もう2月終わっちゃったよ。 2月は逃げるというけれど、今年のコージ苑の場合、その逃げ方がちょっと違う。 「2月はやかったなあ」というより、 「日本から帰って来た時から、もう1年以上経った気がする」という感じ。 密度の差っていうか…ニュアンスの違い、わかってくれます? (自分でもよく分ってないという意見もある)
帰宅途中、何故か「お弁当の歌」が頭をぐるぐる。 ♪これっくらいの おべんとうばこに おにぎりおにぎり ちょっとつめて きざみしょうがに ごましおかけて (地域差等あるかとは思うが、まあこんなでしょう)
…おにぎりにショウガ? それとも別立てでショウガ??
♪にんじんさん ごぼうさん あなのあいた れんこんさん すじのとおった ふき
やっぱ煮物?
コージ苑、飢えてます。
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これも帰宅途中に運命の出会い。 Massive attack 100TH WINDOW MEZZANINEから4年…や、5年かな? 相変わらず酒飲んで聞くといい具合にトんでけそうな、ステキな音楽。
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三浦朱門『教師』 レトロというには中途半端に新しい、つまりはちょっと「古臭い」。 そんな言葉で綴られたこの連作は、それ故に頭に響く音が新鮮。 タイトルが短い(「教師」「校長」「定年」等)のも気持ちいいなあ。
今日はちょっとばかり寒くて、木の枝に霜がおりている。 真っ白になった木々は、まるで春の桜のようで、 掛値なしに、ああ美しいなあ、と我を忘れて見ふけるほど。
どうせ風邪だし、温度計はマイナスを指しているし、 前倒しで仕事でもしようかね。 (鬼の霍乱…じゃなくてなんて言うんだっけ、こんなの)
パソコン起動、朝8時。 秘書ソフトにたしなめられ、終了させたの午後3時。 さすがに目が疲れた。
でもね、そのうち2時間は「フリーセル」やってたんだったりして。 つくづくあほだなコージ苑。
風邪をひいてしまった。 げほげほ。
…風邪らしさの演出って、咳が一番だよな。 微熱程度だと目に見えないし、鼻水は同情される前に敬遠されがち。 くしゃみに至っては飛びのかれるのがオチである。
とはいえ、コージ苑のは演出じゃなくてほんもげほげほ。←続行不可能
シンデレラ・ストーリーというものがある。 例えばそれは、こんなおハナシ。 �.弌爾芭戮蟾腓錣擦砲覆辰燭里�元で付き合い始めたら、 その相手が城を持つ貴族の一人息子だった。 ��道端で苦しんでいた老人を助けたら、 それがあととりのいない大富豪で、それが縁で養子として迎えられた。 �2討侶攬翅瑤妊謄縫垢魍擇靴鵑誓沺� 自分の相手をしてくれたのが王子様で(軽井沢でどこの王子だ)、 後に白い馬で迎えにきてくれた(どこに白い馬だ)。
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大使館からこんな話が回ってきた。 「2歳の娘に日本語を教えてほしいという夫婦がいる」 コージ苑は子供相手に間がもてないタイプなのでパス。 一応その場はY先生が引き受けた。
ところで、ダッカさんは現在、かなりの薄給でがんばっている。 コージ苑の場合は大学寮に入れてもらっているので、 部屋代光熱費水道代は完全無料、給料の割に余裕はあるのだが、 ダッカさんには住宅支給がないので、生活は苦しい。 そこでY先生はこのバイトに好条件を取り付けて、ダッカさんに回した。
そして本日、何故か七味屋家でビジネスの話が繰り広げられた。 大人達が真剣に話している横で炊飯器の蓋をパカパカ開ける当の子供は、 本当にまだ小さく、その口から出るのはアーだのダーだのいうイクラちゃん語。 こんな、自国語もさっぱりの子に日本語かよ…教育熱心な両親だ。 それはさておき、では一度我が家へ、という話になったらしく、 依頼人とダッカさん、Y先生は出かけていった。
1時間後、戻ってきた2人は半ば呆然としている。 結果を聞きたがる七味屋・ケンタロウ両氏とコージ苑に、 ダッカさんは語った。
依頼人は語学教師の相場通りの時給を払うという。 一ヶ月換算すると、それは現在自分がもらっている給料よりも高くなる。 しかも自分の現状を話すと、彼らはある提案をした。 即ち、依頼人宅に住み込んで、そこから学校に通えばよい。 彼らの家はR市外にあるが、車が2台あるので自由に使ってくれていい。 奥様が主婦なので、ベビーシッターが欲しいというわけでは決してなく、 子供と週に数時間遊ぶ時間を作って、そこで日本語を教えて欲しい。
ダッカさんは「今は学校があるから住み込みはできない」と断ったらしいが、 このおいしい話に少しとまどい気味。 法律の関係で、彼は今の学校では来年度から勤務できないことが分っている。 しかし彼は、最低後1年はL国にいたいんだそうだ。 そんな彼にとって、この話はまさに棚から降って来たボタ餅ならぬペリメニ。 (註:ペリメニ=L国版餃子。) おいしいだけの話はない、とはいえ、ここは考えどころである。
さて、彼はシンデレラになれるか、それとも。
世の中、様々な迷信がある。 いちいち信じていたらろくに道も歩けないんじゃないかという気はするが、 理屈抜きに、何となく守ってしまうものがある。 コージ苑の場合、その迷信はこれ。
「夜に爪を切ると、親の死に目に会えない。」
これで今まで何日爪を切り損ねていることか。 本当は風呂上りの直後、爪が柔らかくなっている時が一番やりやすいのだが、 それでもあえて日中を待ってしまうというこの悲しさ。 ちなみに吉野朔実はこれをして「人格は不幸によって形成される」と言っている。
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星新一『ごたごた気流』 いつ、どこで読んでもお見事なオチ。 その点で、この人以上の作家にはあまりお目にかかれない。 ちなみにコージ苑、どこにこの人を感じるかというと、 「エヌ氏」「アール氏」というカタカナ・イニシャル。
昨日に引き続き、ケンタロウ氏登場。 彼は何でも動詞化する。 「ウオッカスタンバっといて」とか、 「ハンバガる?」とか、 「メシっとこか」とか。
でもケンタロウさん、 「ビーる」とか「カクテる」とかはあんまり意味がないような。 単にアクセントで区別ってるだけじゃん(あ、うつった)。
会話の授業にケンタロウ氏がやって来て、テストを手伝ってくれた。 初対面の日本人、しかも男性を相手に、 本当に「初めての人との会話」をやらされた学生は、 見るも哀れなほど真っ赤な顔をして奮闘していた。 一方、当のケンタロウ氏も若い女性に囲まれてあがり気味。 それを冷静に観察する私達は、まるで見合いの仕掛け人。
帰り際、「いやいやお疲れ様」ということで、遅い昼食をとる。 場所は新市街の端にある、大使館のA嬢お勧めの「ポテトのおいしい店」。 どこにでもありそうなバーなのだが、肴が割といけるという話。 3人ともすきっ腹を抱えていたので、先に食べ物を選ぶ。 コージ苑とY先生は、おいしいと評判のフライドポテト、 大食漢のケンタロウ氏はフレッシュトマトと焼きハンバーグのバーガー。 で、当然ビール。 CESU(特殊文字が出ませぬ)のドラフトを飲むのは初めてなのだ。 先に出てきた3つのグラスで乾杯。 瓶のものよりクセがなくて、泡までちゃんとおいしい。 いやあ、やっぱり仕事の後の一杯は最高だね。 と、Y先生、「私この後プライベートレッスンなんやけどなあ」 君は仕事の前の一杯か。
…それで金とっていいのか?
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有栖川有栖他『「Y」の悲劇』 4人の作家による、クイーンの『Yの悲劇』へのオマージュ…かな? 本家との差は歴然、とはいえ短編集だから仕方がないか。 恥ずかしながら法月を「のりづき」と読むという事実を初めて知ったコージ苑。 (今まで「ほうづき」だと思いこんでいた)
森博嗣『捩れ屋敷の利鈍』 S&MシリーズとVシリーズの登場人物が一緒に出てきた。 そういえば昔、鳥山明もやってたな、これ。 関係ないけど、最終形態の悟空とアラレちゃんと、どっちが強いんだろう。 あ、ハリウッドで映画化の話はその後どうなったのかしら。 (すみません、全く本の感想になってないです)
こんな問題があった。
問題 次の文と同じ内容のものを選びなさい。 「あの人は私のおじです。」 1 あの人は私の父のお父さんです。 2 あの人は私の父のお母さんです。 3 あの人は私の父のお姉さんです。 4 あの人は私の父のお兄さんです。
答えはもちろん4なんだが、一応1〜3についても聞いてみた。 「1はなんと言いますか?」 おじいさん、祖父、ばらばら答える学生。まあ、よしよし。 「では、2は?」 自信満々答えたクリスティ。 「そば」←今日のホームラン
今日の気温、一日中プラス。 早く来てくれ春! 早く出てくれオープンカフェ! 早く始まってくれ夏休み!!←休んだばっかじゃん
そんな浮き立つような気分にさせる温度計を見つめつつ、 コージ苑は本日一日中室内で仕事だった。 暖かいのはいいけど、外に出られないっつーの。仕事たまってて。
水道は復旧いたしません。 …泣けてきた。
今日はまっとうな週末の一日を送った。 と思ったら、水道の水が止まった。 聞けば町全体が止まっているらしい。 …なんで?そういうことが起こっちゃうの?
オイルショック時の主婦のように殺気だって、 スーパーに走ってミネラルウォーターを数本買い込み、 それを使って今日のところはしのいだ。 しかし、食事や洗顔の水にするのはまだいいとして、 トイレに使わなきゃいけないってところが何とも泣けるんだ、これ。
昨夜あれだけ飲み食いして騒いだのに、 今日小旅行するなんて、私達って何て元気なんでしょう。 (ていうか元気じゃなかったからね)
目的地はR市近郊の町2箇所。 そのうち一箇所は既に全員行った事のあるところだが、 冬季にはボブスレーができるというので、Y先生がやる気を出したのだ。 しかし着いてみると、何やら大会の強化合宿とかで、 一般の利用は休止となっていた。残念。
仕方がないのでもう一つの町へ向かう。 こちらは極めて小規模の、お城が美しいので有名な町。 しかし私達がそこで何をしたかって、
適当な斜面を見つけてソリ遊び。(ガキかお前ら) 厳密に言えばソリではなく、直に地面に座って滑っただけなんだけど。 各自の写真をデジカメで撮ったり動画にしたり、 あほな騒ぎをやらかしている私達の各種揃った笑い声が、 静かな町の郊外にこだましていましたとさ。
今学期は1時間目のある日が連続している。 それらの日は6時前起床、7時出勤となるので、 前夜いつも通りに授業の準備などしていると、思いっきり寝不足になる。 今日のコージ苑はちょうどそんな感じ。
しかし寝てはいられない今日はバレンタイン。 (心静かに過ごしたいと思う気持ちとは裏腹に)男性陣を夕食に招待しており、 授業の後はそのための準備に追われ、結局寝ていなかった。 クリームシチューと魚介のマリネ、キノコのホイル焼きを作り終え、 人数も揃ってさあいただきます、というときにそれは起こった。 コージ苑、ホイル焼きが入っていたフライパンをオーブンから出して、 うっかり素手で握ってしまったのだ。
その瞬間の「ジュウ」って音が印象的でした。とっても。 (想像して痛い思いをしてください)
明日はバレンタインデー。 コージ苑は今まで、日本のそれはかなりえげつないと思っていた。 この頃の町中はチョコレート一色で、 それ以外のあらゆるものを排除しようとしているかのようだ。 わずかな楽しみといえば、デパートの特設会場に、 普段食べられないような店のチョコレートが出回ることぐらい。 ちなみにコージ苑のお気に入りは「六花亭」のモカチョコだ。←どうでも良い
しかし、ここに来てその認識は改めなければならなくなった。 日本のバレンタインって…おしゃれ。 だってL国のディスプレイときたら、思わず腰が萎える程のどぎつさなのだ。 やたらとハート型が飾り付けられ、しかも配色は赤と紫。 ハートのキャラクターもあるにはあるが、 はっきりいってm&mのパクリ(しかもかわいくない)。 まあ、バレンタイン自体の意味が少々違うらしいのだけれど、 それでも恋人どうしのイベントという点には変わりがないというのに…いいのか?
と、そんなL国R市の商業合戦を横目に、 コージ苑が全く普通の(つまり日本滞在時と同じ)生活を送っているかというと、 今年はどうも違うらしい。 ご存知の通り、狭い日本人コミュニティで大切なのは義理人情。 義理…ってやっぱり表さなくちゃだめ?形で? Y先生および二人の軽い財布と相談して、結局ケーキを作ることに。 インターネットで作り方を仕込み、勤めが終わった後に時間外労働。 まず粉をふるって、卵と砂糖を泡立てる…と。ふんふん。 「白くもったりとして、持ち上げた時にたれる生地で字が書けるくらい」ですか。
…卵ってさあ、黄色だよね。 ……卵と砂糖だけで?白く?なるものなの? 疑心暗鬼のまま泡立てる私達。 10分15分20分。 …えーと、その気配もないんですけど。
結局「白くもったり」なったのは約30分後。 世の中の女性達はこの手間を惜しまず彼のために作っているのか、毎年毎年。 尊敬するわ、とつぶやいたY先生にコージ苑が素朴な疑問。 「このレシピさあ、『本命君に作ってあげたい』って書いてるよ?」
なーんだ、これって単にレシピの選び損ないだよ、 だって私達ってば全くもって義理だもの♪(納得するなよ)
本格的な授業が始まった。 学生達にはあけましておめでとうの今日、 コージ苑はぬきうちテストを行った。
その時に彼らが見せた味のある表情だけで教師の醍醐味を感じたりして。
コージ苑は基本的に貧乏生活を送っているので、 欲しいものはたくさんある。 何ってヤカンとかー、ちゃんと切れる包丁とかー、 テフロン加工のフライパンとかー、って全部料理関係かい! (と自ら軽く突っ込み) L国在住の同年代日本人が増えるに従って、 一緒に飲み食いする頻度も比例して上昇中。 人数分の下ごしらえするのって結構大変なんですよね。 でですね、世の中にはフードプロセッサーという素敵なものがあるんですよ。 …と、自宅がたまり場と化している七味屋氏に訴えてみた。 すると、給料を円建てで貰っている彼は一言「いいですよ」と答えた。 い…いや、そんなあっさりOK出されるとこっちも拍子抜けっていうか嬉しいぞ。 コージ苑達も少し出すけど…ってええ!?自腹?全部!? いやそれは申し訳ないでしょ、あなた料理できないしっていうか嬉しいぞ。←鬼
で、買いましたフードプロセッサー。 で、作りましたミートソースのパスタ。 人参と玉ねぎをぽんぽんと半分に切ってスイッチ入れてグィン。 …早いっす。
いやあ、使うだけ使って管理は持ち主がしてくれるってよくない?←鬼
12月、帰省直前のL国では一日のほとんどが夜。 朝は10時近くにやっと明るくなり(といっても太陽は見えない)、 夜はもう3時過ぎにやってくる。 Y先生曰く「いっそ死ねっちゅう天気」なのだ。
それが冬至を過ぎて1ヶ月ちょい経った今、 日はみるみる長くなっている。 現在夕方5時半、しかし辺りは夕闇といった程の暗さである。 雪明りがいくらか影響しているとはいえ、 確実に太陽は北に戻ってきつつある。 昨日より今日、今日より明日と、確実に日が長くなるのを感じられると、 この国の人と一緒になって春を引っ張ってきたい気分。
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大学に通わないと新しい本が借りられないので、 ここ数日は手持ちを再読。 今日は乙川優三郎二冊。
帰り道、日曜日なのに開いていたスーパーで買物。 これがL国に帰ってから初めてだっていうから呆れてしまう。 健康診断がきっかけとなったわけではないが、 そろそろ意識して野菜をとろうと思ったので、 金額は(そこまで)気にせずに食べたいものを手にとる。
とはいえ、タンパク質もちっとは必要。 ちょうど昨日ダッカさんに教わったので、 ちゃんとしたミートソースを作ってみた。 コージ苑のは若干薄味だけど、缶詰より数段おいしい。
やっぱり休日は「作りおき」だね。って何のキャッチフレーズだ…
ダッカさんはパスタが得意だ。 しかし、その腕前が女性軍に披露されたことはない。 ぶーぶー文句をたれた私達に閉口したのか、 今日は彼とケンタロウ氏が夕食を作ってくれた。
作り始めたの3時、出来たの7時。 それでも「即席だから」と彼は言った。 すげえ… 出来上がったのはパスタ二種類。 うまい…
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有栖川有栖『月光ゲーム』 火山の爆発とはすさまじい。 それでもあまり切迫した様子が感じられないのは、 やっぱり登場人物が「火山より殺人」だから? (それにしたってどこかのんきそうなキャラ達である)
谷川俊太郎『これが私の優しさです』『ONCE』 当人が3月に公演しに来るらしいので、 何も知りませんじゃやばいだろうと購入。 中学校だかの教科書に「二十億光年の孤独」とかあったな。 発表順に並べられている詩作に、 詩人が年を重ねていく様子が浮かび上がった。 20代後半の作品「GO」が良いと感じたのは、 今の自分がその年代だからか。
昼過ぎにY先生宅に行く。 今日はお泊り。 何せ風呂に入れないし(笑)。
相変わらずぎりぎり野郎の私達、 今日になってやっと授業計画を立て始めた。 遅いよ。 それでも集中して、夕方までにはあらかた方針が固まった。 今学期はもう4年生の授業がなく、 従って2年生に集中して準備ができる。 全体としてのコマ数は減ったものの、 共同のクラスを多くしたので、結果としては+−ゼロ。
夕食後、パソコンでDVDを観る。 ネタは「少林サッカー」。←買うなよコージ苑… 正直言って、Y先生にひかれたらどうしようと思ったのだが、 彼女はげらげら笑っていた。 よ、よかった(本気で安心)。 二本目は教材で使おうと買ってきた「プロジェクトX」。 砂漠化した襟裳岬に緑を取り戻した男の話だった。 そしてY先生、この夜襟裳岬の夢を見たそうな。
成績を出した日、クリスティが言った。 「父はあなたのためのながしがあります」 今回に限って文法の間違いは許す!(嬉泣)
コージ苑ちの流しは結構素晴らしい。 かつては一応ホーローだったのが、 すっかりはげてしまってサビが表面に出てしまっている。 洗い物をする度に流れる錆色の水にはさすがに情けない思いがしたものだ。
午後2時、クリスティ親子はやってきた。 彼らはまずお菓子とコーヒーを用意し、 その後おもむろに作業を開始した。 といっても主に働いたのはクリスティ父である。 はっきりいって流しの入れ替えだの風呂場の壁塗りだのは、 素人がどうこうできる仕事ではない。 わずかに私達が手伝う事ができたのは、 風呂場の壁の、古い塗装をはがすことだけである。 (ちなみにそれも、後で不合格をくらった)
作業は思ったよりも長くかかった。 聞けば、お父さんが思っていたより水道管が古かったらしく、 持ってきたスペアに対応しなかったらしい。 どんなんだコージ苑ちの水道管。 待つこと3時間、台所に再び水の流れる音を聞いて、 おそるおそる覗いて見ると… おぅ!まぶしい!! 目に飛び込んできたのはまっ白の流し。 「1987年製です」とクリスティは言うが、いい、それでもいい。 つーか、前のやつはじゃあ一体何年製だったんだ。
次に風呂場の壁塗りにとりかかったが、 古い漆喰をはがしたところで時間切れ。 「来週もう一度きます」と言ってくれたが、 コージ苑は彼らの休日を奪ってしまっているのではないだろうか。 代金はいらないというし、どうやってお礼をすればいいものか。
それにしても参ったのは後の掃除。 はがした漆喰が床一面に散乱し、バスタブには土がたまっている。 いっそ野菜の種でもまいてやろうか。 それから2時間、コージ苑は後始末に追われた。 そして結局、本日は風呂に入れなかった。 来週までこのままかあ…長いのう。
昨夜またまた七味屋邸で飲み明かし、 しかも部屋の主は本日出勤である。 ばったり倒れていたヒマ人達が起き出したのは昼近く。 「おなかへったね」と、昼食を作ろうとした。 しかし、いくら家捜ししても「主食」というものが見つからない。
米はないか。ない。 パンはないか。ない。 ジャガイモはないか。腐っている。
いかん、このままでは飢えてしまう。 わずかに見つけた小麦粉と卵一つ、牛乳としなしなのリンゴを見て、 ダッカさんが「パンケーキ」との案を出した。 作ってから食べるまではかなりスリリング。 結果は期待以上に(というか期待が低すぎた)おいしゅうございました。
七味屋さん、せめて穀類は常備しておこうね。←えらそう
前々からY先生に約束していたマフラー制作にとりかかる。 糸は日本で買ってきた、 赤をベースに様々な色味が入ったふわふわウール。 手触りが良いし、いいのができるぞう〜と編み始めたのはいいが、
ふわふわの毛糸って編みにくいのね… (二度と使うまいと思ったが、色違いで買ってしまっているコージ苑)
帰ってきて5日目、 さすがに買物にいかなきゃな〜とは思うけれど、 寒くて外に出たくない。
でも、野菜がない。
でも、寒いし面倒くさい。
でも、パスタ食べたいしお菓子も欲しい。
でも(エンドレス)
寝たの11時、起きたの2時半。 もしかしてタフかもしれない。
とはいえ、深酒をした体は思うように復活してくれない。 (以下、あぶくたった煮え立った〜♪って感じでお願いします) まずコーヒーを飲んでみた。 砂糖とミルクをどっさり入れて。 まだいけない。 次に風呂に入ってみた。 湯気をたくさん出して、サウナ気分で。 まだいけない。 最後に、ごはんを作ってみた。 ごはんには梅昆布味噌、吸い物はゆずにとろろ昆布、 前夜の残りの煮込み野菜。 よしいけた。
二日酔いの特効薬、日本人にはやっぱりごはんと味噌汁だ。 じゃあ、ごはん圏じゃない人たちはパンなんだろうか。 「二日酔いにはパンとコーヒー。」 …あまりピンとこないけど。
ダッカさんのお誕生日会、ただし前倒し5日。 これってありなのかしら。
L国にもう一人日本人が増えた。 大学に留学して地理学を学ぶ予定の彼の名はケンタロウ氏。 (残念ながらカツ代の息子とは別人だった) 話しているうちに、どうやら共通の知り合いがいることが判明した。 奥様も5月に来るらしく、 小さくて料理好きとの情報を得て、期待に胸膨らませてどうするの私達。
一応サプライズということで、本人にはただの飲み会と言っている。 午後に買出しとプレゼント購入を済ませ、その時を待つ。 今回はケーキとろうそくもちゃんと買って準備万端。 さりげなーく普通の乾杯と見せかけて、突然歌った誕生日の歌に、 ダッカさんはまじで驚いていた。 ただの飲み会もいいけど、やっぱり目的がある方が張り合いあるなあ。 「飲める」ケンタロウ氏を加えたメンツは恐ろしい程よく飲んで、 気づけば昼の11時。 コージ苑、今年は節制するって決めたんじゃなかったっけ… (「読ませろ」と言われているけどやっぱりこの日記、 親には絶対見せられない)
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