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感情を制御することって、案外簡単だ。 なぜなら、感情を暴走させても良い事がない、 という経験が、自制を促すからだ。 それがときに寂しいかもしれない。 でもその寂しさだって、コントロールできる。
最適化された感情は、からっぽと同義だろうか?
卒業シーズンに、別れの涙とか、そういうのがあるけれど。 とくに会いたいと思わない人との別れは悲しくないし、 会いたい人とならまた会うつもりだから、やはりさして悲しくない。 0か1かで分けるとこうなる。 その間の人たちに対して、涙するのかもしれない。
ただし、その別れが「死」であるなら、 その涙はその人への思いに比例する、あるいは指数関数的に増大するはずだ。
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「もし私が死んだら、先生はどうされます?」 「その一日、禁煙しましょう」 「もし先生が死んだら、私は泣いてみたい。一度で良いから、泣いてみたいわ」 (森博嗣『有限と微小のパン』)
今日はある集まりで飲み会。 いまは別れの時期だ。
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季節は穏やかに終りを告げたね 彩られた記憶に寄せて さよなら 愛をくれたあの人は この瞳に揺らめいていた
行き交うあの人々が今は 遠くに感じられて ざわめきさえ薄れては 溜め息に消えてしまう (L'Arc~en~Ciel『the Fourth Avenue Cafe』)
2004年03月11日(木) |
駆り立てるのは野心と欲望、横たわるのは犬と豚 |
世界の頂点に上り詰めた人間は華やかに見えるかもしれない。 事実華やかなのは確かだが、 裏側では泥臭い努力や腹黒い駆け引きが横たわる。
しかし彼は止まらない。 どこまで行けるのか。 それを試すためかもしれない。
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