家の中はすっかりダンボールが占拠し、生活の場が無くなっても、けんやは這い、ゆうやは「かくれんぼ♪」といって狭い隙間に入っていく・・・。
とうとうこの家ともお別れです。と、感慨深げにもしていられません。だって、まだまだ片づけは終わっていないのですから〜。 明日は、朝8時頃引っ越し屋がきます。あの「しごときっちり♪」のサカイに頼みました。 朝8時だと、双子はまだ寝ているだろうし、ゆうやは保育園に行く用意でバタバタの時刻・・・。そんな状態では、引っ越しもより混乱するだろうということで、私と子ども達は実家にお泊まりすることになりました。 実家が近いととてもありがたいです。
子ども達が寝静まってから、再び家に戻り引っ越し準備をしました。頑張った甲斐あって、ダンボールに詰めなければならない物は片づいた様子。 時刻は深夜2時。急いで実家へ行くと、寝ていたはずのじじがもえを、ばばがけんやを抱いてあやしていました。2人はギャ〜ギャ〜と大泣き! いつもの場所と違う事が判るのか、目が覚めてから泣き通しだったようです。 いやぁ申し訳ない。 ゆうやは、双子が大泣きしようがお構いなしでしたけれどね・・・。 さて、明日は無事に引っ越しできるかな?
2002年03月25日(月) |
なんだかんだで・・・ |
もう、引っ越しまで3日となりました〜。 家の中は少しずつダンボールが増えていき、普通に生活する場がなくなってます。 その中でも、けんやはずりずりと這うので、とっても片づけがやりにくい! 今日は食器を一つずつ包む作業をしましたが、これが面白く見えるらしく割れ物注意の食器めがけて突進するんですよ。ばばが来てくれて双子を見てくれるので、危険地帯から引き離してくれるけど、怒る怒る・・・。 「ん、が〜!」と声を出して、不満顔のけんやです。
無事に引っ越し出来るかどうか非常に不安だったりします(T_T)
けんやの摺り這いは、ますますスピードが速くなっている今日この頃。 けんやをコタツの前にお座りさせていたら、うんとこしょ!と天板に手をかけ立ち上がりました。ここまでは、ここ数日見られていた光景です。 しか〜し!そのまま、横へ横へと伝い歩きしているではありませんか!! まぁびっくり!
コタツの上においてある物(テレビのリモコンとか)を取ろうと、手を伸ばしつつ移動するけんや・・・。成長をまざまざと見せつけられた気分でした。 本当にビックリしましたよ〜。
もえも同じく、ベッドの柵やコタツを持って立ち上がります。立てるととても嬉しいようで、にっこにっこ(^O^)満面の笑みを浮かべます。ただ、まだ完璧ではないので、そのまま後ろに倒れてしまうこともあります。 目が離せない要因がまた増えてきてます(^_^;)
ふたりしてあっちこっちで、伝い歩きし始めると・・・考えるだけでもまぁ大変(^_^;) でも、これももうじきですね〜。
2002年03月14日(木) |
双子ちゃんとお兄ちゃん |
保健所で、双子ママの集まりがあると保健婦さんから連絡があったので参加してきました。 双子ちゃんの中でも、うちの子達が一番歳が小さかったです。 そうです!先輩ママばかりなのです!!
育児で苦労した事とか、双子それぞれへの対応のしかたとか、兄弟への対応の仕方などなど参考になるお話ばかり。
中でも、双子は結束が固く他の兄弟を寄せ付けないところがあって、兄弟が寂しい思いをする・・・という話は特に参考になりました。だから双子が赤ちゃんの時は、お兄ちゃんやお姉ちゃんの方に気を配ってあげなければならないそうです。 うちがまさにその状態・・・。 双子の赤ちゃんがやんややんやと泣いていても、何よりお兄ちゃんを優先させる事も大事なのだそうです。う〜ん、考えされられるなぁ〜。
最近ゆうやに我慢させすぎの所があるので、「ゆうやが大事だよ」をスキンシップもして、知らせていかなきゃ!
双子ママのサークルのお誘いもあったので、参加することにしました。 なにより、同じ苦労をしてきたママ達の話も聞けるし、これからのことも聞きたいし〜。 実りの多い集まりで大満足でした(^O^)
二人ともよく、「にゃむにゃむ」とか「なんなん」「まむまむ」とか言って声を出しては喜ぶことが多くなりました。 口に指を入れて、「はにゃはにゃ」「ばびゅ〜」とかもするので、口の周りや手がびちょびちょ・・・。 唇を閉じて、ぶ〜とするのも面白いようで、「あぶば〜」とか「ばぶば〜」とか「あっぶ〜あっぶ〜」とそれはもう唾飛びまくりで大変です(^_^;)
これを二人同時で、「ばぶば〜」「ぶっぶ〜ば〜」とやりはじめると、まるで会話しているみたいで見てて結構面白いです。 離乳食中はやめて欲しいけど・・・。
けんやは上の歯もでてきて、歯がゆいのかかちかちと噛み鳴らしたり、早くも歯ぎしりまで!!うっかり噛まれると、と〜っても痛いです。
噛むと言えば、もえがおっぱいを飲まなくなってしまいました。くわえさせても、思いっきり噛んだりします。これが痛い!! 「いったぁい〜!」と痛がって声を出したら、にんまぁ〜と悪のほほえみをうかべるもえちゃん・・・。 もう!取れたらどうするのよ!
歯が生えてくるのは嬉しいけど、痛いのは嫌なんですよね〜。
ゆうやが5才になりました。 ゆうやが生まれた日のこと思い出しては、もう5年もたったのか〜としみじみ・・・。
前日の健診で、「まだ産まれてきそうにないから、1週間後ね。」といわれ、入院準備もしていなかった私。 朝7時丁度に破水。布団でまだ寝てて「破水したぁ〜!!」と飛び起き、隣で寝ていた王様をパニック状態に陥らせてしまいました。 産院に連絡し、入院するからすぐ来るように言われ、あたふたしながら荷物をカバンに放り込み産院に向かいました。 破水しただけで陣痛がなかったので余裕だったけれど、8時30分からじんじんと痛みがやってきました。 王様は、取り敢えず仕事に向かい段取りを付けてから来てくれることになりました。替わりに実家の母が、やってきてくれてほっと一安心。 それからは、陣痛の間隔も徐々に短くなっていき、段々辛くなっていきました。 陣痛がおさまると平気なので、お昼の食事は陣痛室でぺろりとたいらげてしまいました。でも、陣痛が来るともう大変!満腹になったばかりに、気持ち悪くなってしまって・・・。「欲張って食べるんじゃなかった〜(T_T)」と後悔しきりでした。
入院した日は、出産ラッシュで私は6人目の妊婦だったそうです。 看護婦さんも、バタバタしてました。新生児室も満員!
痛くて辛くて、陣痛が襲ってくるたびに泣き叫びたい気持ちになりましたが、隣でも頑張っている妊婦さんがいたので、頑張ろう!って気持ちに慣れました。頑張っているうちに子宮口も開き、いよいよ分娩台へ。 「あぁ、やっと産めるんだ」と思ったら、分娩台に一人残されて、「痛くなったら力んでね♪」と言い残し看護婦さんは消えてしまいました。 「えぇ〜うそ〜!!(T_T)」ムンクの叫び状態の私・・・。
夕方になり日勤の看護婦さん達が帰ってしまい、人手が少ないため、看護婦さんも私一人にかかりっきりになれなかったようです。にしても・・・初産婦一人で一体どうしろと〜と泣きたい気分でした。 実はまだまだ、子どもが産まれる様子ではなかったようです。
何度目か様子を見に来てくれて、「いよいよやね!」と看護婦さん。 先生を呼んできてくれて、いよいよ出産です。 ところが、「あ〜これでもう大丈夫だぁ〜」と安心したのが悪かったのか、陣痛が弱くなってしまいました。 一生懸命力んでみてもなかなかうまくいきません。 とうとう看護婦さんが、私のお腹をぐっと押さえて「しっかり力んで〜!!」と手伝ってくれることに・・・。 何度かう〜んう〜んと力めるだけ力んで、やっと産まれました。 5時43分元気な男の子でした。 廊下では、まだかまだかと王様と両親、妹達が待っていてくれました。 みんなが心配してくれる中、産まれたのがゆうやです。
今では、双子のお兄ちゃん。ちょっぴり頼ん無いときもあるけど、面倒もよく見てくれるいいお兄ちゃんになりました!
ゆうや、おたんじょうびおめでとう(^O^)
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