いぬの日記
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携帯からもえんぴつ日記更新できるのかー 初めて知りました
ごうこんごうこんと、身もふたも無い日記で恥ずかしいので、ログを流しますw 生物なので、そういう時もあるよね!てことでひとつ。
やばい、今週の土日はノー運動です。 ノー運動だ! PMFのピクニックコンサートに自転車で行こうと思っていたのですが、大雨で気持ちが萎えた。 そのままネット巡りして、なぜか京極堂シリーズの榎木津×美由紀ちゃん(女学生くん)に目覚めた。その手があったか・・・!オッケー!
昨日もいっぱい面白い漫画読んで映画見てネットして楽しかった。 おうちに籠もるのって楽しいなあ。 弱虫ペダルが大変面白かったので、次はシャカリキに手を出したいのですが、さすがに買い集めたくは無いな・・・漫画喫茶か・・・行ったら帰れなくなるから行きにくいんだけど、漫画喫茶を利用して欲望を解消する事を覚えないと、部屋から漫画を減らせないと思う。 先日友達と漫画で部屋の床が見えない、とかいう話してて「あー漫画喫茶行かなきゃ・・・」と呟いたら、「え、行かなきゃなの?義務なの?」と突っ込まれた。 漫画欲を小説にスライドさせて、図書館利用するとか、運動で発散するとか、少なくとも何かの代替案が必要だと思うのよ。 なんだこの思春期男子のもてあました欲求みたいなの。
憂さ晴らしとかストレス解消とか、やな事忘れるために漫画読んじゃうと、読み方が雑になるから、作品本来のポテンシャルを十分堪能できなくて、いかんなーと思うこともあります。 が、漫画読むと、一旦没頭してそっから我に帰るので、【入る】→【出る】でかなり気分が切り替わるので、便利なんですよね。 小説の方が深いとこまで入り込めるけど、ちょっと時間がかかる。 その上、入り込みすぎると我に帰るのに時間がかかって、5回に1回くらいバスを乗り過ごしたりするから(さすがに地下鉄はない)危険。 どうしても最後までどんどん読みたくなるから、小説読み始めると寝不足もセットになるし、小説読む時間は減ったなー。 mixiアプリの青空文庫はそういう意味では便利だ。短編ばっかだし。 青空文庫の携帯サイトも使ったこと歩けど、mixiだと感想を残しとけるから便利。 しかし、携帯でドグラ・マグラにチャレンジしたら挫折しかけた。 あれはきっと、ある程度波に乗ってがーっと読んだ方がいい。
mixiアプリの青空文庫で読んだ「夜長姫と耳男」にやられました。 夜長姫がもうね、美しくて怖くて、その所業のあまりの凄惨さに震えつつも、どこか哀れなのです。「脳噛ネウロ」のシックスかってくらい異形の精神を持った悪鬼のような美少女なのですが、その美しさは何だか儚げに思えるのです。すごかった。耳男の執念も凄まじいし、序盤に出てくる下働きの女の子も激しい。坂口先生すごい。 坂口安吾はこれのほかに「阿部定さんについて」という感じのエッセイだけ読んだけど、これも何だかロマンチックで(!)、やさしい文章だった。あの事件についてロマンチックにやさしく書けるってすごいな・・・。 有名な桜の木の下になんとかってやつはまだ未読。 坂口安吾た大変文章が素敵な気がするから、楽しみ。
あと、夢野久作の短編は現代的なセンスで読みやすい。 ドグラマグラも冒頭の病院の独房のシーンとか、イカれてる論文の文体とか、かなり面白いのですが、いかんせん長くて止まってます。文庫だとどのくらいの厚さなのかな。本で読もうかなー。
やっぱり推理小説が気軽に読めるので、シャーロックホームズの短編が青空文庫にあって嬉しかった。有名どころじゃない作品しかないのですが、最近見た映画のイメージを想像したりしなかったりして、楽しく読んでいました。 ホームズは予想していたよりワトソン君の事が好きすぎるな。
短い文章に唸るといえば、太宰治はいい文章だな〜!と思うのがあった。何だかすっごく暗いイメージだったのだけど、さすがです。 今のところはまだ芥川龍之介の短編小説の方が好きだけど。芥川龍之介の短編小説は、ラストがすごく良いと思います。余韻の残し方が絶妙。
趣味は読書ですとか言ってるけど、文学はからきし読んでないので、いわゆる文豪と呼ばれるような人の文章には全然触れてこなかったことが良く分かります。今更短編ちょっと読んですごいな!とかね、楽しみがいっぱい残っていて良いことです。 長編にも機会があったらチャレンジしてみなければなあ。
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