 |
 |
■■■
■■
■ 秋の夜に似合うもの
それはズバリ(ただし、私の場合)矢野晶子と紅茶である。 あの特徴的な、なかば語りかけているようなとろんとした歌とピアノは、 夜の部屋に驚くほどぴったり似合う。ピアノだけでも素敵だけれど、 彼女の歌声は冷えた空気をうまくかき混ぜてくれるよう。 なんというか、ひとりでいても孤独感がそれほどなくなる。
紅茶は、色も香りもはっとするほど美しくなる。 もう少し寒くなると、ココアの方を断然飲みたくなるのだけれど。
今日飲んでいたのは、以前貸しを作ったトモダチが「あの借りを返すよ」 と無造作にくれたものだ。パリびいきなだけあって、Marina De Bourbon の 品で、"Menuet" と名前が付いていた。「メヌエット!なんと気障な」と笑って はみたものの、上品なフルーツ系の香りがしておいしい。 紅茶をいれた後は、しばらくその香りにうっとりしてしまった。
さ、更新も終わったし、夜も更けてきたし、お風呂に入って眠りましょ。
2001年09月30日(日)
|
|
 |