forget-me-not

2007年07月15日(日) りんこさんと私。

こんにちは。

前回の日記からだいぶ間が空いてしまった。

結婚してから月日の流れるのが早いこと。

結婚してから自分でも何かが少しずつ変わってきたのがわかる。

まず、人をいたわれるようになってきた。
というか、人を思いやれる余裕が出てきた。

子供がかわいい、と思えるようになってきた。

幸せな人たちを許せるようになってきた。
というか、良い意味で他人のことにあまりこだわらなくなってきた。

ずぼらな性格が、直るかと思いきや結婚しても
大して直らないことに気付いた。

もともと依存心が強く、他力本願の甘ったれた性格が、
結婚してから思い出したように頭をもたげるようになってきた。


でも独身時代にカラッカラにかわいた、ひび割れた大地のような自分を
思えば、今の潤ったオアシスのような生活は嘘のように幸せだ。

意外と自分が思うほど共同生活に向いていないわけでは
ないこともわかったし。

ああ頑張って生きてきて良かった。。。


三十路を過ぎてから結婚できたことも自分は
ラッキーだったように思う。

自分の時間は自分の時間、相手との時間は相手との時間で
それぞれ大事にできるのは幸せなこと。

ハタチそこそこの私なら、相手との境界線がわからず
どっぷり共依存ワールドにはまってもがき苦しんでいたと思うから。



私と夫(りんこさん)は、傍目にはおかしな夫婦だと思う。
一緒の寝室だとどうしても私が眠れないので、寝室は別だし、
オスとメスが逆転現象を起こしているし、
一緒にお風呂なんて絶対にお互い入りたくないし、
お互いそれぞれ侵されたくところを持っているけど、お互いに尊重して
立ち入らないようにしてうまくいっている。

りんこさんはどうも異性っぽくなく、
油断すると私の意識がりんこさん以外の男の人に
いってしまうこともないことはない。

私は夫を「りんこさん」と呼んでいるが、呼ぶと
りんこさんも何ら違和感なく返事をする。
本名はまるで似ても似つかないのに。。。

そんなりんこさんと私は、来週末ついに
ホストファミリーデビューをする。

1日だけだけど、とっても楽しみだ。

りんこさんは最初、兎にも角にも嫌がっていたけど、
最終的な決定権はだいたい私にある。
何事も経験だから、と説き伏せた。

幸い、我が家にステイする先生は本当に
良さそうな先生で今からとても楽しみだ。


30も越えてから、なお更一つ一つの出会いをとても大切にしようと
思えるようになってきた。


いつの日か、今以上に

ああ生きてて良かった、と思えるように

日々精進したいものである。






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