあそれが私の唯一のとりえのようなものだけど。


最近、本当に疲れていた。

人を喜ばせるのも疲れたし、
人の言葉に一喜一憂するのも疲れたし、
人をうらやましがるのも疲れたし、
男性に失望するのも疲れたし、
疲れた自分を綴った自分の日記を読むのも疲れた。

そろそろ、Let it goの時期なのかもしれない。

他人はもういい。今焦点をあてなくてはならないのは自分。

自分の力ではどうにもならないことに責任を感じるのはやめよう。

いい意味で、detachしちゃえばいいのよ。


他人を喜ばせるんじゃなくて、自分を喜ばせるのよ。
それで、誰のためでもなく、自分のために生きるの。

他人を喜ばせられないことに、罪悪感を感じないの。


それだけのこと。


・・それに人生、案外思い込みも大事なのかもしれない。

なんだかよくわからないけど、大成するっていうなら、
毎日毎日寝る前に唱えてやろうじゃないの。



・・昔々、子どもの頃



“私は絶対に負けない”って毎日唱えていたように。






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2003年10月23日(木) 蒼い月の夜に。

幸せだなぁと思う。

愛する人のことで悩める人は、


・・幸せ。


たぶん、自分が悩める立場になったら、きっとそんな風には思わないだろうけど。


昨日は、会いましたよ。青木さんと。

私、なんか青木さんに会うまではどえらい勘違いをしていた。
(いつものことだけど。)

彼、前の会社の元研修官。
御歳、40台半ば。
既婚、子持ち。
普段はよっぽどでなきゃ他人の学歴なんて気にもしないけど、
彼ばかりは私が逆立ちしても入れない、某国立の大学院を出ている。
育ちがよさそう。物腰がやわらか。
だいたい何でも知っている。
頼りがいがある。
腰が低い。

尊敬できる。


父に、ちょっと似ている。



・・早い話、私が昔から憧れを抱いてきたタイプ。


この前、出張で来たときは、青木さんと、私と元同期の3人で飲んだ。

でも今回は、私に折り入って話しがあるという。

しかも、おととい深夜にも電話があり、私に話があるという彼。
しかも、声がなんとなく沈んでいて深刻。
・・なんかおかしい、様子が。

元同期の平田君は翌日飲み会が入っていて、こられるかわからない。

二人で、ねぇ。

会いたいけど、会いたくない。

そんな感じだった。

青木さんのことは心底尊敬しているけど、異性としてなんて絶対に見られない。
おまけに、私の中では彼女、奥さんのいる人なんて大論外。

でも、なんであんなに様子がおかしかったのかしら。
↓
というより、あんな歳の、あんないい大人の、あんな頭の切れる人が
私なんかに一体何の用がある?
↓
アレが目的でなければ、一体何だっていうのよ。
↓
もうM氏の二の鉄は絶対に踏まないわよ。
↓
じゃあ一体、何で?


・・私の頭の中には妄想ワールドがむくむくと広がっていく。

まあでも、やっぱり私がしっかりしていればいいだけの話だし、
話があるというのだから、やっぱり聞きに行こう。

手篭めにされそうになったら、脛のひとつでも蹴っ飛ばしてくればいいんだわ。
(あ、あんた・・。)

で、会ってきた。

一応、精一杯の予防線として、左手薬指に小さな宝石のついた指輪もした。

もちろん、いつも中指にしていたからブカブカだったけど・・。
(ばかだわ。)

N嬢、元同期も心配して何度も何度も電話を入れてきた。


で、肝心の彼の要件は、


・・離婚しようか悩んでいる、という相談だった。


他に


話せる人が


誰もいないって。



それでも、何で私に?下心は?と勘ぐったけど、
やっぱり、純粋に誰かに聞いてほしかったみたい。


本当にそれだけだった。


期待していたことは何もなかったので、途中で指輪を薬指から中指に戻した。

心配して何度もかけてくるN譲と平田くんのコールも、
途中でとるのをやめた。


時間にして、3時間半。

私ができることといったら、じっと話を聞くことくらいだった。


そして思った。


・・なんで、私の周りには相変わらず孤独な男性が集まってくるんだろう。


M氏もそうだったけど、

いわゆる天才肌の人って、

なんで一様に皆孤独なんだろう。


結婚はおろか、彼氏もいない私に、
彼は何を求めていたんだろう。

最初はとにかくじっと耳を傾けていたけど、だんだん性というのか
何なのか、最後は完全にカウンセリングモードになって話をした。

おまけにお酒が入っていたから、半分日本語、半分英語で。


・・今、かなりの窮地には陥っているけど、

この人はきっと離婚はしないだろうな。


これは、洞察というより、直感だった。


きっと、離婚はしない。


私の父が、


何があっても決してしなかったように。


というわけで、懸念していた夜も事なきを得て終わった。

青木さんは、私にとても感謝している、と言っていた。
私もそれを聞いて嬉しかった反面、なんとなくさみしい気持ちにもなった。

いろんな他人の幸せと不幸せが、毎日毎日
ただただ私の目の前を通り過ぎていく。

今日も。

明日も。

あさっても。


延々と私の前を通り過ぎていくのだ。

・・これがさみしくなくてなんだっていうのよ。


誰か、私の心配もしてよ。


ちょっと、そんな気分だった。


携帯には、心配して何度も何度も電話をくれたN嬢と平田君の
着信が山のように残っていたというのに。


でも、ふと顔を洗っていたとき、気づいてしまった。


・・もしかしたら、


青木さんは私のことが好きなのかもしれないって。



この世には、いろんな好きがあるわけで、別に付き合ったり
セックスするだけが、好きじゃないのだ。



異性としては絶対に厭だけど

でも、なんかそれはそれでいいような気がした。


たとえ世間一般からは理解されなくても、


それはそれで


いいのだ。



お互いが、暗黙のうちに理解しあっていれば。




・・今は、彼の幸福を心から願うばかりだ。







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2003年10月20日(月) 負けない私

病院、行ってきた。

大丈夫だったわー。

爪、とらなくて済んだ。

飲み薬と、付け薬をいただいて、診察時間3分でおわり。

“これなら、とらなくても大丈夫でしょう”

ってお医者さん。ああ本当助かった。

・・こんなんだったら、もっと早くに行くんだった。

いろんな人の意見聞いてたら、

�ー蟒僂垢襪�、��爪とるか、��最悪は指切断

なんていうんだもーん。


病院の後は、おなか空いてたのと、緊張が解けてほっと
したのもあって、一人でファミレス入って軽く3人家族分食べちゃった。

私、典型的なやせの大食いだから、ウェイトレスもちょっとびっくりしてたなぁ。

さすがに、前に並んでた4人家族よりお会計が上まわった時は
ちょっと節目がちだったけど。

なにはともあれ、これであとは足が完治してくれれば言うことないわね。


・・最近、職場の女子たちのチェックがきびしくてさー。

さばさばしていてみんな仲良しなんだけど、
とにかく見るところがちがう!

服、化粧、髪型、ネイル、靴、アクセ、香水、バックのチェックなんて当たり前。

人が気持ちよくデスクで朝食のパンを食べてりゃ、


“ねえ。菜穂香さんのパンってなんでいつも40%引きなの”


・・人が一心不乱に集中して仕事してりゃ、


“ねえ。菜穂香さんって仕事に集中してるときなんで口半開きなの。”


・・・・今日だって、昨日の夜中、うちの水洗トイレの調子が悪くて、
ごそごそと直していたときにうっかりブルーレット置くだけのブルーが手に
ついて、ごっしごっし石鹸で洗ってもとれないから、手を隠しながら恐る恐る
出社したとたん、




“ねえ。なんでまた今日は手が青いの。”




う。



・・うるさああああああい!



女の子ってなんでこうなの?


パンに値引きのシールが貼ってあろうが、口半開きだろうが、
手がデビルマンみたいに青かろうが、ほっといて!


でもいいの。わかってるの。


すべて私が悪いの。


本当に私が悪いんだけど、
・・やっぱり私が悪いの。


ああくやしい。


絶対に


近いうちにぎゃふんといわせてやるわっ。(って仲いいのよ。本当は。)


・・昨日は、ひさしぶりに美容院に行って髪を切ってまたパーマをかけた。
5年越しで通ってるだけあって、我ながら満足な仕上がり。

店長さん、あんまりしゃべらないんだけど、本当に上手だわ。

もう電話しても名前を名乗っただけで、“ああいつもありがとうございます”、
気が付いたら担当の店長さんにも、ほかのスタッフの方にも名前を覚えられた。

いいよなぁ、こういうの。

いわゆる、常連マニアとでもいうのかしら。

私、服のブランドでも、お昼食べるところでも、
髪切るところでも、ジムでも、いっつもこう。

元来がめんどくさがりなのもあって、ひとつ居心地のいいところを
決めたら、よほどのことがないかぎりずーっと同じところ。同じ店。同じ化粧品。

まあ保守的で刺激がなくてつまらないといえばそうなんだけど、
なんか安心するのよね。

美容院の帰りには、もちろん井上さんにつれてってもらって
すっかり気に入ってしまったカフェSにも寄ったし。
(やっぱり温かくもてなされた。)

寂しがりやなのかなぁ、私。

職場だって、ランチするところはごまんとあるのに、ひとりの時は
いつも決まっていく小さなカフェレストランがある。

ちょっとイケメンの同い年くらいのマスターと、
かわいらしい若い女の子二人でやってるカフェ。

どこか懐かしいアメリカンポップな雑貨と、落ち着く観葉植物に囲まれた
和み系カフェで、職場から近いこともあり、何回も何回も行ってたら、さすがに
すっかり常連さんになっていた。

たまに同僚を連れて行ったりすると、あまりにお店の人が
私を見てにこにこするからビックリされるくらい。

私、こういうの大好き。

だからね、結局、彼氏とかもこんなかんじ。

前の彼氏とも、その前の彼氏とも、
本当は事情が許せば別れたくなんてなかった。

特に、M氏なんてまだ好きだもん。

事情が事情だから、やむなく別れてもう二度と会えないけど、
やっぱり前書いてくれた寄せ書きとか見ると、本当切なくなる。

もうほかの人と付き合う気なんて起きないし、
想像しただけで気持ち悪くなる。


でも、

しょうがないんだよね。


私、いろいろ勉強して、それなりに体験も積んできたけど、
どっかでまだ未熟というか、子どもなんだよね。

大人になることを拒否してるっていうか。

でも、歳ばっかりは、ちゃんととってるんだよね。



前を。


前を、見なくちゃ。


新しい出会いを探さなくちゃ。




時間は決して、




待ってはくれないのだから。







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2003年10月18日(土) トリビアな願い

病院?

今日、行ってくるわ。

だいぶ足の調子はよくなったんだけど、まだ痛くて靴が履けない。

この2週間、ずっとサンダルだったのだけど、さすがに
秋が深まりつつあるだけあって、底冷えがつらくなってきた。

ったく、なんで私がこんな目に・・、と思いながらも、
やっぱり仕方ない。

今日、病院へ行こう。


・・問題発言の彼(もうはるか昔ね)、矢部さんのインタビュー記事が
見開きで某冊子に取り上げられることになり、昨日、"菜穂香さーん、
見て見てー”と得意げに彼がゲラを見せてきた。

なんでも、趣味に精を出している社会人特集か何かで、
ずっと格闘技をしている矢部さんに白羽の矢があたったのだとか。

記事には彼の背広姿や、ポーズをとってかなり作りこんでいる姿が載っていた。


・・ああそれでこの前、ジャージ姿でうろうろしてたのね。

なんだかとっても嬉しそうだったので、“矢部さん、有名人ですねー”と
いったら、天にも昇りそうな表情で“いやー”と頭を掻いていた。



こ、子どもみたい・・。


この世には、複雑怪奇で何を考えているのかさっぱりわからない男性もいれば、
表情だけでだいたい何考えているのか検討がつく男性もいるのね。


・・今週も海外からお客さんが来たりして、あっという間に過ぎていった。

最近仕事柄、いろんな国の人たちと仕事でやりとりをしていると、
むしろ日本に帰ってきたことで、ますます世界が広がった気がしてならない。

意外な感じもするけど、これは本当事実。

しかも、やりとりしているのは主に英語圏なのだけど、どんなに離れていても、
どんなに文化が違っていても、英語でコミュニケーションが図れてしまう
この素晴らしさ!(あたりまえだけど。)

直接話すと、どの国のネイティブと話しても、必ず私の南部訛りを
指摘されるのだけど、それでもコミュニケーションに支障を
きたしたことは一度もない。

やっぱりすごいなあ、英語って。
腐っても英語、だよなぁ。

よかった、高校のときからがんばってきて。

やっぱり、自分の子どもにも英語を仕込もう。

プレスクールで学んだ何十種類もの歌を聞かせちゃうもんね。


その為にも、まずは子どもを産んでもいいと思えるような人を
探さないとね。(やっぱりそこか・・。)


昨日の夜、いつものように酒くさい金曜の帰宅ラッシュにもまれていたら、
車内から赤ん坊の泣き声が聞こえてきた。

露骨に眉をしかめる中年サラリーマンに構わず、
火がついたようにえんえんと泣く赤ん坊。


な・・



なんて新鮮なのかしら!



可哀想に、と思いながらも、普段赤ん坊が電車に乗る時間帯に電車に
乗らないから(朝早くて夜遅い)、あまりのかわいさと、新鮮さに、
嬉々としてN嬢にメールをしたところ、


“・・あんた、飢えすぎ”


と一言。



・・わかったわよ。



私は大人しくひょうそう治しに病院に行くわよ。




・・今はこんなだけど、




でもいつかは、




自分の子どもに大好きな童謡を口ずさめる日もくるよね。






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2003年10月13日(月) 哀しき片想い

そういえば、前にM氏と付き合っていた頃、


彼に会いに行くたびに原因不明のじんましんに襲われた。


医者に行き、何百ドルも払って注射を打ち、錠剤を飲み、
アルコールで拭き取り、塗り薬を厭というほど塗りたくったのに、
忌々しいじんましんは治らなかった。


原因がわからず、医者も頭を傾げるばかりだった。


彼に会いに行く頻度が減っていくと、

じんましんは何事もなく消えた。


よりがもどってまた会いに行くようになると、

すさまじい猛威を振るった。


そして、もう彼に会うこともなくなった今、

じんましんの“じ”すら出なくなった。



あれは今思えば、



神経性じんましんだったのかもしれない。







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2003年10月12日(日) かなしいとき。

かなしいときー。

日記を2回書き上げて、どっちともアップ直前にフリーズしたときー。

かなしいときー。

初の着物ショーで、足の化膿があまりにも悪化して、
悶絶の痛さに、下見たら足袋から血がにじんでたときー。

かなしいときー。

こんなに気立てはいいのに、なんで足はひょうそうで、縁が遠くて、
来年29なんだろう、と父親に国際電話でため息つかれたときー。



・・はぁ。

3連休ですよ、世間は。

足、冗談抜きで悪化している。
周りみんなに早く医者に行け、と言われつづけて早1週間半。

ああいやだよー。

もう痛い思いはしたくないよー。

土曜は一日着物ショーで潰れた。

左足の親指、足袋で締め付け上げられて、マジで拷問並に痛かった。

日本広しといえど、着物ショーの初舞台で足袋に血をにじませてたのは
私くらいのものだろう。

ひょうそう、なんてこれまで全くなったこともないし、
自分は縁がないだろう、と思ったら大間違いだった。

その夜、いつもの中国整体に行った時も、担当の若き整体師、張さんに
“最悪の場合、親指を切断することになるから、一刻も早く医者に
行きなさい”、と言われた。

“いやだよー。痛いのいやだよー。”

“だめだよー。”

“いやだよー。”

“痛いのいやなら、早く治すしかないよー。”




・・本当に張先生にもご迷惑をかけてしまった。


わかってるなら、とっとと医者にいけよ、私。


でも、そうなの。

世間は3連休なので、病院が開いていない。

そんな日曜の今日は、N嬢と彼女の地元のお祭りに。

もう靴は痛くて履けないから、ここのところずっと素足にサンダルなのだけど、
しっかりばんそうこうをして、傷口に物があたらないようにすれば、
痛みも感じず、普段と変わらないように歩ける。

お祭りは、大変な人ごみだったけどとても楽しめた。

ゲストでいらしていた、時の華道家、假屋崎省吾さんも近くで拝見できたし。

いい方ね、あの方。
物腰は柔らかいし、腰は低いし、でもプロ意識の強さは相当なものだし。

なんかね、ある種、花の魔術師みたいだな、と思った。

あの人が花に触れると、花が途端に生き生きするのよね。

でね、お花を生け終ったとき、ぷわーっとその場が
ライトアップされたように明るくなるの。

すごいなあ、プロって。

華道には全然縁はないけど、来月の彼の目黒での展覧会には
ぜひ行ってくるつもり。


あとは、150円のホットドッグをかじったり、青空市に行ったり、
ずらりと並ぶショップを覗いたり。

途中、チャリティー占いもやっていたので、
N嬢と共に見てもらうことに。

15分500円なのだけど、そのお金はそのまま公共施設の寄付金になるんだそう。

我ながら、占いにふりまわされるのはよくないとは思うのだけど、
ときどき無償に見てもらいたくなるのよね。

N嬢は、金運。
私はもちろん、恋愛運。

普通の歩行者用道路にテーブルを挟んで、私達と向かい合わせに座る占い師。

なんと初の、中年男性。(元イケメン風。)

なんかさぁー。いいんだけどさぁー。
この占い師、私の占いのときも、ずっとN嬢に語り掛けるのよね。

“ああこの人(私)はねー”
“あらあんた(私)、当たってるじゃない。そうなんですよ、占い師さん。
この人って・・・”

ってな具合。
いいけど、2人で盛り上がるなよ。
N嬢が“あなた”で、私が“この人”ってどういうことだよ。

でもやっぱり、言われることはこれまで言われてきたこととほぼ同じだった。

いつでも先祖に守られている。
この人から仕事を取り上げて、専業主婦させたら2日でノイローゼになる。
一生仕事を続ける。20代で結婚したら、必ず離婚する・・等など。

でね。やっぱり私は手相も元来の性格も“男”だそう。

その気になれば、男に囲われるどころか、男を一人囲うくらいの
パワーがあって、権力に対する欲が強くて、我も強いから、人との衝突も多い。
誰かと競争させても、声の大きさで勝ってしまうって・・。
(あ、当たってる・・。)

特に、我の強さはお墨付きで、私には我の星(?)が2つもあるんだとか。
(N嬢はゼロ。)ただそれは、30代になればだいぶ角がとれて丸くなるから、
結婚は後であればあるほどいい。

・・ねえやっぱり当たるよ、占い。

全く意義なしだもん。

キャリア志向の強いN嬢は、“あなたは専業主婦で幸せになれるタイプ、
こっちの人(私)は、仕事か男かと言われたら、迷わず仕事をとるタイプ”と
言われてちょっと不服そうだったけど、私も内心、同感だった。

N嬢も、かなり性格的には男勝りだけど、でも実はすごく
家庭的なのよね。

料理うまいし、世話好きだし、責任感強いし、いい意味でも悪い意味でも
所帯じみてるし、一度家庭を持ったら、きちんと夫に尽くすだろう。

私こそ、子供がいたら話は別だけど、確かに男か仕事かだったら
仕事を選びそうな気がしてならない。

ああやっぱり、私には結婚は向いてないのかなぁ、とぼーっと
考えていたら、最後に占い師が言った。


“この人、オオモノになりますよ。


今の仕事、続けなさい。”



えーっ。えーっ。

オオモノになる人が、こんないい年して、女友達と青空占いに
来るかしら、とも思ったけど、気休めにしてはなんだか元気が出た。

だって今の私に、これ以上の賛辞って考えられないもの。

恋愛占いのはずが、やっぱりいつもの仕事頑張れ占いになってしまったけど。


でもやっぱり、がんばっていかなきゃ。


假屋崎さんもおっしゃっていた。


好きなことこそ、一生懸命がんばるべきだって。




・・というわけで、お父さん。



私の春は



まだまだ遠いようです。(泣)







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2003年10月09日(木) うれしいとき。

今日は、とってもうれしいことがあった。

こんなにうれしかったのは、本当にひさしぶり。

うれしくてうれしくて、オフィス内で、きやっほぉーうって
叫びたかった。(叫んだけど。)


というのもね、

最近担当していたクライアントに、

変化があったから。


もう日本が厭で厭でたまらなくて、一刻も早く本国に帰りたいって
言ってたクライアントが、やっぱり日本で頑張りたいって言ってくれたから。

まわりはすっかり匙を投げ、

私も今日話して駄目だったらあきらめるはずだった

のに

ああもううれしいいいっっ!!

おまけに、絶対にお礼を言わなかった人なのに、

今日ははじめて“サンキュウ”だって。


サンキュウ。

サンキュウ。


ああっ。涙


もう帰りの電車内で、思わず思い出し泣きしちゃったわ。


・・本当にうれしい。


生きてて良かった。


頑張ってきてよかった。


この勉強をしてきて、


・・本当によかった。



一方、女性ばかりのうちの職場。



最近、周囲での密かなブームが、



・・膀胱炎。


ってまじですか。



朝顔合わせたら膀胱炎。

トイレで鉢合わせすれば膀胱炎。

合言葉は膀胱炎。


隣の席では、同僚ガールズが2人で膀胱炎の薬を分け合っている・・。



う、うえーん。涙


でもあれって、雑菌もあるけど、ストレスが溜まって抗体が弱るのが
一番の問題なんだとか。

だから、連日深夜に帰宅する生活を送っている同僚は、
ことごとくやられている。

そして、席の位置的にも、最近の仕事の忙しさから言っても、
次に来るのはどうみても・・私。




ああ神様。


花の独身OL生活。



合コンなんてもう贅沢はいいません。



ケイコと学ぶなんて夢のまた夢でもいいです。



アフターファイブなんて九層くらえ。



でも。


でも。




・・膀胱炎は勘弁してください。



やりがいのある仕事につくと、


結局は体力勝負になるのは宿命なのか。



おまけに、今、足の親指が化膿してかなり痛い。


今日も、帰りにあまりに足が痛くて靴がはけず、
サンダルを買ってびっこを引きながら這うようにして家に着いた。

今週末に限って、ショーのステージにあがるというのに、
こんなんじゃまともに歩けるかもわからない。


ああもう最悪だわ・・。


こんな時に限って。



・・なんだけど、でも今日は、そのクライアントのことがあって、
体はボロボロ、気分はパラダイスだった。

おまけにね。

今日は化粧ポーチを忘れて、ほぼすっぴんだったのに、

睡眠不足で顔色悪かったのに、

美容院に行き損ねて頭ぼさぼさだったのに、

足が痛くて軽くびっこを引いていたのに、

仕事帰り、いつも同じ場所で同じ服着て同じように目を光らせ立っている

ホスト系軍団のキャッチ一人に声をかけられた。


一体どこを見てるのか心底聞きたい衝動にかられて仕方がなかった。

普段、完璧にメイクして髪も服もきちんとしている時は
滅多に声をかけられることはないのに・・。

もちろん急いでます、とびっこ引き引き逃げたけど、
デート商法、キャバクラ、AV、どんな誘いかはわからないけど、

・・この有り様で声をかけられるのもなかなか悪い気はしない。

よっぽど病的か、頭が弱そうか、チープでもてなそうに見えたかは
わからないまでも(もてないところは当たってるわねって、おだまり)、
“あら、私もまだまだ素でいけるわね”なんて。(素でばかね。)


はあ疲れた。

とりあえず、明日を乗り切って、土日も乗り切って、
まだ足が治らなければ病院に行こう。

とにかく今日は、+−を合わせても、プラスの方がはるかに上回った、
とてもハッピーな一日だった。

この充実感を味わったら、もう仕事なしの人生は考えられないかもしれない。


私は、絶対に負けないわ。


あの人にも。

この人にも。


膀胱炎にも。


そして、


そして、


絶対に


夢を叶えてやるんだから。






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2003年10月04日(土) ONな私。OFFな私。

金曜日。

初めて、日本に来て1年に満たない留学生のカウンセリングを任された。
本当ひさしぶりで、自分でもかなり熱が入っていたのがわかった。

待ちに待った、私の日本での初クライアントだ。

やっと、自分の本当にやりたいことが
本格的にやらせてもらえるようになってきた。

にっちもさっちも行かなくなり、わらにもすがるような思いで
私に投げてきた感じがしなくもなかったけど、少しずつ
私が望む方向に道が拓けてきた気がした。

それもこれも、前職での反省点を活かして、
どんな小さなとるに足らない仕事でも、丁寧に根気良く片付けてきたことが
きっと実を結んだのだろう。


・・その反面。

金曜は、ちょっとブルーだったんだ。

だってね。

上司に“声が大きすぎる”って怒られちゃったんだもの。

そういえば、前の上司にも毎日怒られていたのを思い出すわ・・って
そういう問題じゃないわね。

私が、“すみません。マスクでもしましょうか”って恐る恐る言っても、
ただただ困り果てた顔してたものなぁ・・上司。

ああごめんなさい。

自分ではあまり自覚がないのもいけないのよね。

耳が遠いわけでもないんだけどなぁ。

一応気を使って、オフィスの入り口を出たところで携帯で話していた時も、
オフィスに戻ったら全社員が会話内容を把握していたこともあったしなぁ。


はぁ。


・・私が怒られて、しょぼんと肩を落としていたら、
隣で聞いていた別部署の優しいお姉さん、木下さんが、

「菜穂香さんは、いつも“オン”なのよね」

と肩をぽんっと叩いてくれた。


オン、かぁ。

オン、ねぇ。

N嬢からも、“あんた、ちょっと元気すぎるくらいでちょうどいいのよ。
暗くて声が小さいって言われるよりマシじゃない”って返事が来た。

そうくるとは思ったよ。

でも、本当気をつけよう。

“声の大きい人に悪い人はいない”って
親にも小さいときから言われてきたけど、
やっぱり人の迷惑になることは断じてするべきではない。

・・社会人であるのなら尚更。



・・そして土曜日。

今日は、N嬢とTデパートで開催中の北海道展に行くことになっていたのだけど、
その前に彼女が来週、一般モデルとして出る着物ショーの下打ち合わせがある、
というので付き添いで行って来た。

私は、吉本ばななの新刊本を持っていたので、N嬢が打ち合わせ中、
隅の方で本を読んで待っている・・はずだったのに、着いてすぐに、
“え、付き添い?そんなこといわず、あなたも出たらいいわ。そうね、
少し背があるから振袖部門で”
と半ば強制的に私も参加せざるを
得ない事態に。

単なる付き添いできたのに大変なことになった、と一瞬青くなったけど、
冷静に考えれば何の事はない。

あくまで一般モデルだから、周りもごく普通の女性ばっかりだし、
昔から和装は大好き。おまけに振袖は七難(ずん胴、ぺちゃパイなど)を
隠すから、馬子にも衣装で、誰でもそれなりには見える。年も関係ないしね。

・・それにN嬢も一緒だ。

ま、せっかくなら楽しんじゃえばいいか。

というわけで、なんだかんだ着付けや歩き方の講習を受けたりしていたら、
かえってN嬢を2時間近くも待たせてしまった。

なんだかよくわからないけど、がんばろう。
ヘマしたらヘマしたでいいわよ。

Things happen for reasonsってよく言うけど、
こういうのも何かのご縁かもしれないしね。

で、その後は、北海道展。

んまぁ場所が場所なだけに、とにかく大変な混雑だったわ。

いろいろと見てまわって、結局和菓子とお漬物を買っただけだったけど、
さすがのN嬢もあまりの人ごみにくらくらしていたっけ。

その後は、場所を変えて、宮崎名物の冷え汁定食を食べて別れた。

最近は、地方物産展が密かなマイブームになってるわ。



で、私はその後、いつもの中国整体へ。(我ながら、おっさん化が激しいわね。)

15分ほど遅れてしまい、急いで医院の引き戸を開けた途端、正面デスクに
座っていた私の担当整体師、張さんが、満面の笑みで迎えてくれた。

“忘れちゃったのかと心配したよー”

と受付のおばさん(中国人)も、ちょっと責めるようにいってきたけど、
笑顔で迎え入れてくれた。

遅れておいてなんだけど、

ああなんかいいな、この感じって素直に思った。

こんな疲れきった私を、あんな温かい笑顔で迎えてくれるのは、
今ひょっとすると、この世でこの人たちだけなんじゃないか、
という気さえしてきた。

・・やっぱり、

居場所があるって幸せだ。


なんか最近、ふとむなしさを感じることが度々あった。

“狙った男はこう落とす”といった雑誌広告を見ても、
今の私には全く無縁。

カップルで賑わうデパートのジュエリーコーナーを素通りするときも、
シングルの私は蚊帳の外。

無事出産を終えたRのお祝いを見ているときも、あまりに
かわいいベビー服を手に思わずため息。

成り行きとはいえ、着物ショーに出ることになったものの、
考えたらこの興奮をあえて伝えたい人もいない。(母は私が少しでも
目立つことを異常に嫌うし、他人に無関心な元彼達に言ってもむなしいだけ。)


私、こんなにがんばってるのに。

こんなに自分を磨いているのに、

なんで一向に報われないんだろう・・


そんな漠然とした感じがまとわりついていたのに、


あの二人の無心の笑顔を見た途端、


それらすべてが吹っ飛んだ気がした。



・・やっぱり、がんばらなくっちゃ。



どんなに声が大きかろうが、


縁が途方もなく遠かろうが、



所詮、



私は私でしかないのだから。






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