Diary
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■■■ 下僕、かららお嬢様を語る ■■■ |
2004年05月31日(月) |
コーンフレークの箱から切り取った紙を、コーンフレークの箱の中に持ち込んでハミハミするからら。 今日で5月も終わり。かららは、今月もめでたく卵を産みませんでした。ばんざーい。 でも、油断するとすぐにこういうことやってます。(^^;
3月にはじめてきれいに紙を切って見せて以来、かららの紙切りはずいぶん上達しました。上クチバシを紙にあてがって、下クチバシでシャシャシャシャシャーときれいに切っていきます。ナイフでシャーっとそいでいくような感じ。長さは15〜20センチくらいでしょうか。けっこう長いです。 最後にまだ繋がったままの始点に戻り、ぷちっとちぎりとってお持ち帰り・・・するはずのケージは、たいてい本来のキャビネットの上には置いていないので、 「持って帰るところないじゃん!」 ウロウロした挙句、切った紙はその辺に投げ捨てられています。 どこに置いてあっても自分のケージは分かるのですが(不満はあるらしいが)、それが「巣」になるのはキャビネットの上にある時だけ、ということらしい。
最近暑くなってきて、リビングのドアを開け放していることが多くなったので、かららは、リビングから廊下へ飛んで出て行くようになりました。行動範囲拡大中・・・なのですが、廊下に出ると玄関のドアの上の金具(なんて言うんだろう?)に止まって、大声で私を呼びます。 「あたちここよ! ここに来たのよ! 迎えに来なくていいの!?」 最初の頃、かららが玄関へ行くたびに慌てて連れ戻しに行っていたので、そこへ行けば迎えに来てくれると覚えたらしい。いきおい、玄関へ行くのは、私が彼女を相手にしていない時が多いです。気をひくためにやってるみたい。相変わらずお利口だこと・・・
迎えに行って、「からちゃん、おいで」と手を出すと、 「ほ〜ら来た来た♪」 嬉しそうにすぐさま手に飛び乗ってきます。ついでに「なでて♪」と首を差し出してきたりもします。 だんだん迎えに行くのも面倒になってきたんですが(^^;、かららがワキワキして待っているのかと思うとその期待を裏切るのも忍びなくて、つい「ハイハイ」と席をたつ・・・飼い主とは名ばかり、やはりこの身はそらお坊ちゃまとかららお嬢様にお仕えする下僕なのでしょう。
あ、お嬢様、少々お待ちを! ただ今お迎えにあがります〜!<放鳥中に日記書くな。
■■■ 健康診断 ■■■ |
2004年05月27日(木) |
 水浴び後のそら、頭カイカイ中〜。 我が家のボタンズは、1〜2日おきに水浴びします。 みんなこんなものなのかしら?
昨日、そらとかららの健康診断に行ってきました。 2羽とも、糞便検査は何も問題なし。(^^) そのうについては、そらはお迎えした時からカンジダを少し持っていたのですが(健康には影響がない程度だということで放置)、それが少し増えていたそうです。 目が見えなくなってから体重が落ちて、まだ元に戻りきってはいませんから、体力が落ちたせいでカビが増えたのかも。
「最近、特に変わった様子はありますか?」 「いいえ(どんどん元気になってます〜)」 「なら、(カンジダの増加は)許容範囲内ということで、大丈夫でしょう」
この辺の考え方は、お医者様によっても違いがあるのかも知れませんけれどね。 かららの方は、「まったくもうなーーんにも!出なかった。(看護婦さん談)」だそうです。(^^)
我が家の主治医は、家から車で15分〜20分。犬猫も診ますが、先生のご専門は鳥なので、普通の動物病院より鳥の患者が多いです。 昨日も待合室で待っていると、入院しているセキセイインコに会いに来たという女性や、やはり入院中のダルマインコに面会に来た上品な老婦人等にお会いしました。
セキセイちゃんはタマゴの産みすぎで卵管脱になり、それが戻らなくなって、手術で卵管をとってしまったのだそうです。ああ、女の子ってやっぱりタイヘン。おなかの傷跡が痛々しかった・・・早く元気になれるといいね。
ダルマインコちゃんは、なんと27歳だそう。長生きさん! 飼い主のご婦人が最近外に出ることが多くなったことがストレスになったのか、自咬を始めてしまったそうです。エリザベスカラーをつけて、かじる足ににはギブスをはめていました。でもギブスをはめていない方の足もかじりだしていたみたいで、そちらの足には血が・・・(ノ_<。) 「この子とは27年一緒に生きてきましたからねえ。どこに行くにも連れて行ったの。お墓にも一緒に入らなきゃいけないんだから、もう少し頑張ってもらわないと・・・」 先に逝かれるんじゃなくて、一緒にお墓に入る・・・なんだかいいなあと思ってしまいました。。。
そんなお話を聞いている間、わがやのそら・からはウンチ待ち。 検査用のうんちが出なくて、ひたすら待合室で出るのを待っていたのです。家から持っていけば良かった。(−−; 1時間もたって、やっとかららがウンチ!(キャリーの中では、どうも我慢するみたいなんですよね) 「出ました〜!」 「はいはい、じゃあちょっとお預かりしますね〜」 キャリーごとかららを奥の部屋へ連れていく看護婦さんに、 「あ、その子、噛むかも知れませんけど」 「分かりました〜」
「そらちゃん、ウンチしてよ〜。おうちに帰れないよ〜」 と話しかけているうちに、そら、続いてウンチ! 「そらも出ました〜!」 良かったね〜!と待合室で待っている人たちに声かけられて、はは、ヘンなの。(^^; 「はいはい」 と、奥から出てきてキャリーを覗き込む看護婦さんに、 「この子は確実に噛みます!」 きっぱり言い切ると、 「じゃあ、手、入れません」 ピンセットでウンチだけつまんで持っていかれました。 はっと気付くと、周りの人たちがみんな笑っていたような。
待合室では犬猫にも会いました。 そら・からのキャリーを置いたイスの隣に、あとからお行儀の良いワンちゃんがやってきて、ちょこんとお座り。 ほんとにお行儀の良い大人しい子だったので、まあ大丈夫だろうと思ってそのままにしておいたのですが、ふと見ると、そのワンちゃん、うちの子のキャリーを入れたバッグをそっとのぞいている。あらら、と慌てて2羽の様子を見てみると、見えないそらは我関せずでぴよちゃんにエグエグ。 かららは、「なによ、こいつ?」と、緊張も怯えもせずに、じっとワンちゃんを見返していました。犬を見るのは生まれて初めてだと思うんだけど・・・大物だよ、キミは。(^^;
というわけで、早く行かなくちゃ、とずっと気になっていた健康診断、何事もなく終わってほっとしました。 いろんな飼い主さんのお話も聞けて、ウンチ待ちもなかなか楽しかったです。 これからそらの苦手な夏がやってきますが、次の健康診断まで何事もなく無事に過ごせたらいいな〜
■■■ 愛が壊れた時 ■■■ |
2004年05月25日(火) |

自分で落としたぴよちゃんが床の上で 砕けたのを見た瞬間、そらは慌てて 床に降りていった。 バラバラになったぴよちゃんの前で しばしボーゼン。 そして激しくかぶりを振った。
「ウチョだウチョだ!こんなことって!」
載せたいと思いながらお蔵入りになっていた写真。半年ほど前のものです。 いつもは「落ちた落ちた♪」と、上から見ているだけなのに、愛するぴよちゃんが壊れたのはさすがにショックだったらしい。慌てて駆け下りてゆく姿が笑えました。 自分でやったんでしょ〜
ボタンインコって、興奮すると首をタテに振ったりヨコに振ったりしますよね。この時はよほど興奮したのか、そらはタテヨコ両方に振っていました。
「ウンウンウンウン! ゲンジツだゲンジツだ! 受け入れなくっちゃ!」 んなこと言ってるわきゃ〜ない・・・(笑)
■■■ 報われたい愛 ■■■ |
2004年05月23日(日) |
 そらがかららに対して特に攻撃的になるのは、キャリーに入っている時と、お気に入りの体重計測用の小箱に入っている時。 それなら、と、今日はキャリーも小箱もない床の上で遊んでいただきました。 すると、床の上で無防備にウロウロしているそらを見つけたからら、少しずつ少しずつ近寄っていって、そらにプロポーズ。おっと〜(@_@) そら、例にによって腰がひけてますが。
かららはいつでもそらに近づきたいのですが、普段はキャリーや小箱に阻まれて、なかなか近づけないのです。中から出てこないで威嚇ばかり繰り返すそらにキレて、キャリーを、中に入っているそらごとテーブルの下に放り投げたこともありました。ち、力持ち。^^; 愛にカンシャクはいかんよ〜
今日の首尾はどうかというと。 このあとそらは、上に写っているバケツの周囲をジリジリと回って、左の方へ逃げていってしまいました。 かららも羽をひろげたままジリジリと後を追っていましたが、そらが最後には小走りで駆け去って行ったのを見て、ゆっくりと羽根をたたみ、しばらく考え込んだ後・・・右1メートル先にころがっていたキャットボールに向かって猛然とダッシュ! ガッキとくわえてブン!と放り投げる! 「このあたちのどこが気に入らないってゆーのよ!」 八つ当たりだよ・・・
それでも床の上では、かららがそらに向かって転がしたボールをそらが転がし返したり、けっこう2羽で接近して遊んでいました。そらは常におっかなびっくりでしたが。(笑) キャリーや小箱に入っている限りそらはかららを寄せ付けないので、これからは、こうやって床の上で遊ぶ時間をつくってみようかと思います。無理にでも2羽が接する機会をつくって、そらをかららに慣らしてみようかと。
あ、でもこういう状況が続くと、今せっかくおさまっているのに、かららがまた発情してしまうかも。 様子みながらボチボチやりますか・・・(はぅ)
■■■ 戦闘続行中 ■■■ |
2004年05月22日(土) |

そらから戦闘中。 最近、2羽でよくとっくみあいの喧嘩をするようになりました。そらが元気になって、かららから逃げなくなったからです。どころか、喧嘩をふっかけるのはいつもそら。
けれど、ふっかけるそらの方には目が見えないというハンデがあるし、かららの方はもともと喧嘩する気がない。売られたのを買っているだけ。防戦一方で、勝ちに行く気はないらしい。 最後はいつも、かららが「やーめた!」と引いて終わるか、ふっかけたそらが「やっぱだめだ〜!」と飛んで逃げるかで終わります。
というわけで、出血沙汰になるほどひどいことにはならないのを幸いに、こちらはほぼ傍観しております。 こうやってやり合っているうちに、なにかの加減で仲良くなってくれるなんてこと・・・ないかなぁ?
■■■ 話の分かるヤツ ■■■ |
2004年05月19日(水) |
 はにかむ そら。(笑) 写真ではなかなか上手く撮れないのですが、最近のそらの表情は、とても無邪気であどけないのです。 かららを迎える前、お迎えして最初の2ヶ月間に私達に見せていた表情を思い出します。 目のせい? 赤ちゃんがえりしちゃったのかな?
朝、だーが朝食を食べながらそらと遊ぶことは以前にも書きましたが(かららは時間をずらして少し後に出します)、少し前のある朝のこと、遊びたがるそらの相手をさせられて、なかなか朝食のお皿に手を伸ばせないだーが、苦笑いしてそらに言っていました。 「そら、もういいから、ごはん(おやつのシード)食べてこいよ」 「わかった」 あとのはだーのアテレコなんですが(いつもやってる^^;)、え?と思わず見てみると、ほんとにそらはトコトコと小皿に歩いていって、ポリポリとシードを食べ始めていました。え?ええ? 「ちょっとちょっと、今のもう一度やって。」
そら〜!とだーが呼ぶと、 「呼ばれた♪ 呼ばれた♪」 そらはだーの手元に駆け寄ります。いい子いい子♪とクチバシを指でチョンチョンしてやってから、 「そら、ごはん食べておいで」 てくてく。そらはきびすを返して小皿に向かい、シードを食べ始めました。 うっそー! この子、こっちの言ってることをはっきり理解してるの?
そして今朝。 いつものようにだーとキャリーの間を行ったり来たりして、そらは遊んでいました。だーの投げたボールにじゃれついたり、だーの置いたインコちゃんと格闘したり、クチバシチョンチョンしてもらったり。ひとつ遊びがおわるごとに、いちいちぴよちゃんの待つキャリーへ戻るところが律儀というか、面白いというか。 だーがちょっとでも動くと、「それっ!」と遊びを期待してキャリーから飛び出してくるものだから、だーはそらのいるテーブルの前から離れられません。出勤前の準備ってものがあるんだけどね〜 ついにだーは、そらがキャリーに戻った時を狙って言い聞かせていました。 「そらちゃん、パパ今からお風呂入ってくるからな。そこにいろよ。出てくるなよ。」(だーは朝シャン派) そして立ち上がると・・・ 「うん、待ってるよ」 そんな顔をして、そらはキャリーの中で大人しくだーの顔を見返していました。おいおい、ほんとかい?(^O^; 「ほらほら、出てこないよ。ちゃんと待ってるよ!」 だー、大笑いしてバスルームへ退場。 「おうち帰るよ〜」の一言で、とっとと自分でケージに入っていくかららといい、もうほんとにこちらの言うことを理解しているとしか思えない。(笑)
この子たちがいくつかの単語を理解しているのは確かです。 「そら」「からら」「ごはん」「おみじゅ」「ちゃぷちゃぷ(水浴び)」 このあたりの言葉が何を指すのかは、だいたい分かっているようですし、 「ちゅきちゅき」「いいこいいこ」 これらが褒め言葉だということも分かっています。言うと、2羽とも嬉しそうに羽毛を膨らませます。 しかし、 「ごはん食べておいで」「待っていなさい」 こんな「文章」にしっかり反応してくれると、もう嬉しいやらおかしいやら。 言葉そのものではなく、こちらの語調や態度、状況から判断しているのだとしても・・・人間の赤ちゃんだって、そんなことから「人の言葉」を覚えていくのではないかしら?
我が家のそらとからら、存外、話の分かるヤツらのようです。
■■■ インコにも刺激を! ■■■ |
2004年05月16日(日) |
 写真は製作中のアヒヒのレイ。クロシェット・レイといって、かぎ針でリボンにヤーンをからませて作ります。アヒヒというのは、ハワイの植物の名前です。
7月に新宿でハワイアン・ショーに出ることになっていて、私はそこで「プア・アヒヒ」という曲を踊ります。その時につけるために作っているのだけれど、時間がなくてちっとも作業が進まない。仕方なく、今日は放鳥中にかぎ針を動かすことに。ボタンズにいたずらされそうでヤだな〜と思いつつ・・・
でも、忘れてました。そらは見えないから絡んで来ないし、かららは初物嫌い。 初めは見ないふり、次に「なにやってんのかな?」と気にしながらも遠巻きに眺め、やっとチョンチョンとヤーンをつつきだした頃には、ほとんど出来上がり間近にまでこぎつけました。(赤い糸の出方がどうもよろしくなくて、気にはなるんですが・・・)
でもやっぱり相手にしてもらえないと面白くないらしく、最後には私の足の指をカプカプー! 「いつまでもなにやってんのよ! あちょんでよ!」 足を隠してしまうと、今度はTシャツの袖口から潜り込んで、ワキをクチバシでコチョコチョ。 あ、ダメ。参りました。m(_ _)m
 かららの発情は、ひとまずおさまりつつあるようです。あまり巣作りや潜り込みに執着しなくなってきました。が、その分遊びたくて遊びたくてしょうがないらしい。オテンバからら復活です。 私が何をしていても興味シンシン。「なになになに?」と飛んできてジャマをしてくれます。 うれしいっす。(^^;;
右の写真は、シンク下の食品庫を探索中のからら。私があけたら、「なになに?」とすかさず中をのぞき込み、おずおずと侵入。 ここに入るのは初めてじゃないかな? インコだって、たまには刺激が欲しいよね。
「いつも同じオモチャじゃあきちゃうのよ!」 by karara
■■■ 不摂生のツケ ■■■ |
2004年05月14日(金) |
 写真はキッチンワゴンの中のからら。 うっかり入り口をふさぐのを忘れると、目ざとく見つけて入り込みます。 ワゴンの2段目には鏡面のトースターが置いてあって、特にこれがお気に入り。 暗がり+鏡・・・発情条件ばっちりです。(−−;
追い出してタオルやテントで入り口をふさぎにかかると、作業をしている私のまわりで大騒ぎ。 「な、な、なにちてんのよ、ママ! あたちの大事なおうちよ! なにちてんのよ! 入れてよ!!」 カプカプカプーーー! けっこう本気で噛まれます。 かららは本気で怒っていても手加減してくれるので、出血に至ることはないんですが、それでもかなり痛い・・・(泣)
かららの発情、ひじょーに微妙です。 朝起きると、いつも骨盤が開きかけている。寝る時にはいつもの場所に戻すので、夜のうちに発情してしまうんでしょうか。で、日中ケージを移動させると夕方には骨盤は締まっているんですが、ケージ移動も最近は日に何度もやってます。 オーディオラック→リビングテーブルの上→床の上→リビングテーブルの上 といった具合で。 移動場所も一箇所だと、あまり効果が出なくなってきたんですよね。 体重は48〜49gを行ったり来たり。なんとか抑えられてはいるようですが、とっても危うい。ちょっと気を抜くと、たちまちおタマゴできちゃいそう。
ひとえにゴールデンウィーク中の不摂生が原因かなと、飼い主大変反省しております。 告白します。 あの休日の間、ボタンズの就寝時間は7〜8時になることが多かったです。 夜遅く帰ってきて、毛布の中から呼びかける声の誘惑に耐え切れず、夜中に放鳥してしまったこともあります。 光を透していた夜間の毛布も原因のひとつでしょうが、不摂生もいけませんわな・・・
ちなみに昨日は、5時半に遮光カーテンをかけて寝かせてしまいました。 不摂生のツケは、あろうことか本鳥にまわる・・・ごめんよ〜!
■■■ どんな風に見えてるの? ■■■ |
2004年05月11日(火) |
 4月22日の日記で「怖がって食べてくれない」と書いたケイティのハニートリートを、そらは思い出してくれたようです。 いったんかじりだすともう夢中。トリートはみるみるうちに小さくなってしまいました。 良かったね。おいちーね。 そろそろ次のを出そうかな。
そらはケージから出ると、まず、ぴよちゃんの待つキャリーに入ります。 そのキャリーの15センチほど前に、いつもおやつのシードを入れた小皿とトリートを並べて置きます。ドライパパイヤを入れた小皿がその横に並ぶこともあります。 先日、そらをケージから出した時に、まだおやつの用意ができていないことがありました。が、そらはとっととキャリーから出てきて、おやつがあるはずの場所へ。クチバシであるはずのおやつの小皿を探しました。が、ない。 じゃこっちかな? やっぱりない。んじゃこのへん? ないないない。ないよ! あきらめて、なぜかほそ〜くなってキャリーへ戻ってしまいました。
「ママ〜! そらがおやつ探してるよ〜!」 「わーーそらちゃん、ごめん! ほら、おやつあるよ。ここだよ」
カチンと音をさせて小皿を置くと、またキャリーからトコトコ出てきてもくもくと食べ始めました。 「おちょいんだよ・・・」 これはパパのアテレコ。ーー;
そらは、私達の指が近づいたり体が動いたりすると、即座にかーっとその方向へクチバシをひらきます。なので物の影程度は(ぼんやりだろうけれど)見えるのだろうと思っていました。 が、こんな風にないものを探してうろうろ歩き回ったり、目の前の粟穂に気付かずに探し回っていたりする様子を見ていると、なにも見えていないようにも思えるのです。 すりガラスを通して見ているような状態・・・と聞いていましたが、本当はいったいどんな風に見えているのかしら?
今はすっかり元気になって、ご機嫌でオモチャと遊びもするそら。遊び場の慣れたテーブルの上では、走ることもできます。持ち前のボタンインコの好奇心も復活したようで、「こっちにはなにがあるんだろ?」「あっちはどうなってるんだろ?」と、クチバシで探りながらヨチヨチと探検もするようになりました。 かーっとくり出してくるクチバシに、「いい子だね。ちゅきちゅきね」と言いながらチョンチョンと触れてやると、嬉しそうにふわっと羽根をふくらませます。表情の明るさは目を見張るばかり。これがあの暗く沈んでじっとキャリーの中に潜んでいたそらなのかと、本当に嬉しくなります。 なので、もう目が不自由なことについてはなにも心配していないのですが、時々そらの目を通してものを見てみたいと思う私です。
きみはいったいどんな世界に住んでいるのかな?
■■■ 出窓にて ■■■ |
2004年05月08日(土) |
 昨日はまたまた花博で踊ってきました。 朝早く家を出なければならないので、ボタンズの放鳥時間を取れるように余裕を見て、4時半に目覚ましをセットしておいたにもかかわらず・・・6時起床。−−; やむなく、だーに朝の放鳥を一任。 「帰りは何時になるの?」 「夜中! 11時半か12時頃〜。あとよろしく!」 家を飛び出しました。
で、花博のショーと夜のレッスンを終えて12時前に家に帰ってきたら、先に帰っていただーいわく。 「今日は7時半に帰ってきて、そら・から放鳥したよ。可哀相だし」 うむむ、朝の放鳥もおざなりだったし確かに可哀相なんだけれど、いつもは9時頃仕事から帰ってくるだーが7時半にご帰宅とは・・・できたパパだわ。ちと感動。
床の上へのケージ移動でいったんおさまっていたかららの発情の兆候が、またぶりかえしました。隙間をふさがれて潜り込めないキッチンワゴンの前に陣取って、私が手を出そうとすると「ぶぶ。ぶぶぶぶ」と怒るんです。 紙をちぎってせっせとケージの中に運び始めもしましたし、その勢いがただごとじゃない。
せっせ!せっせ!せっせ!せっせ!! あーもう急がなくちゃ!
そんな感じです。骨盤も開きかけているし、これはヤバイ。体重をはかってみるとまだ48g。まだ増えていない。まだ間に合う。 ということで、今日は2階の寝室の出窓にかららのケージを置いてみました。 置いたのは夕方の2時間ほどなのですが、さすがに見たことのない部屋に置かれたのはこたえたのか、寝る時間には、開きかけていた骨盤は締まっていました。ああ良かった・・・ でも、つくづく女の子って可哀相ですねえ。男の子ならこんなイヤガラセされることもなく、快適極楽な日々をおくれたろうに。不憫だわ。。。
写真は夕日を浴びて立ちすくむからら。出窓にて。 「またヘンなとこにちゅれてこられた・・・」
■■■ Happy Birthday! ■■■ |
2004年05月05日(水) |
 Happy Birthday KARARA !
今日はかららの誕生日です。 5月上旬の生まれだろうと思われるので、5月5日と私が決めました。^^ こどもの日は男の子のお節句だけれど、おてんばかららにはちょうどいいでしょう。
イチゴならかららも食べるかもと、パパがお祝いにイチゴのタルトを買って来てくれたのですが、やっぱり初物嫌いのかららはケーキに近寄ってくれませんでした。 おもちゃを回りに並べて気をひいてみたんですが、ケーキの箱の方がお気に召した様子。 もぐりこんだ箱の中から、時々「なにあれ?」と怪訝そうにケーキを眺めていました。 ん、いいんだけどね。ケーキはもともとパパとママが食べるつもりだったから。(笑)
ところで、かららは4月には卵を産みませんでした。昨年の11月に初めて産卵して以来、産まなかったのは4月がはじめて。発情抑制成功〜♪で嬉しいんですが、どうも最近イライラしているようです。噛み方がきついし、暴れて暴れて大変。今日も液晶の卓上時計を落として壊してしまいました。あの時計、温度計つきで便利だったのになぁ・・・
かららのイライラは、噛みたい、巣材欲しい、潜りたい、でもできない。そんなところにあるようです。 かららの潜りたがるところは、全部ふさいじゃっていますしね。 骨盤や体重をみるとまだ大丈夫なのですが、発情しかけているのにできなくてイライラしている感じ。
暖かくなってきたので、夜の間かけていた2枚の毛布を1枚に減らしたのですが、一昨日、毛布1枚だと外の光が透けて中に入っていることに気がつきました。寝かしつけているつもりだった夜の間、かららはずっと光を浴びているのと同じ状態だったのかもしれません。それが発情を促そうとしていたのかも。 というわけで、昨日から遮光カーテンを買ってきて毛布の上にかけてやっています。遮光率99.9%だそうな。これなら大丈夫でしょう。 元の可愛いからちゃんに戻ってくれるといいな・・・と願いつつ。
■■■ 三日天下 ■■■ |
2004年05月03日(月) |

そらとかららが一緒にキャリーに入っている! こんなこと滅多にあるもんじゃない! 慌ててカメラを向けました。
いえ、本当は、そらが油断した隙にするっとかららが潜りこんでしまっただけ。 ど、どうしよう・・・と、そら、しばらく隅っこで固まっていましたが、おもむろに反撃開始! 左、そら。右、かららです。
   そら、追い出されました・・・強くなったとほめたばかりなのに。まぁこんなもんでしょ。(笑) 強いのはキャリーの内対外の時だけ。面と向かうと、やっぱダメみたいです。(^^;
■■■ 帰宅しました ■■■ |
2004年05月01日(土) |
 一昨日、無事帰ってきました。今回は2羽とも体重を落とすこともなく、とっても元気♪ 私の方は、昨日久しぶりのフラのレッスンでいきなりハードに腹筋運動やらされて、今日はダレダレ・・・筋肉って一週間サボると落ちる。−−;
今回の帰省中、そらはメゲるどころかますますパワーアップしました。これまでは(目が見えていた頃も)、潜んでいるキャリーにかららが近づくと飛び出して逃げていたのに、今は果敢に応戦。しかも勝つんですよ、これが。 キャリーに入りたいからら、入らせまいとするそら、激しくクチバシでやりあうこと数度。すべてそらの勝利。連戦連勝でした。 一度などは、足に噛み付かれたかららが悲鳴をあげて逃げるシーンさえありました。なにがそらにこんなに自信をつけさせたのか? 愛かな? なんちって。^^;;
かららの方は、激しくやりあっても本気でそらを噛むことはありません。本気になればいくらでも勝てると思うんだけれど・・・いい子だね。おかげでこちらは安心して2羽を一緒に出しておけるのですが。 けどまあ、なんだか本人やっぱり納得はいかないようで、 「おかちい・・・なんで兄ちゃん急に強くなったの」 と、憮然とした表情で考え込んでおります。(笑)
この写真は実家で一戦交えた後のものですが、うしろで余裕のそらがこれ見よがしに羽づくろいなぞやっているのが、なんともおかしいやら可愛いやら。 「どーんなもんだい♪」とお目目くるくる、自慢気な顔をしておりました。^^
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