2004年08月31日(火)
「自分の感受性くらい」っていう詩を時々思い出します。 とはゆってもいつもの様にうろ覚えで、雰囲気だけなんだけど。
自分の感受性が鈍くなっていくのを世間や風潮や、 文化のせいにしないで、 自分で守りなさい、それくらい、大切なものなんだから。
っていう趣旨の詩。 ことりはこの詩を中学校の先生から習って、 (教科書の詩ではなく、わざわざ先生が持ってきた教材だったの) その時は「へー」ってしか思わなかった。 というか自分の感受性が鈍くなるなんてこと、全然思ってなかった。
だけど最近、この詩を感受性の強い中学生に教えたくなった気持ちが ちょっと分かるようになってきた。
世間の中で仕事をしていったり、生きていく時には 一つ一つにわざわざ心を動かしていく暇がないような気もする。
ある程度の事なら受け流して、毎日の生活をしていかないと 患者さんは待ってるんだし、書類もたまっていくし。
だけど、そうやって何物からも少し間をおいて、バリアを張って 生活してると、ふとした時に感受性が鈍くなっているのに気づくんだ。
心がかさかさになってきてた。 水やりの方法を学んでいかないとなーって思った。
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