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■ 9月も終わりだとゆーのに
なんか寝てばっかいるような気がするわー; だっていい気候じゃないですか、涼しくて。夜明けも遅いから「朝陽の当たる部屋」の住人は、それだけゆっくり眠っていられるのです、ははは。
昔、入社試験の面接で「好きな作家は?」と訊かれたら、大江健三郎とヘミングウェイを挙げてはならないとよく言われました。ありきたりで平凡な人間と思われるからだったそうです。それだけ当時の学生にとって、彼らは「基礎教養」だったってことですね。
未熟で幼稚な頭脳しか持ち合わせてないので、古今東西「名作」と謳われる作品をほとんど読んだことがありません。最近になってようやくそういった類にも興味が出てきたところです。 実際読んでみて、10代やそこらの自分じゃ男女間の心の機微なんて到底理解不能だったと思いますねえ。
逆にカフカやジッドのような、不条理ものは結構面白く読めていたようです。あとSFも。日本の作品は四畳半的な貧乏ったらしいイメージが強く、豪華絢爛な海外作品が好きでした。これも最近になって赤貧生活もカッコいいなあと感じ始めています。
あたしが子どもの頃、少女マンガの舞台は圧倒的に外国が多かったです。当時の少女たちにとって、海外の生活様式もファッションも憧れが強かったのでしょう。今はこれがファンタジーの世界に取って代わっているように思います。
遠い世界、手の届かない憧れのもの、それがたくさんあるほど人生は幸せなのでしょうねえ。
2005年09月30日(金)
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