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■ ヒカ碁のサントラ盤は
かなりイイです! ここんとこずーっとBGMにしてるのですが、メロディラインが美しく佐為をイメージした和風のテイストが効いてます。 特に#15「極み」は、マーラーを彷彿とさせるほどきれいですよん!さすが若草氏、BGMの極意を心得てらっしゃる。ヒカ碁に興味のない方でも充分聴き応えがあると思います。
さてネット注文した本が昨夜9時半過ぎ届きました。随分遅い時間まで配達してるんですねえ。担当さんご苦労様です。 一冊は例の「ヘビトンボの季節に自殺した五人姉妹」、もう一冊は吉屋信子の「源氏物語・上」でございます。 吉屋信子は戦前から戦後にかけて活躍した少女小説の第一人者。挿絵に中原淳一を起用しめちゃめちゃ人気のあった作家です(…って、あたしは知らないよ。当時の少女だった母から聞いたんですってば/笑い)。 いわゆる「S系小説」な人ですが、Sっていうのはsisterの頭文字で今で言うなら「プラトニックな百合系」でしょーか。当時は川端康成なんかもそういうの書いてたのですよ、復刻版で読んだけど。まあマンガでいうと池田理代子の「おにいさまへ…」が近いかな。
そんなこんなで「源氏物語」なのですが、これがおばあ様が三人の孫娘に講釈しながら話をすすめるというスタイルになっていて、なかなか面白そうです。 瀬戸内寂聴以外、与謝野源氏、谷崎源氏、円地源氏、橋本源氏、大和源氏、全て読破したあたしですが、今まで吉屋源氏は幻の逸品でありました。今回国書刊行会によって復刻したこの作品、読んじゃうのがもったいないみたいです。しばらくなでなでしてよう、えへへ。
2002年01月31日(木)
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