2007年02月25日(日) 日本人の知覚 日本人が現実を見つめるとき、そこには独自の視点があります。例えば、池に石が投げられたとしたら、日本人は水面の波紋を見る。でも、西洋人は投げられた石の大きさや形などを気にする。波紋を起こした“モノ”を見るか、波紋という効果そのものを見るか。また光をとらえるときには、日本人には影への視点があります。“何で効果を生み出すか”ではなく“どのような効果が生まれるか”を重視する部分が西洋人とは決定的に違います。 GWENAEL NICOLAS(仏) |
2007年02月22日(木) 待ち受ける不安の大きさを心のどこかが予感していて常に浮き足立っており、集中力や緊張感を切り崩している。自分がこうしてぼんやり停滞している間も、世界では生産活動が活発に行われているのだと思うと、心強いようでもあり、取り残されたようでもある。 |