あまり好きでないXmasも終わり、街に静けさが戻ってきた。 学校も休みになり、毎日のお弁当作りから解放されて ほっ… と気が緩んでしまった。 その途端に風邪を引いたのか、おなかは痛むし、喉はひりひり ぐったりしてしまった。 そういえば毎年 年末は寝込んでたりするかも(^_^;)
一年の疲れがどっと出る頃。 やらなくてはいけないことは山になって、気は急くばかりだけれど 鬼が笑ってもいいから、ちょっとのんびりしちゃおうかな。
2002年12月19日(木) |
Xmasイルミネーション |
久しぶりに新宿へ出かけた。 南口にあるXmasイルミネーションがとても綺麗なので それを娘に見せてやりたくて、道案内に友人を誘った。
雨がぱらついたけれど、青いライトで飾られた橋 アーチ状に作られている さまざまな光の中を歩いて 日常を忘れてきた。 煌びやか過ぎるイルミネーションは好きじゃないから、 闇の中 仄かに光る儚げな灯りに心を惹かれる。
実はウチの前の住宅に、ラ○ホテルのような飾りつけをしてる家があって いまいち閉口してしまってるの。 ごちゃごちゃ光ものをただ飾っても、少しも綺麗じゃないよね。 そういうセンスも磨いてほしいなぁ… って思っちゃう。
それで、新宿までイルミネーションを見に行ったの。 そこ、とっても素敵なんだよ。 お正月過ぎまで点灯しているそうだから、東京に住んでいる方は ぜひ行ってみては?
それから―― もとMALICE MIZERのmanaさまがデザインした ブラックゴシックのお洋服のお店「モア・メーム・モワティエ」も 訪ねることができた(*^_^*)
ゴスロリ調の洋服が並ぶ一角に、蒼いバラをアーチに巡らせた そこだけ浮かび上がるような漆黒の空間があって ディスプレイも洋服のデザインも、それはもう美しい… のひとこと。 ためいき…
10年ぶり位の新宿は、懐かしさもいっぱい。 相変わらず社会の縮図のような街だけれど、素敵な場所も増えている。
2002年12月18日(水) |
大切なものってなんだろうね。 |
深夜に再放送されていたミステリードラマ「Quiz」 人の心の裏側を描いたストーリーが、どんな結末を迎えるのか 興味があって見守っていたのだけれど…
残念ながら、まったく期待はずれだった。
『くいずです あなたのたいせつなもの なーんだ』 犯人からの謎かけのメールで始まる事件の結末は、 闇を抱え苦しむ主人公を、ただの物分りの良い大人にしてしまっただけで 真犯人の真に意図した事件の内容にまで触れることなく 中途半端で終わってしまった。
大切な存在=子供からせがまれたら、たとえ仮面夫婦であっても 家族ごっこをするのが「真のしあわせ」なんだろうか。 外食したり、食べきれない量の料理を注文して残すことも、 また たとえ嘘であっても、絵に描いたような家族像が 「しあわせ」というものなんだろうか。
わたしは答えが何処か他にあるような気がしてしまった。
子供が居なくても、しあわせに暮らしている素敵なご夫婦を知っている。 離婚しても、いきいきと頑張って暮らしている人を知っている。 親が離婚しても、その意味を理解し、チカラになって 支えてあげている子を知っている。 闇を抱えていても、賢明に生きている友達を知っている。
そういうことは―― 彼らは「しあわせである」とは言えないのだろうか。
大切なものは、きっと人それぞれいっぱいあるものだと思う。 でもその中の「本当に大切なもの」って、いったい何だろうね。
2002年12月13日(金) |
とりあえず ひと安心 |
12日の三者面談も、たった10分で終わってしまって 拍子抜けしてしまった。 なんとか志望校を推薦扱いで受験できることになって 担任の先生も他を受けることはしなくて大丈夫と仰るし とりあえず ひと安心だけれど――。
いろいろ心配して他の高校を見に行ったり、喧嘩したりしていたのは なんだったんだろうっていうくらい、肩の力が抜けた。 それでもやっぱりほんとに大丈夫なんだろうか…。 都立の願書だけは、出しておいた方がいいかな。
とりあえず落ち着いて、のんびりゲームしてたりする娘を見ていると、 なんだか本当にこれで大丈夫なの?って言いたくなってしまう。 休息も必要なんだけれどね。
やっぱり親は心配だけしかしてやれることないなぁ。
娘の50パーセント合格の知らせをとても喜んで、 友人が近くまで遊びに来てくれた。
娘も一緒に、簡単だけどレストランで「とりあえずおめでとう」の 祝杯をあげた。
帰り道に寄ったゲームショップで、「ゼルダの伝説〜風のタクト〜」を デモプレイして遊んでしまった。 娘も気がつかなかった謎解きをして「へへへ〜〜♪」なんて 得意がっていたわたしに、周りに居て眺めていた子供たちが 羨ましそうな視線をおくっている。 子供と一緒にゲームを楽しむママって、少ないのかな。
この新作ゼル伝を予約すると、「裏ゼルダ」というおまけがついてくる。 密かに開発されていた未公開ゼルダとか、ファンなら 飛びついちゃうほどのシロモノ。 これが何処のゲームショップにもなく、「ゼル伝」を予約することも 諦めていたのだけど、なんと!ココにあったのだ!(^○^)
早速予約を入れて、ほくほくしてしまった。 「灯台下暗し」とは、ほんとにこういうことを言うんだろうな。
遅くなって帰る道、上弦へ向かって膨らむ氷った三日月が 西の夜空に大きく懸かっていて、素晴らしく美しかった。
(12/10 tue 2002)
東京では12月の積雪は11年ぶりで、更に大雪は15年ぶりだそうだ。 ここは郊外で、都心よりも少し気温が低いからか、15cmも積もった。 雪かきや屋根の雪下ろしに、半日かかってしまったけれど、 一面の銀世界を写真に撮ったり、ミニ雪ダルマを作ったりして 結構楽しんでしまった。
東京の雪は水分が多くて重いから、すっかり筋肉痛になってしまって ばったり☆へばっていた午後、娘と一緒にココアを飲んで のんびりしていたら、電話が鳴った。 娘の担任の先生だった。
諦めきっていた第一志望の高校に、推薦扱いで受験できることが 決まったという朗報だった。 推薦枠がかなり厳しく、娘はぎりぎりのラインだったので 一般入試を受けることにはなったけれど、それでも 3年間無遅刻・無欠席・無早退の皆勤であることや、 検定を3種類持っていることなど、いろいろな優遇措置を頂いて 行きたい高校を受験できることになった。
レベルの高い難関校だけれど、娘にはどうしても行きたい目的がある。 入学してからついて行かれるか、親としては不安があるのだけれど 目的があるから頑張れるんじゃないかな とも思う。 何の目的もなく高校生活を送るよりは、頑張ったという充実感とか 達成感とかの残る3年間になるかも知れない。
この50パーセントの合格は、彼女の普段の頑張りからくるもの。 あとは自分の学力でゲットしなくちゃね。
でもとりあえずは、諦めていた願いが半分叶ったのだもの。 ちょっとだけ祝杯をあげても―― いいよね。 (^-^)/▽☆▽\(^O^)
(12/9 mon 2002)
深夜にふっ と目が覚めて、耳をすました。 外の音がとても静か――。
こういう夜って、雪が降るんだよね… 予報でも雪がちらつくかもって言ってたし なんて思いながら窓の外を見てみたら…
雪が降ってる!
夜の闇の中、真っ白な雪がふわふわ落ちてくる。 雪の白さっていいな…。
ここは東京だけど郊外だから、都心よりは気温が少しだけ低いので 雨が雪にかわったんだろうな…。
12月の初雪。 外に出て、雪の匂いをいっぱい吸い込んできた。
12日の三者面談までに、最終的な進路を決めておかなきゃならないので、 娘といろいろ話し合うのだけど、結局最後には喧嘩になってしまう。 あ゛〜 胃が痛いなぁ…。
第一志望はかなりレベルの高い難関校で、2学期の内申で 無理かどうか判断されてしまう。 彼女はその高校へ、とっても行きたいと思っているのだけれど… ちょっと無理そうな気配。
成績で個人を判断されるのは、やっぱり悲しいなぁ…。
ちょっと遠いけれど、娘の実力で悠々入れそうな高校を見つけた。 特進コースでも◎なところだ。 (あ゛でもわたしは教育ママじゃありませんのコトよ。) 学校見学にも行ってみたら、結構良さそうな雰囲気。 射程圏内に入れておこう。
でも塾長さんってば、第一志望はもう無理だとか あっさり冷たく言っておきながら、そこの高校の話をしたら、 そこまで急に落とさなくていいんじゃない? だって。
不景気の上に、子供の数が減少しているから、受験生は金の卵。 レベルを落としちゃうと、塾へ通う回数も減っちゃうから慌ててるんだろうね。 なんだか内部事情見えてしまって、ちょっと嫌な気分。
娘は、そんな大人の思惑を見て、どんな気持ちがしただろう…。
他の月ではそんなこと感じないのに…
師走12月は気忙しいことが多いから、なんだかばたばたと 急ぎ足で駆け去ってゆくような、そんな音まで聞こえてきそう。
11月の終わりごろから、もうXmasの飾りつけが始まり なんでそんなに急ぐんだろう って 急かされてるみたいで嫌なキモチがしてた。 もうちょっと ゆっくりだっていいじゃない。
Xmasって好き?
わたしはXmasには、悲しい思い出が多くて好きじゃない。
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