女の世紀を旅する
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2003年07月24日(木) 夏相場を読む 私の注目銘柄



●「夏相場を読む」              2003.7.24



外人買いで出来高が10億株を越えたこの1カ月間,東証は急伸し,ハイテク株も仕手株も低位株も大幅に上昇した。今後どうなるか,1万円台に乗せることが可能なのか否か,投資家たちは固唾をのんで見守っている。


何年かぶりで相場が活気づいてきている。不景気の株高現象が続いてますが日経平均を分析しますと週足ベースで一目均衡表で雲入りしたのは2002年の4月以来のこと。

この時は5月に12081円の高値をつけたが上雲があと少しといった処まで上昇したものの抜けなくて下落しましたが今回の上雲は1万飛び台ですが、その前に昨年高値の9320円が第一関門、そして第二関門が9700円近辺。それを難なくクリアした。

これを抜ければ上雲である1万0070円近辺を抜けるか否かになりますが意外に強い相場だけにひょっとしたらひょっとするかと思われたが,計ったように7月10日に1万0070円をつけてから下落基調にある。

やはり、この1万0070円を抜けなかったことで日柄調整入りとなってしまい問題はこれから再度1万円台回復があるか、否となってきてます。

ここからの投資戦術は下値目途9200円近辺、上値目途不透明として臨むことが賢明ではなかろうか。株価の好循環は市場が上がれば買い物が入り、買い物が上がれば市場が上がるという相場習性があります。
 しかし、この相場上昇好循環も一旦、反落となれば再び景気悪化とか銀行売りの需給悪化などから失望売りが出て株を投げさせられることになり、売るから下がる、下がるから売るの悪循環に陥るもので、このところに反落は安易な期待感が裏目にでた格好となってきている。

マスコミ等で株価が下がったと大騒ぎすれば底を打ち、株価が戻ったと大騒ぎすれば天井をつけるのがこの世界の習いですが基本的に今年11月20日頃の衆議院選挙までの「反落買い」に徹するのがベターではなかろうか。

選挙年は高い!とは日米とも選挙で勝ちたい一心から見せかけの景気回復を株価上昇で操っているとしたうがった見方もある。実際にもブッシュ政権の減税 など景気対策によるNY市場高と、小泉政権の<りそな救済>の金融危機回避など政府が選挙対策で必死に株価を支えているのは見え見えです。

今回の1万円台回復相場では古河電工,NEC,富士通,ソフトバンクなどハイテク株が急反騰して、ハイテク株の復活を印象づけたものですが、元々ハイテク株は高値から大幅安になっており、目先のリバウンド狙いが相場を勢いづけたとみることができる。

現在の段階ではまだ「期待」の段階であって、外人買いが止まって銀行・保険売りが出れば時価からまた半値の急落のリスクが残っており,油断は禁物である。

一方の1万円台乗せ前に市場を活気づけた仕手系株は、泰山グループが「ルック」の2,000円台乗せから、目標値達成感と大幅に担がれた売り方の「解散情報」など揺さぶられて反落する銘柄が目立っているが、解散説はそもそもこの泰山グループは総師の旧会員など周辺筋の連合体で、それぞれが自分の手持ち銘柄を”推奨”させるので戦力が分散し、実態は地場のディーラーなどちょうちん買いで株価が急騰したといういきさつがあります。そのディーラーがハイテク株に乗り換えたので今回,泰山銘柄が反落してしまったわけだが、総師筋は「ルック」など数社に絞っており,これらが堅調のうちは仕手銘柄もそう簡単には終息はしないと思われる。

ここ相場は、しばらくは「仕手系材料株」低位仕手株が「企業再生関連銘柄」という形で賑わいそうであるが,場合によってはハイテク株や銀行株が再び再人気化する可能性もある。





●私が注目している9銘柄 (7/24現在) 高配当銘柄が中心

7/24 東証9671円(+55) T0PIX945(+4)



プラネックス  197000円 配当2.5円 利回り1.3%

大都魚 137円 配当5円 利回り3.65 高利回り.130円が岩盤

アドアーズ 159円 配当5円 利回り3.14

東北エンター 200円 配当11円 利回り5.5% 抜群の高利回り銘柄.注目

セ タ 275円 将来化ける銘柄

クラボウ 161円 配当4円 利回り2.48% 出遅れ顕著

平安レイ 498円 配当17円 利回り3.4% 来期収益が急伸

ベスト電 410円 配当15円 利回り3.65% 高利回り.400円が岩盤

三栄コーポ 341円 配当8円 利回り2.4% 来期収益が急伸.中国関連


2003年07月22日(火) 《 生成の無垢 2 》 (ニーチェ格言集)


《生成の無垢 2》(ニーチェ格言集)












23. 私たちは、おのれが他人に加える害を考えてみる想像力を、なんとわずかしかもっていないことか。




24. 残酷さは、張りつめた誇り高い魂の持ち主たちの気持を軽くするものだ。彼らはおのれ自身に対して絶えず苛酷にふるまうのだ。苦痛を与えるということは、彼らにとって一つの祝祭なのである。




25. 敵に対しては,第二の敵よりもまさった対抗手段はない。




26. 意志が現れるやいなや,感情は解放感をおぼえる。つまり感情は受動的なので,意志が現れるやいなや,感情は休止し,受動的にはたらかないのだ。このことを人々は「意志の自由」と名付ける。




27. 意志の不自由を感ずる者は,精神の病いをかかえた者だ。意志の不自由を否認する者は,愚か者だ。




28. おのれの情動に打ち勝つというのは,たいていの場合には,その情動を一時的に阻止し,せき止めるということ,それゆえ危険をいっそう大きくするということにほかならない。




29. おのれの理性によって大いに苦しめられている者にとっては,情動は一つの気晴らしである,つまり一つの不合理として。




30. おのれの情欲を恥ずかしがることはない。恥ずかしがるためには情欲はあまりにも不合理なのだ。




31. 意志が創造するということ,それはすべての衝動が活動するということである。




32. 人々はけっして所有しない。なぜなら,人々はけっして存在しないからだ。人々はたえず獲得するか,それとも喪失するかだ。




33. 私たちの欠点は私たちの最善の教師である。だが最善の教師に対しては人々はつねに恩知らずである。




34. 精神的な高貴さの目印は冷静な眼差しに存する。




35. 心は,感激せるものてあり,そして精神は,勇気づけ(心を強くし),危険のさい冷静にさせるものである。




36. 健康上,一種の怠惰が消化のために必要である。体験の消化のためにも。




37. 誰かが大きくなろうと努めるのは,その小ささを示すことだ。最善の資質をもつ人間たちは小さくなろうと努める。




38. もっとも権力のある人間たちが偉大な俳優であったということを見抜くのに,人類の眼差しはこれまであまりにも鈍かった。




39. ある民族が後退するときですら,その民族は一つの理想を追いかける。その民族は前進しているとつねに信じているのだ。




40. 崇高なもののうちでは居心地のよくない者は,崇高なものを何か不気味で虚偽のものだと感ずる。




41. 長期にわたる大きな肉体的苦痛は,ひとを暴君に育てあげる。




42. いわゆる愛嬌のある者たちは,愛の小銭で私たちに釣銭を出すすべを心得ている。




43. 逆上するまでは,おのれの気力を知らない者が少なくない。




44. 狡猾な人間は,通常,単純な人間であって,複雑な人間ではない。




45. 絶望している者にその者の弱さについて語るという仕方でしか、絶望している者に強さを教えるすべがないことが,しばしばある。




46. 目に見えない糸でもって人々は最もかたく束縛される。




47. 大きな愛は,お返しをしたり報いたりしようとはしない。大きな愛という海で,報いるということは溺死してしまったのだ。




48. 人々は愛さざるをえない人を,なぜ人々はいつも同時にまた憎まざるをえないのか? 愛はあらゆる苦悶のうちで最大の苦悶ではなかろうか?




49. 君が,まず第一に,またどんなことがあっても畏怖の念を吹き込むのでなければ,誰ひとりとして,君の言うことを大変まじめに受け取って,ついには君を愛するにいたる者はないであろう。




50. 私たちはおのれ自身に対してよりも,他人に対していっそう率直である。




51. 私たちが或る人間から離脱したいのなら,私たちは彼の前で卑下しさえすればよい。このことはただちに彼の虚栄心を刺激し,そこで彼は逃げ去る。




52. 人々がおのれの隣人において憎むのは,その隣人が私たちの理想をもちえないという点なのだ。




53. 愛想のよさのうちには,多くの人間軽蔑があるが,人間憎悪や人間愛は少しも存しない。




54. 不屈の者のみが,おのれ自身について沈黙してよい。




55. 真理を十分にもっているなら,人々は人間たちとの交際のためにもはや嘘を必要としない。そういう真理でもって人々は彼らを欺いて,どこへなりと望みのままに誘惑することができる術をもっているからだ。




56. 嘘は認識者たちの博愛である。




57. 大きくなろうと努めている人間たちは,普通は資質のよくない人間たちである。それが,おのれに耐えるための,彼らの唯一のやり方なのだ。




58.生存の喜びを収穫する秘訣,それは危険に生きるということだ。君たちの町をヴェスヴィオス火山の山腹に築け,君たちの船を未知の海洋に送れ,君たちの仲間,また君たち自身との闘いのうちに生きよ。臆病な鹿のように森の中に隠れて生きることでことたりた時代は,まもなく過ぎ去るであろう。






2003年07月20日(日) 《 ニーチェ  生成の無垢 1 》

《生成の無垢 1》


          ニーチェ『生成の無垢』(吉沢伝三郎訳)









 ニーチェはすでに19世紀末に,これから到来する科学・技術社会においては「神は死んだ」というニヒリズム(虚無主義)が到来することを予想し,そのためにもはやキリスト教の価値観ではこれを克服できないという信念から,東洋思想に着目した。

 とくにニーチェが着眼したのは古代のインド哲学や,ギリシア哲学の知慧であり,これらの人間主義の哲学にニヒリズムを超克するための知慧を探求し続けた。

 「自分を最高に生きる」知慧こそが現代の日本人が見失ったものであり,目先の享楽や刹那的な生き方を,付和雷同的に追い求めて,自分個人の生き方のプリンシプルをもてなくなったところに,今日の日本人の精神の希薄性が感じられる。知識の理想を失った日本社会に残されているのはデカダンス(頽廃)だけなのかもしれない。これほど,知識への畏敬と尊敬の念を失った時代は過去にあっただろうか。

 もしも21世紀の価値観多様と散乱の中で,確固たる信念体系をもって生きていく知慧をを探すなら,ニーチェの人間洞察に関するアフォリズム(箴言)から学ぶ点が多いのではなかろうか。ニーチェは20世紀の時代世相を科学万能主義からくるニヒリズムの時代となることを予測し,ニヒリズム(虚無主義)の超克を一貫して主張してきた点に注目したい。







《 生成の無垢 》



1. 青年は,おのれの考えを常にあまりに強く述べる人に希望をかけ,男性は,その言葉が常にその遂行に比して控え目である人に希望をかける。




2. 経験をつんだ人間たちは,彼らがかつてきわめて愛した地域や人物へと立ち帰ることを好まない。幸福と別離とは,結局は結び合わされることになっている。人々は宝を携えて立ち去るのだ。




3. 後継者をもつということ―――このことが初めて人間を,間断のないもの,つながりあっているもの,断念しうるものにする。このことが最善の教育なのだ。
両親は,つねに,子供によって,しかも,もっとも精神的な意味でのそれをも含めて,あらゆる意味での子供によって教育されるものなのである。私たちの作品や弟子がはじめて私たちの人生という船に羅針盤と方針とを与える。




4. 私たちの本質の大部分は,私たちには未知である。それにもかかわらず私たちは,わずかの記憶を根拠として,おのれを愛し,何かまったく既知のものについて語るように語る。私たちは「自我」という幻を妄想しており,それが私たちをしばしば規定する。




5. 悲しみと官能的快楽。なぜ人間は,悲哀の状態にあるときには,官能的な楽しみに盲目的に身をゆだねる傾向がいっそう強くなるのか? 官能的な楽しみのうちにある麻痺させるものこそが,そういう人間の欲求するものであるのか?
それとも,是が非でもという情緒の要求? サンチョ=パンサは言っている。「人間があまりにもはなはだしく悲しみに身をゆだねるときには,人間は動物になる。」




6. 抑圧された気分の価値。なんらかの内的な抑圧のもとで生きている人間たちは,もろもろの逸脱へと傾く,――思想の逸脱をも含めて。





7. (対象喪失と心理的空白) 想像上の権力という泡が破裂する,これが生における主要な事件なのだ。その時人間は腹を立てて,あるいは打ち砕かれて,あるいは空(うつ)け者になって,身を引く。最愛の者たちの死,あるいは王朝の崩壊,友人の不実,ある哲学の,ある党派の支持しがたさ。そのとき人々は慰めを欲するのだ。言いかえれば或る新しい泡を。





8. 人々はためしてみなければならない。友人たちや,「私たちの幸福を心にかけてくれる」者たちのうちの誰が、あくまでそうであり続けるかを。彼らに一度粗暴なふるまいをしてみることだ。





9.  2日間の厳しい断食のあとでシャンペンを一口飲む者は,情欲にまったく近似しているなにものかを感ずる。何週間も或る暗い洞窟の中で暮らした人間の眼差しは,自然を覗き見て目の陶酔を覚える。情欲の何であるかを知っているのは,禁欲者たちだけである。





10. 発明的(創造的)な人間たちは,活動的な人間たちとはまったく別の生き方をする。彼らは,無目的な,不規則な活動が行われるための時間を必要とする。すなわち,もろもろの試みや新しい軌道。彼らは,有用な活動をおこなう者たちのように,熟知の道だけを歩むというよりは、むしろ手探りする。




11. 官能の強い人間たちは彼らの知的な力を彼らの神経が衰退する引き潮どきに初めて獲得する。このことが,彼らの生産に憂愁という性格を与えるのだ。




12. 私たちは,私たちの弱さでよりも,私たちの強さでいっそう容易に破滅する。なぜなら,私たちの弱さに関しては私たちは理性的に生きるが,私たちの強さに関してはそうではないからなのだ。





13. 勇敢さや快活な気分に満ちている心の持ち主は,ときどき多少の危険と冒険を必要とする。さもなければ彼らには世界は耐え難くなる。





14. 人々が独自の新しい道を歩みゆくとき,或る喜ばしい自己意識を維持することは,きわめて困難である。私たちは己にいかなる価値があるかを知りえない。そこで私たちは他の人々の言葉を信じざるをえない。そして,私たちが未知の道を歩みゆくというまさにこの理由で,他の人々が私たちを正しく判定することができないなら,私たちはおのれ自身に疑念を抱く。私たちは,喜ばしい,気力を奮い立たせる呼びかけを必要とするのだ。孤独な者たちは,さもなければ陰鬱になり,彼らの有能さの半分を失う。





15.人々は,堅気(かたぎ)の男と悪党との間の道徳的な違いをあまりにも大きく考えすぎている。泥棒や殺人者に対する法律は,教養がある者たちや富んでいる者たちに有利なようにつくられている。





16.恐怖からしてたいていは,他人の意見を顧慮することの説明がつく。愛嬌のかなりの部分がこれに属する。このように人間の善意は、遺伝の助けをかりて,恐怖によって育てあげられる。





17.名誉心の主要要素は,おのれの権力の感情を得るということである。称賛と非難,愛と憎しみは,権力を欲するところの,名誉心の強い者たちにとっては等しい。





18.愛着と嫌悪とは無思慮。愛着あるいは嫌悪が最初に噛みついてしまったときには,亀が棒に噛みついてしまって離れないときのように,離れることは困難である。愛と憎しみ,および亀は,愚かである。





19.なぜ愛着と嫌悪とはそれほど感染するのか? 賛否をさし控えることはきわめて困難であり,賛成することはきわめて快適であるからだ。





20.罵言(ばげん)は誰もが好きであるが、おのれ自身に罵言があびせられるのは当然だと信じる者は、誰ひとりとしていない。





21.懲罰を記憶しておれる子供たちは、陰険になり隠し立てをするようになる。しかし、たいてい彼らは忘却する――だから彼らは無邪気さを失わないのだ。





22.一人前の男においてはじめて家族の典型的な性格が完全に見えるようになる。とかく興奮しやすい、敏感な若者の場合には、それは最もわずかしか見えるようにならない。まず静けさが生じていなければならず、外からの影響の数が減少していなければならない。あるいは、他方敏感さがいちじるしく和らいでしまっているのでなければならないのだ。





2003年07月16日(水) 《 危険ラインを越えた北朝鮮の核兵器開発 》


《 危険ラインを越えた北朝鮮の核兵器開発 》

                        2003.7.16




●「戦争の危機」は絵空事ではない

 ペリー元米国防長官は7月15日付の米紙ワシントン・ポストに掲載された記事の中で、米国と北朝鮮が戦争に突入する危険性が高まっていると語った。また、北朝鮮が核実験や核弾頭の輸出を強行することへの懸念も表明した。「半年前、正しいことをすれば(北朝鮮の核問題は)処理できたが、私たちは正しいことをしなかった」と述べ、ブッシュ米政権の対応を厳しく批判した。

 同紙の取材にペリー氏は、米政府高官や盧武鉉(ノムヒョン)大統領、中国政府高官らと会談して、こうした結論に達したと説明した。「時間切れは目前だ。危機は深刻化している」と語った。

 また、ブッシュ政権が核やミサイル技術の拡散を防ぐために船舶の臨検などの強化を目指していることについては「挑発的なだけで効果的ではない」と批判した。その理由として「バスケットボールより小さいプルトニウムを運ぶのに船舶は必要ない」と語った。


 北朝鮮が使用済核燃料棒の再処理を再開し、核兵器用プルトニウムを大量に抽出したのが事実とすれば事態は一段と深刻化しよう。起爆装置の実験も実施しているという事実が本当ならば,実戦用の小型核兵器を持つ恐れが現実のものとなったといえよう。しかし、米ブッシュ政権はじめ周辺関係国は核開発を断固許さないと主張するものの、打つ手がない。ただ、日本の対抗策だけが目立つことになった。




●Red Zone(危機ライン)を越えた北朝鮮の核開発


 朝鮮日報は7月13日、北朝鮮の朴吉淵国連大使が米のプリチャード北朝鮮問題担当大使と会談、「使用済核燃料棒8,000本の再処理を6月末に終えた」と通告したと報じた。一方、ブッシュ政権高官も11日、北朝鮮が核燃料棒の再処理を行った証拠を米情報機関がつかんだと述べた。北朝鮮の再処理施設から出る排ガスを採取し、分析した結果、核再処理の際に出る「放射性クリプトン85」を検出したのだという。


 北朝鮮の核再処理の動きは、米情報機関も2月頃キャッチしたが、確認はできなかった。ラムズフェルド国防長官は2月8日、ミュンヘンで開かれた国際安全保障会議で「北朝鮮が今から再処理を開始すれば、5月か6月頃には核爆弾6−8発分のプルトニウムを抽出できる」との見通しを示していた。北朝鮮が再処理を終えたのが事実とすれば、ラムズフェルド長官が予測したとおりの展開ということになる。


 一方、韓国情報院は7月9日議会の秘密会で、北朝鮮が核爆弾用の起爆装置の実験を過去9年間に70回余りも実施したという調査結果を公表した。ニューヨーク・タイムズも1日、北朝鮮の核施設がある寧辺の北西40キロの龍徳洞に小型核兵器用の起爆装置実験場があるのを米偵察衛星が確認していると伝えていた。これらが事実とすれば、北朝鮮は核兵器用のプルトニウムと起爆装置を確保、ミサイルに搭載する小型核弾頭などを製造する態勢に入ったことになる。


 米クリントン政権は前回94年の核危機の時、北朝鮮が再処理を開始する時点をRed Zone(危機ライン)に設定。北朝鮮側が再処理工場に使用済み燃料棒を運び込むと同時に爆撃する計画だった。再処理が始まってからでは、放射能が拡散するなど二次災害の危険もあるからだ。カーター元大統領の仲介で攻撃は直前に回避されたが、ブッシュ政権も同様の爆撃計画を持つと言われたこともあった。だが、再処理が確実となった今も、同政権には動きがない。





●次の一手をめぐり関係国の足並み揃わず


 ブッシュ大統領は外交的手段による平和的解決を主張する一方で、武力行使も選択肢に含めるという和戦両様の構えをとっている。5月23日の日米首脳会談では「事態が悪化すればより強硬な措置が必要」という共同声明を出したが、これにはその意味が含まれている。だが、関係国のうち、この方針で一致したのは「対話と抑止」を掲げる日本だけだった。中国、ロシアは平和的解決を重視し、国連安保理が北朝鮮非難決議を出すことにも躊躇している。一方、韓国は米と中ロの間で迷走状態なのだ。


 盧武鉉(ノムヒョン)大統領は5月14日の米韓首脳会談では「脅威が増大する場合、追加的な措置を検討する」という共同声明に合意した。日米首脳会談の「より強硬な措置」より穏健だが、何らかの制裁行動を取ることで合意したものとみられた。


 ところが、その後これを忘れたかのような発言を続ける。盧大統領は5月27日ロシアのプーチン大統領と会談、「北朝鮮の安全を保障することが必要」という共同声明を出した。「北朝鮮の安全保障」は金正日政権が主張する「米朝で不可侵条約締結」と趣旨は同じであり、ブッシュ政権が拒否しているものだ。


 また盧武鉉大統領は7月7日、中国を訪問して胡錦涛国家主席と会談、そのあとの共同記者会見で「早期に当事者間の対話が再開されるべきということで(中国と)認識を共にした」と発言した。
 当事者間の対話とは、北朝鮮が主張する「米朝2国間交渉」を意味し、これもブッシュ政権が強硬に反対している。新華社通信はこの盧大統領の発言を「当事国同士の直接対話(Direct Talks)を促し、核問題の平和解決に向けて努力することを表明したもの」と英文で世界に配信した。


 ブッシュ政権が和戦両様の構えで北朝鮮と対決する場合、同盟国韓国との緊密な協調が鍵となる。しかし、盧武鉉政権は韓国の命運がかかる強硬策には二の足を踏む。韓国国内の世論も強硬策には反対している。

 英BBCテレビが5月下旬に韓国で行った世論調査では、「世界平和にとって、米国と北朝鮮のどちらが危険か」という質問に対し、48%は米国の方が危険と答え、北朝鮮が危険と答えたのは39%だった。盧政権が中国、ロシアに接近し、ブッシュ政権との共同声明を忘れたかのように振舞うのは、こうした国内の事情を反映している。





●進むのは日本の対抗措置だけ


 ブッシュ政権が核燃料棒の再処理に関連して北朝鮮の挑発的な言動に直面するのは今回が初めてではない。4月の米朝中3者協議の際、5月の米議員団訪朝の際など、北朝鮮はすでに数回にわたって「再処理を開始した」、あるいは「処理の最終段階を迎えている」などと米側に通告した。しかし、ブッシュ政権はこれを「北朝鮮が米側を交渉に引き込むための戦術」と解釈し、重視しなかった。米情報機関が再処理の証拠をつかんでいないことが、その背景にあった。


 しかし、イラク戦争で大量破壊兵器が発見できず、情報活動に疑義が出て、見直しが始まる。北朝鮮の核再処理問題でも、同様の見直しが行われた。NBCテレビによれば、米情報機関が今回確認した大気中のクリプトン85は、偵察機で大気を収集する従来の方法ではなく、別の新しい収集手段を使った結果検出できたという。見直しが成果を挙げたのである。偵察活動がマンネリズムに陥って効果的な情報収集ができなかったのに、ブッシュ政権は気づかなかった。その結果、対応する手段を持たないまま、北朝鮮の再処理完了の通告に直面したのだ。


 ブッシュ政権は当面、国連安保理での北朝鮮非難決議、KEDO(朝鮮半島エネルギー開発機構)の軽水炉提供事業の中断、PSI(大量破壊兵器の拡散防止構想)による海上臨検演習などの実現に外交努力を傾注する以外に打つ手はない。
 しかも、北朝鮮非難決議では、躊躇している中国、ロシアを説得しなければならない。KEDOでは、事業中断に反対している韓国を説得する必要がある。PSIはこの秋、参加11カ国による合同演習が実現しそうだが、北朝鮮と国境を接する韓国、中国、ロシアが参加していないなど、労多くして功少なしとしか思えない面もある。


 各国の遅々とした足並みに較べ、日本だけは着々と対抗策を構築している。日本各地の自治体が入港する北朝鮮船舶の監視、不審船対策、北朝鮮の麻薬ルートの追及など、PSIを先取りした措置を実施中だ。同時に、政府は北朝鮮を対象とする偵察衛星を打ち上げ、万一を想定した有事関連法を制定、ノドン・ミサイル対策として2005年を目処にミサイル防衛を配備する計画も推進中である。


 また、自民党憲法調査会が軍隊を持ち、国民に国家防衛義務を負わせる憲法改正素案をまとめている。数年前には考えられなかったような安全保障面の変化である。北朝鮮の核危機が日本の安全保障意識にいかに大きな影響を与えているかを示している。

 北朝鮮の脅威が数年間で日本国民の国家防衛の意識を一変させてしまった。恐怖心が泰平日本の平和気分を吹っ飛ばしてしまったのである。




2003年07月13日(日) 《 熾烈な争いの中国携帯電話市場 》

《 熾烈な争いの中国携帯電話市場 》

       2003年07月12日(土)日中ビジネス推進フォーラム 文 彬



中国市場は巨大である。果たして日本製携帯電話の中国市場進出での挽回はあるのか,注目すべきリポートなので,以下に紹介しておきたい。





●地位が脅かされる「4強」とローカル企業

 米調査大手ガートナー社が発表した今年第一クォーター(2002年1月〜3月)の世界携帯電話販売統計によると、ノキアがシェア35%でトップを独走し、群雄のモトローラ(2位、14.7%)、サムスン電子(3位、10.5%)、シーメンス(4位、7.6%)、エリクソン(5位、4.8%)を大きくリードしている。(パナソニックモバイルが7位、NECが8位)

 しかし、こと中国国内市場に限ってみれば、ノキア(諾基亜)はモトローラ(摩托羅拉)に対して逆に従属的な地位に甘んじているようである。昨年の年間販売シェア率を見ると、モトローラが25.8%で1位、ノキアは18.2%で2位である。(2002年の中国の携帯電話機生産台数は1億2700万台、前年比42%増)

 これは、モトローラが今も中国市場に対する先制戦略の恩恵を受けていることを意味している。世界2位の大手携帯電話メーカーであるモトローラは、1992年、天津に会社を設立し、本腰を入れて携帯電話の大量生産に乗り出した。以降モトローラは中国市場では業界ナンバーワンの地位を不動のものにして今日に至っている。中国ではモトローラは携帯電話の代名詞のようにユーザーに親しまれてきた。そのため2002年、モトローラ中国の携帯電話の生産は3750万台と2年連続ノキアにトップを奪われたものの、販売は1872万台と依然王座を独占している。

 しかし、中国国内における各社の販売台数推移を見ると、モトローラを含む海外メーカーが軒並み下降傾向を示している。対照的に中国産の販売シェア率は毎年ほぼ倍増のペースで急増している。そして、昨年度では中国ブランドはついにモトローラとノキアを抑えて約4割の市場を掌握するようになった。中国市場の「4強」と言われていた海外4大メーカーの地位がついに崩れたのである。

 ローカル企業の中にバード社(波導、所在地:寧波市)のような巨大メーカーも出現した。中国国内での販売ペースでは、1位のモトローラ(1,972.4万台)、2位のノキア(1,134.74万台)に続いて、シーメンスとエリクソンを追い越して3位に上り詰めた(678.55万台)。今年、国産携帯電話の市場シェアは60%に、2004年には80%になるとも予測されているが、その中でバード社は年間販売台数を1500万台に引き上げると豪語している。

 しかし製造台数から見れば、中国ブランドの合計もモトローラあるいはノキアを下回っている。海外輸出はわずか1%しかなく、「4強」と同日に語ることはできない。つまり、中国ブランドの市場は中国国内に限られてしまうということになる。その理由は主にブランド認知度にあると指摘されている。

 例えば、ノキアが70%の市場シェアを占める東南アジアでは、中国ブランドは中国国内を下回るような価格設定にもかかわらず、消費者を惹きつける魅力がない。白物家電のように中国ブランドの携帯電話が海外市場を席捲する日はまだまだ遠いように思える。だが、ここで指摘すべきことは東南アジア市場で好調なノキアブランドの携帯電話の大半が中国で製造されているものだということである。





●国産ブランドが売れた理由

 1999年、僅か5.5%だった国産ブランドの市場シェアが、3年後一気に40%近くも拡大した原因は何であろうか。市場アナリストの見方はおおよそ以下のようになっている。


 �_燭茲蠅皺然覆龍チ萠蓮�数年前中国で「贅沢品」だった携帯電話が今では生活必需品となっている。モトローラなどのブランドものは依然人々の高級嗜好をそそるものだが、一般市民は「花より団子」と、実用性がある程度満足出来るものならば低価格のものを選ぶ。今、市場を出回っている3桁(1000元以下)端末はほぼ全て国産ブランドである。


 �◆屮屮薀鵐瓶蝋ァ廖福嵒頁彳蓋�」)から「デザイン嗜好」(「機型導向」)への消費者心理の変化。家電やPCよりもモデルチェンジが速い携帯電話、一般消費者は品質よりもその外見と軽便さでものを選んでいることを一足早く察知したのは国産メーカーであった。技術や性能では負けるが、外見やデザインならば海外ブランドと戦う余地が大きい。例えば、バード社は昨年の一年間で「軽薄小」の折畳式携帯電話を20種類も市場に出した。「低価格、新デザイン」(「低価位、新款式」)戦略で消費者、中でも若者や農村部の消費者の流行をタイムリーに捕捉する国産メーカーはここでも海外ブランドに差をつけたのだ。


 �C詫�を活用した流通とアフターサービスへの注力。販売後の国産ブランドの欠陥品回収率は海外ブランドの2倍だと言われている。品質ではまだまだ海外ブランドの比ではない。しかし、国産メーカーが長年築いてきた、農村部まで深入りした販売網と気の利いたアフターサービスはこれを補完することが出来た。市場シェアではベスト10に入るTCL社は、県クラスの既存販売網を利用し、販促とアフターサービスを展開している。また、多くのメーカーは大型小売チェーンストアと直接販売契約を結ぶことによって、市場との距離を最大限に短縮した。

 また、国産メーカーが時には利益をぎりぎりまで下げて相手の信じられないほどの大幅値下げ要求に応じたことも珍しくない。「今は利益よりも市場だ」と国産メーカーのトップ達は口々に言う。


 �す�告戦。韓国の人気歌手金喜善(キム・ヒソン)さんはそのチャーミングな笑顔で消費者を魅了させている。テレビコマーシャル、駅や高層ビルの屋外看板、彼女の姿はどこにも現れる。莫大な契約金を支払っているが、TCL社はこのため儲かったという。パンダ社はCCTV2003年のゴールデンタイムのコマーシャル権を競り落とし、自社製端末を大々的に宣伝している。しかし、膨大な広告費による企業への圧迫も無視できない。純利益が3%以下になったメーカーもある。すでに広告費は研究開発費を上回っている国産メーカーが多いが、携帯電話を巡る広告戦はまだ始まったばかりだと市場アナリストが見ている。




●出遅れの日本と,日本製にチャンス到来

 80年代中ごろから、NEC、松下、富士通、沖電気、京セラなど日本を代表するメーカーがすでに中国での事業展開を模索していた。しかしその後、中国が採用したシステムはアナログではTDMA、デジタルではGSM、CDMAだったため、惜しくも商機を欧米勢に奪われ、家電のように大挙して中国全土に広がる場面はついに見ることができなかった。

 しかし、日本の通信業の長い歴史、特に通信をサポートする基礎技術(マイクロエレクトロニクス、新材料、音声処理、精密機器製造など)では今も世界をリードしているし、これをもって日本企業が後発でも参入できると中国の同業者も見ている。

 そもそも、昔も今も中国ブランドのコア技術のほとんどが海外のものであることにはなんら変わりない。それも近年は韓国と日本に頼るものが多い。2000年6月、中国はニンニクの輸入制限の報復措置として韓国の携帯電話部品の輸入を禁止した。いわゆる「ニンニク・携帯電話戦争」である。しかし、これによって国産機大手の中科健ら数社は生産ラインストップの危機に瀕していた。主要部品のほとんどは韓国からの輸入に依存していたからである。

 昨年日本が発動した中国農産物に対するセーフガードに中国政府がまともに対抗しなかった時も同様の理由が背後にあるのである。近年中国政府の指導もあり、携帯電話部品の国産率は年々高まっているものの、その多くはコア技術と関係のない部品である。

 実際に、2000年に入ってから日本勢の進出が目立ってきた。最初は新技術や新製品の実用化試験などの技術提携が多かったが、その後製造と販売に重心を移した企業も多くなってきた。例えば、三洋電機は1995年に中国の情報通信大手である中国普天と共同出資で会社を設立し、コードレス電話機の製造を行ってきたが、2001年12月からCDMA方式の携帯電話サービスの開始を宣言し、翌月から一部の地域で実施し始めた高速のCDMA2000 1xに対応した端末も生産するようになった。

 三洋電機は年間150万台を目安とし、cdmaOne方式の端末生産で中国でのシェア上位3社入りを目指す計画である。

 また、WTO加盟時の約束(コミット)により、2003年に入ってから携帯電話の輸入は課税対象から外れることになった。今年1月、深センせんとアモイで通関した輸入携帯電話はそれぞれ97.5万台(昨年同期の8・8倍)、11.8万台(昨年同期の24倍)となっている。具体的な統計数字は見当たらないが、日本製のカメラ付き携帯など、高性能端末も大量に上陸してきたと言われている。

 そして今、話題となっている「小霊通」によって、日本企業の独占的なノウハウと技術がさらに活躍する舞台を得るようになってきた。「小霊通」とは「無線市内電話」であり、利用者は電話開設を行った都市内でしか受発信ができないという意味で日本のPHSと異なるが、基本的には日本のPHS関連技術が応用されている。

 広東省から全国に広がった「小霊通」は、携帯電話の基本機能を持ちながら、約6分の1の通話料で利用できることによって爆発的な人気を博しており、つい先月北京市内でも解禁されたのである。

 日本企業にとっては、ほとんどライバル不在の商機である。
 すでに三菱電機、京セラ、三洋電機など、過去に日本のPHSで大活躍していたメーカーは動き始めた。「小霊通」はそのまま中国の携帯電話市場の勢力図を塗り替えかねないほどの衝撃力を持っていると見られている。そうなれば、後発の日本勢が中国で奇跡を起こすことも不可能ではない。








 【資料】
・「郵電月度統計資料」 中国情報産業部
・「2002年、中国携帯電話の製造と販売に関する分析」 万暁東 中国情報産業部
・「2002年、中国携帯電話機・部品産業の展望」 株式会社富士経済
・「中国の携帯電話市場分析」 経済参考報
・「中国の携帯電話市場がすごいコトになっている」 大門太郎 Mobile News Letter


2003年07月07日(月) 《 子供を「のろま」に育てる方法 》


《 子供を「のろま」に育てる方法 》

                      2003.7.7









●自分の子供をのろまにする方法

 とてもカンタン。お母さんが身の回りの世話をすべてやって上げればよろしい。あなたの子供が幼稚園児にしても小学生にしても、幼稚園や学校に行くときの仕度をお母さんがすべてやって上げれば間違いなく子供はのろまになります。ハンカチ、ちり紙、洋服、靴下、すべて揃えてあげましょう。洋服を着せるのも手伝って上げます。また、学校の時間割りを見て、今日の学科を確かめましょう。体育があれば体操着を、音楽があれば笛やハーモニカなど忘れてないかお母さんが調べて上げましょう。つまり、子供さんはただ立っているだけで仕度は終わるようにしましょう。ここまですれば、完璧なのろまの出来上がりです。



 このような親子は意外に少なくありません。教科書までそろえる母親は珍しいでしょうが、ハンカチ、ちり紙、洋服、靴下をそろえて上げる母親はどこにでもいます。こんな親子でも、学校へ行く前にちょっとしたことで親子喧嘩をたまにします。喧嘩をした時は、母親は何もして上げません。普段は突っ立っているだけで仕度が終わるのに、喧嘩をした朝は母親が仕度をしてくれないので子供は困ってしまいます。ハンカチや靴下の場所は知っているのですが、いつもと勝手が違うので機敏に動くことが出来ません。何もしないでいるそんな息子(娘)を見て母親が一言。

 「お前は、のろまだねえ」

 

 

●自分の子供を 嘘つき にする方法

 これもそれほど難しくありません。父親(母親でもよい)が子供に対し、たくさん命令を出してあげましょう。ああしなさい、こうしなさいと、厳しく厳しく育てます。勉強のことは勿論、クラブ活動、塾、友達への接し方、生活態度から話し方まで事細かに口を挟みましょう。たくさん命令を出されれば、当然子供さんはすべてこなすことが出来ません。そのうち、嘘をつくようになります。命令と行動のギャップを埋めるために嘘でカバーするのです。あなたはこの嘘を見逃して、構わず命令を出しつづけましょう。やがてあなたの子供は嘘をつくのが体に染みつき、大人になっても嘘つき人間でありつづけるでしょう。ただし、最悪の場合、あなたは子供に殺されるかもしれません。


 命令をたくさん出す厳しい親も未だに存在します。このような親は、子供が大きく立派に育ってほしいという願望からではなく、自分の思い通りに動かしたいために多くの命令を出すのです。子供の考えをまったく尊重せず、自分が考えている人間に育て上げたいだけ、つまりエゴイスト。多くの命令を出されればとてもすべてをこなせません。そして嘘を覚えるのです。実際に行動するより嘘のほうがラクですから。また、親の前ではいい子になります。親の機嫌をとるのがうまくなります。親がご機嫌であれば平和と思うようになります。エゴイスト親は、子供が嘘をついていることに気づこうとせず、自分の前でイイ子になっている子供に満足します。

 あなたの周りにも嘘をつくのが癖になっている人がいるかもしれませんね。もしそうなら、どうしようもない奴と思っているでしょうが、親のしつけが悪かったのだと思えば、その人に同情するかも。

 

 


●自分の子供を 小心者 にする方法

 これもカンタン。母親(父親でもよい)が自分の子供に対して、普段から次のような言葉をかけてあげましょう。「あなたには無理よ」、「危ないから止めなさい」など。つまり過保護に育てるだけでなく、子供の可能性をワケもなく否定してあげましょう。また、子供が大きな夢を語った時は、冷笑してあげましょう。間違いなく子供は傷つき、大きな夢を持たない子になるでしょう。

◇

 とても不思議なのですが、母親同士の会話の中で、「うちの子には無理よ」とか「うちの子なんかダメよ」と子供の前で平気でしゃべる母親がいます。どういうつもりでそんなことを言うのか、卑下しているつもりなのか遠慮しているのか、いずれにしてもこんなことを言われたら子供はダメになるでしょうね。

 どういうわけか日本人は褒めるのが下手なようです。照れくさいのでしょうか。
 ボクシングの名トレーナー故エディ・タウンゼントさんが生前に、
「褒めることだよ。選手に暗示を与えるのさ」。

 特に小さな子供は母親の暗示にかかり易い。「ダメ」とか「馬鹿」と言われればカンタンに暗示にかかってしまうわけですよ。

 姉を持つ弟は大物になりやすいと言われています。お姉ちゃんと弟が遊びに行くと、弟が危険なことをしてもお姉ちゃんは母親のように「危ないからやめなさい」とは言いません。弟の冒険を許します。これが大物になり易い要素と言われています。





●間違い育児の原因と結果

�〔仁瓩靴垢�ると・・・・・・・・・・・・・・・・ウソつきの子になる
�∧�を与えすぎると・・・・・・・・・・・・・・・ 欲張りの子になる
��手伝いがすぎると・・・・・・・・・・・・・・・ 怠け者になる
�ぞ�言を言いすぎると・・・・・・・・・・・・・・ 怒りん坊になる
�ゴ鼎笋�すと・・・・・・・・・・・・・・・・・・ わがままな子になる
��行動を制止しすぎると・・・・・・・・・・・・ 臆病な子になる
�Э討寮験菎崚戮�だらしないと・・・・・・・・・ 遊び好きな子になる
�┸討�他人の悪口を言うと・・・・・・・・・・ ・意地悪な子になる
��親が動物を苛めると・・・・・・・・・・・・・ 残酷な子になる
��親が嘘をつくと・・・・・・・・・・・・・・・ ずるい子になる




●正しい育児の原因と結果

�/佑暴�けられて生きていることを教えると やさしい心の子になる
�∈て颪鮠茲蠕擇蕕擦襪函ΑΑΑΑΑΑΑΑΑΑΠ媚屬龍�い子ができる
�I塋悗鯡�あわせると・・・・・・・・・・・・考え深い子になる
�た討�弱い人や動物にやさしくすると・・・・・思いやりのある子になる
�イ�手伝いをさせると・・・・・・・・・・・・責任感の強い子になる
�Ε螢坤爐△訐験茲鬚気擦襪函ΑΑΑΑΑΑΑΑμ世襪し鮃�な子になる
�Э討�心を磨いているのを知ると・・・・・・・知恵のある子になる
�┸討�勉強しているのを見ると・・・・・・・・勉強好きの子になる
��物を作る喜びを知らせると・・・・・・・・・物を大切にする子になる
��親が親、祖先を大切にすると・・・・・・・・親思いの子になる






●三つ子の魂百まで

 現在の大脳生理学者たちは、「ゼロ歳から2歳までの脳の発達と、2歳から20歳までの脳の発達量は同じである。しかも2歳ころまでは、母親は1日4時間子供と接していないと脳は正常に発達しない」と、言っている。

 赤ちゃんの目は見えても物が言えない時期には、夫婦は何をしてもわからない(赤ちゃんに)と思いがちだが、実際は違う。夫婦喧嘩を赤ちゃんの前でやれば、赤ちゃんの脳の中には夫婦喧嘩が脳の配線としてちゃんと残るのである。しかも、赤ちゃんの脳の中に最初に配線されたものはかなり強い印象となって残る。



2003年07月06日(日) 《 賢人たちの箴言 3 》


《 賢人たちの箴言 3 》

   2003.7.6








●愛にあふれた人は、愛にあふれた世界に住みます。敵対的な人は、敵対的な世界に住みます。あなたが出会う人は、あなたの鏡です。
                   〈ケン=ケイエス=ジュニア〉


☆楽しい時には、皆ほがらかに見え、機嫌が悪い時には、皆が敵意を持っているように感じます。他人の印象は、自分の心の反映であることが多いものです。




●つねに真実を話さなくちゃならない。なぜなら真実を話せは、あとは相手の問題になる。 〈ショーン=コネリー(俳優)〉


☆本当のことを話しても、どう受けとるかは相手の問題です。嘘をつけば、それは自分の責任になります。





●われ事において後悔せず。 〈宮本武蔵〉


 ☆後悔して悩んだところで、過去は変えられないのですが、それでも悩んでしまうものです。そんな時は、決して後悔しない、という心構えが大切です。




●荒々しい毒づいた言葉は、根拠の弱いものであることが多い。
                     〈ヴィクトル=ユーゴー〉


 ☆自信のない主張を無理矢理通そうとするときは、乱暴な態度で、根拠の無さをごまかしたりするものです。




●自分を気づかうことだ。自分には自分しかいないのだから。
                 〈グルーチョ=マルクス(俳優)〉


 ☆人生の最初から最後まで付き合ってくれるのは自分自身だけです。自分自身を十分に気づかってあげましょう。




●私は平衡の人間である。ボートが右へ転覆しそうになると、私は本能的に
左へ身をのりだす、逆の場合には逆の動作をする。〈トーマス=マン〉


 ☆極端になってはいけません。どんな場合でも精神のバランスが大切です。




●うわべになにか「徳」のしるしをつけないような素直な「悪」はない。
                        〈シェイクスピア〉


 ☆どんな悪巧みも、表面では何かうまいことをいって近づいてきます。




●何でも空想で考えず、物に当たって活発にやるがよい。その時に出てくる
知恵は、空想でこねまわしたものより、ぐっと生々している。〈田山花袋〉


 ☆想像で対処方法を考えるより、実際に物事に当たってしまった方がずっと良い知恵がでるものです。




●細部を気にしていると、人生は少しづつ浪費されてゆく。
                   〈ソロー(米 思想家)〉


 ☆細かい事を気にしていると、積もり積もって多くの時を無駄にしてしまいます。



●何事につけても、希望するのは絶望するよりもよい。可能なものの限界をはかることは、誰にもできないのだから。 〈ゲーテ〉


 ☆可能なことの限界は誰にも分かりません。希望は持っていましょう。




●自分を品よく美しくしたいなら、美しいものや崇高なものを尊び清らかな心を持つことが大切です。  〈マーフィー〉

 ☆その人の趣味や好みは、自然と人柄にも現れてきます。趣味によって自分を変えることもできるでしょう。




●人にはすべて能不能あり。一概に人を捨て、あるいは笑うべからず。
                           〈山岡鉄舟〉

 ☆誰でも必ず得意なことはあります。短所だけで判断してはいけません。




●完璧主義になるな。自ら身動きを取れなくなり、何をしても自分の期待が満たされなくなる 。

          〈エレン=スー=スターン(米 女性コラムニスト)〉




●面白いと思わなければ、面白いものは何もない。
                 〈ヘレン=マックインズ(作家)〉


 ☆積極的に楽しみましょう。冷めた目で見ていては、何も楽しめません。


2003年07月05日(土) 《 賢人たちの箴言 2 》

《 賢人たちの箴言 2 》

                        2003.7.5









●冷たい心ではなく、未発達な心。 〈E・M・フォースター(英 作家)〉


☆冷酷な振る舞いをする人は、心が冷たいのではなく、心が未発達な場合が多いものです。





●世の中に無神経ほど強いものはない。 〈勝海舟〉


☆些細なことを気にしていると何もできません。時には無神経になることも必要です。





●今の瞬間だけに生きよ! 〈マルクス=アウレリウス〉


☆過去を振り返らず、先のことを心配しないで、ただ今の瞬間だけに集中しましょう。





●人は必要に迫られるとすぐに実力を発揮する。 〈ピタゴラス〉


 ☆せっぱ詰まった状況になれば、必要な行動はとれるものです。





●われわれは、たとえどれほどの恥辱を自ら招いたとしても、ほとんど必ず
 自分の力で名誉を挽回できるものである。 〈ラ=ロシュフコー〉

☆誠心誠意、努力すれば、どんなことがあったとしても信頼を回復することができます。




●陽気な心は,薬のように人のためになる。 〈ソロモン〉


☆ただ自分が機嫌良くしているだけで、周りの人も幸せにすることができます





●報われぬ愛はなし。これか、あれか、方法は違うが、報いられるのは確か である。 〈ホイットマン〉


 ☆形は違えども、与えた愛情は必ず返ってきます。






●師の跡を求めず、師の求めたるところを求めよ。 〈孔子〉


☆尊敬する人を目指すのではなく、尊敬する人の目指すことを目指しましょう。




●体が弱くなると、どうしても感情的になる。自分一人の孤独に堪えなくな る。他人にすがるようになる。活発な心境が保てなくなる。〈田山花袋〉


 ☆良い精神状態を保つには、体の健康が大切です。




●人間、一生わずかのことなり。好いたことして暮らすべきなり。
                           〈山本常朝〉

☆人生に与えられた時間は短く、限られたことしかできません。どうせなら、自分の好きなことをして暮らしましょう。



●人生をより良くするためには、心の状態を前向きの状態にする事が先決で す。  〈カーネギー〉


☆人生は、心構えによって変わってきます。人生をより良くするには、まず自分の心から変えていきましょう。



●人にものを教えることはできない。みずから気づく手助けができるだけ  だ。 〈ガリレオ=ガリレイ〉


☆教えてもらっても,自分で納得しない限り、身につくことはありません。自分で考えるよう、手助けできるだけです。





2003年07月03日(木) 《 賢人たちの箴言 1 》

《 賢人たちの箴言1 》

                       2003.7.3







●怒りっぽい人は他人を罰するよりも、むしろ自分を罰する方が多いものである。 (新島襄)

 ☆自分に厳しく、自分の過ちが許せない人は、同じように他人の過ちも責め、厳しく批判してしまう場合があります。




●誰のためであれ、人生の重荷を軽くしてあげる人であれば、その人は無用の人ではない。  (ディケンズ(作家))

 ☆人の苦しみを少しでも取り除いてあげられる人なら、どんな人でも、価値のある人だといえます。




●人間の教養とは野生を失うことではなく、野生を洗練させることである。
                          (岡部伊都子)

 ☆性格の粗雑な部分を切り捨てるのではなく、教養や経験などで磨きあげることによって、個性は光り出してきます。




●幸いなるかな、天の流転に従いて静かに流転する人々。(モンテーニュ)

 ☆人生の自然な流れに逆らわず、静かに受け入れていくことは最上の生き方です。




●悪い想像はどんな強気の人をも及び腰にし、良い想像はどんな弱きの人をも積極的にします。 (マーフィー)

 ☆だれでも希望を持てば力が湧き、悲観すると力を失います。




●大きく考えよ。大きく考えれば、あなたはきっと大きな体験をするでしょう。(マーフィー)

 ☆自分の限界は、自分で決めてしまっている場合が多いものです。もっと大きく考えれば、それだけ大きな体験ができるでしょう。




●一人の人間には、その運命と人生を決するような時が生涯一度や二度は必ずあるものであり、それを乗り切った瞬間、彼の未来は全面的に変わるものだ。 (マーフィー)

 ☆一番苦しい時は、一番のがんばりどころです。それを乗り切ることができたら、未来は大きく開けてくるでしょう。




●人は喧嘩する時、双方とも悪いと感じている。 (ゲーテ)

 ☆双方ともに悪いところがなければ喧嘩になりません。相手を責めている時でも、少しの後ろめたさや罪悪感はあるものです。





●自分は、人生はむつかしく解釈するから、分からなくなるのだと思う。
                      (武者小路実篤(作家))

 ☆起こることを、ありのままに見つめれば、人生は単純です。けれど、分析して、難しく考えていくと、非常に複雑なものになります。





●笑いに勝る攻撃はない。 (マーク=トゥエイン(作家))

 ☆問題が起きたら、笑顔で応戦しましょう。笑いにかなうものはありません。




●子供に愚かだと信じさせると、一層愚かな行いをする。
                   (ジョン=ホルト(歌手))

 ☆人は自分が愚かだと信じた時、本当に愚かになります。短所よりも長所に目をむけることが大切です。





●多く笑う者は幸福にして、多く泣くものは不幸である。
                       (ショーペンハウエル)

 ☆幸せの基準は単純で、よく笑い、楽しむことができる人ほど幸福なのかもしれません。




●今から一年もたてば私の現在の悩みなどおよそ下らないものに見えることだろう。
                    (サミュエル=ジョンソン)

 ☆1年もたてば、大抵の悩みは解決しています。どんなことでもあまり深刻に悩まない方が得です。





●人間の知性は、新しいことに目覚めて広がり始めると、元の大きさには戻らない。 (オリヴァー=ウェンデル=ホームズ(作家))

 ☆興味のある新しい分野に目を向けてみましょう。自分の世界が、今までの限界を超えてどんどん広がっていくでしょう。







カルメンチャキ |MAIL

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