いぬの日記
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今日は朝7時からサークルのミーティングがあったのですが、遅刻しまたため、挙手権なしで2時間半参加してました。うちはレギュラーを話し合いで決めたりするのですが、なかなか白熱して面白かったので、議決に参加できないのが残念でした。くそお、次回は遅刻すまい・・・。朝6時半に電話し合おうと約束していたHSYとともに遅刻してしまって、HSYに電話してほしかった・・・と恨めしそうに言われました。ごめん、私も・・・泣。
今日はミーティングから帰ってきた後、映画を観て、昼食にホットケーキを作って遊びました。
休日になると、色々楽しくやってしまったりして、学校がある日に部屋にいても、罪悪感があるので楽しいことはできず、ただまんじりと寝たり寝たり物食べたりしてるのですが、休日だと心置きなく遊べます。うわー、馬鹿ですな。
岩井俊二監督「undo アンドゥ」
山口智子と、豊川悦二の痛いけど綺麗なラブストーリーです。
愛のためにする行為は真剣でなくてはいけない。 どんなに滑稽でも哀れでも、愛は真剣な分、束の間、美しい。 別に多分そういうテーマの映画ではないんですが、そんなことを思いました。
強迫性緊縛症候群という、色んなものを縛ってしまう病気にかかった恋人を山口智子が演じています。 縛りがなんというか芸術的に美しく、白を基調にした清潔な画面の中で山口智子が縛られる様子は、行為の妖しさと二人の真剣さと映像の美しさが相まって、とても印象的です。 その時の豊川悦二の顔がとても良い。 最初は酔ったような顔で他人事のように行為に没頭してるのですが、何度もやり直していくうちにだんだん必死になってきて、しまいには絶望感に顔を歪めて、とても悲しそうにするので私は胸が詰まりました。 ちょっと涙がにじんでしまった。 愛をする行為は、真剣でなければいけない。 必死に「真剣」に「ちゃんと」やろうとするうちに、彼は自分の気持ちに気づいてしまったのかもしれません。 一時間に満たない短い映画で、ストーリーはあまりないのですが、すごい良かったです。
この監督の映画は痛そうで敬遠してたのですが、俄然観てみようという気になりました。 山口智子はきれい。ぱっと見、取立て美人じゃないような気がするのですが、強い目がすごく好き。 王様のレストランの女コック役好きでした! アップに耐える、整った顔をしたきれいな人す。 豊川悦二はすごい良い。ちょっと唇の形が気になったりするのですが(笑)、演じてるところ大好きです。
ところで、私の文章はくどくて、頭悪いので1年くらいたって読み返すとちょっとげんなりしたりします。 あー、この半分のすっきりとした文章で同じ情報量を伝えられるはず・・・と思ってしまう。 うーん、まあ仕方ないか。
ホットケーキですが、楽しく遊びました。
えーと、夏に実家に帰省したとき、家では冷凍ブルーベリーを煮て、ホットケーキやらヨーグルトやらパンやらに加えて食べるのがブームになっていて、それはとても美味しかった。 生クリームを砂糖控えめでゆるめに泡立てて、タッパーに入れて保存しておいて、ホットケーキに一緒に乗っけて食べたりするのです。 ほんっとーに美味しかった!!!
食べたくなったので、生クリーム買ってきました。 泡だて器は面倒くさいので、密閉性の高いタッパーに1パック空けて、適当に砂糖とバニラエッセンス入れてシャカシャカ振りました。 昨今はどこのコンビニ覗いても植物性の生クリームしか売ってなくて、アンチ低脂肪牛乳のコッテリ好きな私は大変不満だったのですが、バニラエッセンスをわざわざ購入するという贅沢をすることで折り合いをつけました。 全然いけます。さすがバニラエッセンス! 私は昔、バニラエッセンスを入れすぎた生クリームを舐めて気持ち悪くなったことさえあります! まさかブルーベリーの冷凍を探して買う気にはなれず、私は缶ジュースを煮詰めてフルーツソースを作ることを思いつきました。 ホットケーキを焼く傍らで、砂糖を加えた100%のぶどうジュースを煮詰めること30分。 おー、とろりとしてる。ちょっと砂糖入れすぎたけど、酸味があるからまあいいや。 というけで、ミルクティー入れて、ホットケーキに生クリームとフルーツソースつけて食べました。 ちょっともたれます。半分くらい残ってます。 あーでも楽しかった。のこりは明日食べます。わーいわーい。
しかし、どうして私はこう、独り遊びスキーなのか。 私には一つ下の弟がいて、結構仲の良い兄弟だったので、小さいころはほとんど毎日彼と遊んでました。 別に鍵っ子だったわけでもないです。 何ですかね、素質とかですかね。 そういや、うちの母親も上に書いたとおり、色々目新しいものをブームにするの好きなので、遺伝ですかね。 高校のころ、突然ピクニックバスケットみたいなお弁当を作ってくれたりしました。 昔は牛タンを丸々買ってきて一日かけて煮込んでタンシチュー作ったりしたそうです。今は面倒だからやらないらしい。 ここ数年の母のブームは手芸で、教室に通って、ミシン使って普通に着れる小奇麗なスカートやシャツを作ってます。 そういや、父親もマイブーム好きな人です。 しかもわりと次から次へと、て感じです。 犬小屋とベッドとか木工したり、すごい良く飛ぶ紙飛行機(グライダーっていうのか?)を買ってきて作ったり、ジグソーパズルを買ってきたり、休日に突然刃物を研いだり、ワインをネットで買ったり、スパイスを買ってきて一から自分でカレーを作ったり、ビタミンの本買ってきてネイチャーメイドをたくさん揃えたり。 そういえば父はエアバイクもエアウォークキングもバランスボールも腹筋マシーンも、低周波で筋肉を鍛えるアブトロニックの親戚みたいのも購入してました。 おお・・・こうやって挙げ連ねるとまさしく血脈な感じ。 弟にも妙なマイブームがありそうです。 普通にこのくらい、皆やってるのかな? それにしてもうちは健康グッズそろい過ぎな感じ。 帰省するたびに目新しいものが登場していて笑えます。
でもバランスボールは楽しかった・・・。 仔パンダのように(かわいくはないが)飽きもせずにごろごろごろごろボールと戯れていて家族に笑われました。 ドンキホーテで2000円くらいで売ってるらしい。まじ欲しい。
最近ゼリーにはまっています。 コンビニで178円くらいで売っているゼライスを買ってきて、自分で作るんです。 一箱6袋入り。 一袋で250CC出来るので、タッパーひとつ分くらいできます。 パックのりんごジュースで作り、缶のグレープジュースで作り、桃缶で作り、みかんの缶詰でつくり、牛乳で作り、コーヒーで作ってコーヒー用ミルクかけ、コーヒー牛乳で作り。 楽しいです。 コンソメでゼリーサラダみたいなの作りますよね、野菜とかハムとか入れたコンソメゼリー。 食べたことはないのですが、憧れなのです。 一度チャレンジしたい。
そうそう、カスピ海ヨーグルトを楽天で買いました。 送料込みで500円くらい。安いのか高いのか分かりません。でも、今欲しかったので満足です。 以前茜さんに分けてもらった菌はお亡くなりになってしまったので、また始めたかったんです。なんか、かとり犬さんが持ってるとか持ってないとか聞いたんですけどね。いいんです。買っちゃったしもう。ふふふ。 弁当用のショーユ入れみたいなちっこいケースに種が入った状態で郵送されてきて、私はざっと説明書きを読んだだけで大胆なことをしてしまいました。 えーと、小さじ1杯くらいのそれを、1リットルの牛乳パックに入れちゃったんです。 だって、牛乳パックで出来るって書いてあるから。 (しかし、明らかに無理っぽすぎ) アフターフォローのメールに、「最初は200CCくらいで」と書いてあるのを見て、さすがに私は青くなった。 わーお、5倍ですよおねえさん! 夏の私の部屋の湿度と温度に期待。 カスピ海ヨーグルト菌にエールを送りつつ2・3日放置した結果、できてました。 うわあ、何か固まってる。茜さんの菌より心なしか固い。 怪しい工程だっただけに、菌が繁殖したのか牛乳が変質したのかちょっと怖かったのですが、食べてみて1日たっても大して異常はないので、無事繁殖したらしいです。 すごい。さすが「夏場はたくさんできます」のヨーグルト。
本の話。 「悪魔のような男」届きました。 よしながふみの自費出版本新刊。 千影さんと小野さん。 順番間違ってないし夢落ちじゃないです。 しかも、もうこれが最後なんだろうなーとしんみりとさえしていた前巻の「永遠はありますか」の翌日の話。 面白かったです。 あれを読んでもちーちゃんかわいいっ・・・と思ってしまう私は軽い病気でしょうか。でも本当に千影さん好き。一人前として欠けてるところが見事に善良さと一生懸命さのパラメーターで補填されていて、大好き。あんな人ちょっといないです。近くにいたらこれほど好きにはなれないと思うけど。 小野さん、ちーちゃんのためにも幸せになってくれ! 何だかとても続きが出そうですよアンティーク自費出版本。いや私は全然いいんですけど。「月とサンダル」みたいに、自費出版本でまとめてコミックス出したりするんですかね?うー・・・?それはちょっと、どうだろう・・・。出たら私は買うけど・・・。(買うのか)
今回の新刊は、「悪魔のような男」と、SD再録本6巻。集めている私が言うのもなんだが、よしながふみさんの情熱はすごいです。だってもう、切っても切ってもあの二人のラブラブ話で。あ、飽きたりしないのかなー。その辺の情熱のキャパが才能なのでしょうか。 だってもう6巻も親指くらいの太さの再録本出してて、でもまだ既刊本を再録し終わってなくて、そいで新刊も出してるんですよ。いや買いますけど。すごい・・・ひえー・・・。 さすがにこれだけ続くと、話がほとんどオリジナルになっていて、作者の色がとても出ていて面白くなってきました。でも、そのせいで結構痛い話もあるのですが。
えーと、「悪魔のような男」読みたい方がいらっしゃったら、私にメールしてくれたら学校にもって行きます。 会って頼むよりそちらのほうが確実だと、自分で言ってしまうところがもうなんというかあははh。
「ティファニーで朝食を」 昨日の夜観ました。 うーわーあー、オードリー・ヘップバーンかーわいいー・・・。 エキセントリックな媚態、それでいて嫌らしくなく、芯の弱さと美しさを感じさせてしまう。 「本当の奇人、純粋な変人」 彼女の持ついくつもの顔の中から、雨に震える猫のように臆病で寂しがりやな女の子を見つけてしまった「将来有望な」――現実にはヒモ状態の「書かない」小説家は、彼女に振り回されながらも魅かれていき、再び小説を書き始める。 二人のデートがまたかわいい。 二人で初めてのことだけして一日過ごしましょうよ! 交代に、相手の「初めて」を探して、手をつないで町中を歩き回るのです。 ラストの雨のシーンは、オードリー・ヘップバーン演じるホリーがいとおしくて目を潤ませてしまいました。 いいですよー。昔の映画だから長いけど(3時間くらい)、けっこう飽きないです。
空白の図書館実習中は書くこといっぱいあったのですが、毎日図書館で実習日誌書いてたのでなんだか気が済んでしまいました。ていうか、もともとその日あったことを書くような日記じゃないしね・・・。わは、ははは。 プレイバックして書いてもいいのですが、ちょっと忙しいので無理そうです。 ちょっとね、学祭とか学祭とか学祭とか大会とか大会とか大会とか1年生の世話とか。 1年生はかわいいのでまだいいのですが。 3年が学祭に参加するのかって?メインで責任者なのかって?? ええ、ええ、うちとこはそうなんです。 おまけに前任者は今カンボジアにいるので質問もできないんです。 1年も前から、そんなことはわかっていたけど、やはり大変なこともある。
ネットがつながらない!!!
すみません、脈絡のない叫びです。 おかしいよ−、宿舎ではLANにつなげていたのに、何でアパートだとつながらないんだよー。配線のおじさん何か間違えてないですか(希望)。 私は中古でタダでパソコンもらったので、ソフトゼロ状態で渡されました。 会社で使っていたものなので、処分するとき全部消すのはしょうがないです。office2000も友人にインストールさせてもらいました。 だから、windows98のCD-Rも持ってないんだってば。 ちくしょー、周りに持ってる人なんていないよイマドキ!
サークルの掲示板で「持ってる人いたら貸してください」と書き込んだら、「そんなことしたら犯罪です」とつっこまれました。 え・・・あ、そうなんだ、犯罪なんだ・・・。
・・・売ってるのかな98って・・・。このパソコンそうとうメモリ少ないから2000より後のソフトだともしかしたらあんまり動かないかもしれませんねとか言われてしまった私はどうすれば・・・。あーうー、パソコンの知識なんてゼロに限りなく近いので、あとはもう電気街に出かけて98か2000のソフト買ってくるしか思いつきません。とにかくACCSはつながってしまったのだから、こうなったらもう一刻も早くネット開通を目指します。
「オンモラキの瑕」(京極夏彦・講談社ノベルス) 相変わらずなところは相変わらずで、面白かったです。 でも、早めにトリックが分かってしまう分、今までの中で一番!とは思えないです。 いや、多分おそらく、読者が犯人に気づくのも作者の計算のうちになってると思うのですが、その計算を踏まえたうえで作者の意図するところを読み取るほど私は頭がよくないので、ちょっとツマンナイなーとか思ってしまうのですよ。それで思い出したのですが、森博嗣さんの「笑わない数学者」もそんな感じですよね。あうっ・・・馬鹿ですみません・・・。私は鈍いので、ミステリのトリックには面白いほど引っかかります。ラストで鮮やかに整理された美しい論理を読んで目からウロコになるのが快感な人間です。 でも、京極堂のシリーズはトリックそのものがメインではなく、話全体の構成とか、キャラクターや、計算づくで貫かれたテーマとか、妖怪の話とか、なんというか本全体が計算され抜いていて楽しいので、今回もそれなりに楽しく読みました。 何といっても今回は久しぶりに関口さんがメイン扱いですからね。 しばらくないがしろにされてたぶん、ニーズが大きかったのかしらというくらい、すごい良い扱いされてますよ。 だいぶお元気になられて、ジョロウグモの頃くらいまでは回復したんじゃないかと。笑 榎木津さんが関口さんを呼ぶところで、私のメーターが物凄いガッ!!と上がったシーンがあったのですが、・・・りー。さん読んでみて心当たりがあったらそっと触れてください・・・。 ネットで探せばきっとたくさん萌えてる人がいると思うのですが、ちょっとそれも怖くて探したくないような・・・。
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